しかし、買収に当たってはUSスチールも日鉄も騒がれているような内容への対応は十分に検討済みのはず。
単なるイメージで、大衆迎合に過ぎないが政治家にとっては大事なこと。
世界では国粋主義がどんどん進んでいるのは心配だ。
Yahoo!より、
米、USスチール買収を阻止 同盟国でも安保懸念、日鉄は提訴も バイデン大統領が正式発表
1/3(金) 22:27配信
時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4c088599b06b7e898b4f3770315cf3ac7488c6a
記事より、
【ワシントン時事】バイデン米大統領は3日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を中止するよう命じた。
製造業を支える鉄鋼メーカーが海外企業に買収されれば、安全保障上の懸念が生じると判断。原則として30日以内に買収計画を「完全かつ永久に放棄」する措置を講じるよう求めた。日鉄とUSスチールは、法的措置も辞さない構えだ。
同盟国の企業による買収を「安保上の懸念」を理由に差し止めるのは極めて異例。日米関係のほか、日本企業の対米投資や進出に悪影響を与えそうだ。
バイデン氏は声明で「米国最大の鉄鋼生産者の一つを外国の支配下に置くもので、安保と重要なサプライチェーン(供給網)にリスクをもたらす」と説明。「USスチールは米国人が所有・操業し、鉄鋼労組の労働者が働く世界最高の誇り高い企業であり続ける」と訴えた。
コメント
バイデン大統領がトランプ氏のような国粋主義的な政策を実行した形に見えますが、これが単なる政治的パフォーマンスに留まらず、具体的な安全保障の懸念に基づいているかどうかは議論の余地があります。USスチールの買収に対する対応は、日鉄や他国企業にとって今後の対米投資の不安材料になる可能性があります。
とはいえ、大衆迎合的な政策が政治家にとって重要であることも理解できます。世界的に国粋主義が台頭する中、このような動きが他国にも広がり、経済的な自由競争を妨げる流れが進むのではないかと心配です。日米関係への影響も注視すべきポイントでしょう。
English Comment
President Biden's decision to block the acquisition of US Steel by Nippon Steel appears to echo the nationalist tendencies often associated with former President Trump. While the decision is framed as addressing "security concerns," it raises questions about whether it is more of a political move aimed at appeasing domestic audiences.
This action may create uncertainty for foreign investors, particularly Japanese companies, regarding their ventures in the U.S. Although populist measures may resonate with voters, the broader implications for international trade and economic cooperation are troubling. With nationalism on the rise globally, such measures risk undermining the principles of fair competition and free markets, which could strain U.S.-Japan relations and the global economy.
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