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TVタックルより。
タレント大竹は、現地の復興が遅い、とか、震災関連死としての自殺者を取り上げる。また、仮設住宅が狭いと騒いでみたり。土砂災害危険区域だとか。また、住宅ローンなど災害があったらちゃらだろうと？
そうしたことが本当にどうして起こっているか考えずに、行政が悪い、国が悪いと簡単に叫ぶ。
しかし、こんなヤクザな話はない。

現地の復興が遅いのは土地の権利関係の確定であり工事レベルの話ではない。
境界確定に権利者のハンコがいるのは、今の登記制度がいい加減だからだ。スルーしたくても権利が絡むので適当でいいということにはならない。
仮設住宅はあくまで仮設であり、今の位置づけでは仮の場である。金がいくらでもあれば広くできる。しかし、みなし仮設は様々なパターンがあるようだ。
また、住宅ローンで利子補給は助かったという話だが、元金は自分でしなければならないと。仮設住宅は家賃０である。特に新築の人はなんで地震保険に入らなかったのか？という疑問が起きる。
地震保険は地震津波も対応できる。
二重ローンについても弁護士を派遣するというのが悠長すぎる、というのは、これも法律を無視するむちゃくちゃな話だ。

大竹氏、解決する簡単な方法がある。大竹氏がいくらギャラをもらっているかわからないが、貴方が金を払ってお助けすればいいではないか？
まさか、大竹氏は地震保険に入っていないということはないとは思うが。
地震保険は政府による保険である。

高台移転が進まないのは土地の問題だ。各局にまたがっていてもそれがスピードに大きく影響を与えているわけではない。縦割りが悪いとかステレオタイプの批判は意味がない。対応のよい市町村は上手にできている。自治体間に差が出るのは仕方がないだろう。東松島市はうまく行っているではないか。

行政主導でなくてよい、というのであれば民間資金でやればいいではないか。
税金でということはないだろう。
公がおかしいから進んでいないのか、民間でのトラブルなのか、そうしたこともきちんとつめて議論しないとガス抜きにしかならない。
あまり、敵を作ってガス抜きをしていると、本当に大変な個人と個人との調整が他人事になってしまうので、逆に復興が早くならないだろう。


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