ここに至るまではコンペで勝ったザハの案を見直すという作業が行われたのは周知の通り。
そのことにより大幅に工期にしわ寄せが来たことは明らかだ。
大成建設から地盤改良を受注した肝心の会社の名前は今の時点では不明だ。
日本経済新聞より、
新国立建設で過労自殺か 新入社員、残業193時間
2017/7/20 17:46
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H63_Q7A720C1CR8000/
記事より、
新国立競技場の工事現場で管理業務に従事していた入社1年目の建設会社の男性社員(当時23)が今年3月に自殺したのは過重労働が原因だとして、遺族が労災申請をしたことが20日、分かった。会社の調査では2月の時間外労働は約193時間に上り、精神疾患を発症・・・
男性は昨年4月に東京都内の建設会社に入社。同社は新国立競技場の建設を請け負う大成建設から地盤改良工事を受注し、男性は同12月に施工管理業務に就いた・・・
ということだ。
何故か元請けの大成建設しか名前が出ていないのだが、具体の地盤改良工事の委託先の会社の名前を書いてもいいのではないだろうか?
そもそも新卒で現場監督っていうのもすごい。
元請けの大成建設はこうした体制を知らないという訳ではなく、単に安く受注してくれたからラッキーぐらいに考えていたのだろう。
ただし、工期だけは守れというプレッシャーをかけたのは当然。
これは設計事務所の隈研吾も同じこと。
もともと、この提案は施工期間が短い工事になってしまったことから、短い工期で工事が可能かどうかも審査のポイントだった。
新国立競技場で死者が出たということは、現場に関わる隈研吾を含めて大きな責任がある。
こんな会場でオリンピックをしてもいいのだろうか疑問。
呪われた新国立競技場というレッテルをはがすことはできない。
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