予想通りといえばそうなのだが。
Yahoo!より、
神戸製鋼データ改ざん 鋼線や特殊鋼など9製品でも 社長「不適切な行為あった」
10/13(金) 17:27配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000545-san-bus_all
記事より、
神戸製鋼所は13日、一連の性能データ改竄問題で新たに鋼線や特殊鋼など9製品でも、不適切行為が確認されたと発表した。同社が12日時点で「不正はない」と説明していた鉄鋼製品にも問題が広がった。また、アルミ・銅製品でも新たな不正が見つかった。顧客との間で取り交わした性能検査の一部を実施していなかったり、検査データを書き換えたりしていた・・・
やりたい放題のようだ。
こうなると何が正しいスペックの製品かなど分からないだろう。
特殊鋼ということで鋼材までがデータ改ざんであり、つまり、これは必要な強度がないという意味だ。
少なくとも改ざんされてたものである以上、必要な性能があるとは確認できない=性能が足りないとしか判断できない。
特に大地震など通常は問題なくても大地震といった大きな力が働くような場合に必要な強度を備えてない建物や橋などがあらゆるところに存在する可能性もある。
すぐに神戸製鋼所の材料を使った製品、建物、橋、などのリストを公表する必要がある。
あくまで現時点で公表されているのは以下の改ざん製品リスト。今後もっと長いリストになるだろう。
http://www.kobelco.co.jp/releases/files/20171013.pdf
なにしろ、上記の資料には、
自主点検および緊急監査として、2017 年 9 月より、神戸製鋼所本体及び国内外 のグループ会社に対して、顧客要求仕様と検査成績書、及び検査成績書と検査実績の現物 の突合せによる確認を進めております。新たに不適切行為が確認された場合には、迅速か つ適切にご報告させていただきます
と書かれているのだ。
まだまだリストは長くなる。
公表されているなかで、最も古い不正案件は2007年4月から。
従って、基本的に2007年4月より前に神戸製鋼所関連の材料を使った製品、建物、橋梁などは安全性の確認と交換が求められることになるだろう。
その数は膨大になることは間違いない。
また、リリースには以下、
http://www.kobelco.co.jp/releases/1197813_15541.html
10月11日付の日本経済新聞において、当社が不動産事業の売却の方針を固めたとの報道がございましたが、報道されているような事実はございません・・・
ともある。これは、物件に問題があることからヂューデリジェンスではねられる物件ばかりということが発覚するからではないだろうか?
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