この問題で大林組との契約は,税制投融資を活用している以上あり得ないからだ.
入札のやり直しには時間がかかる.
また,もともとJR東海が組もうとした大林組ではないため,調整は難しくなるはずだ.
意思疎通が悪くなるのは確実.
なぜ,早々とJR東海が開業への影響がないとわざわざ宣言するのは,仲間である大林組を守ることで,JR東海への追求や疑惑をかわすためだ.
しかし,この事件においてはJR東海から大林組に何度も入札価格をリークしているのだ.
その意味は・・・裏金?
Yahoo!より,
「27年開業」への影響否定=リニア入札不正で―JR東海社長
12/13(水) 17:53配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000116-jij-soci
記事より,
JR東海の柘植康英社長は13日の定例記者会見で、リニア中央新幹線工事の入札不正事件に関連し、2027年に東京―名古屋間で開業を目指す計画への影響は「想定していない」と述べた・・・
想定と現実は異なるとあとでいくらでも言える話しだ.
もちろん,こんな大規模なトンネル工事の例はない.
もともと不確定要素が高いので,明らかに今回の大林組の談合によるためとは言い難いというのはあるだろう.
しかし,それも損害賠償を請求するとなれば話は別で,いかに開業が遅れて損害を被ったかというアプローチを取れる立場だ.
それをしないのはお互い様というところがあるからに違いない.
記事にあるように,
柘植社長は「捜査には全面的に協力していく」と述べる一方、JR東海の社員が入札情報を大林組側に漏らした疑いに関しては、「捜査に関わることは答えを控える」と述べるにとどめた・・・
ということで,裏取引はすんでいるような口ぶり.
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