しかし、大火の歴史が語るように、ほとんどの火事というのは人災.
今回の糸魚川の大火も周による人災だった.
地震がなかったこともあり、大火から逃れることは可能だったために死者は出ておらず建物の被害のみだ.
一方で、阪神・淡路大震災では地震で大火という不幸が重なった.
地震の被害はどこでもいつでも日本の場合は同じで、古い木造住宅が1階から壊れる.
その下敷きになると逃げられない、また、圧死をするということだ.
この繰り返し.
阪神・淡路大震災ではケミカルシューズの工場が立ち並ぶ長田区で大火があり、200名単位の人が亡くなっている.
これは火災で亡くなったとされているが、実際は家のなかで死んでおり、建物の圧死手前で火事から逃げることができずに死んだ、実質的な圧死なのである.
このように火事自体は人為的に起きるのだが逃げられるかどうかは建物の状況による.
建物が崩れてこずに逃げられる状態なら死者はほぼでないのだ.
糸魚川の大火の教訓は放火はやめようというくらいのもの.
それでも死者はでない.
死者がでるのは地震があって、1階で寝ている人が多い場合だけ、なのだ.
2階で寝よう!〜耐震診断の前に無料でできること
阪神・淡路大震災以降、耐震診断や耐震改修という言葉が一般的になってきていますが実際に耐震診断や耐震改修をする人はごくわずかです。命を守るためには木造住宅の2階に寝るという無料で今すぐできることに取り組むことが大切です。
http://freetaishin.seesaa.net
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image