その1 「20カルカッタコンクエストDC100と18RYOGA1016Hはどちらが飛ぶのか。」
その2 「ワールドシャウラツアーエディションで海の小物〜雷魚まで1本で釣ってみる。」
この2つにチャレンジしてみました。
まずはその1とその2の一部を試すために、石狩湾新港へ。
今日は北風が吹いており、真正面からやや強く吹く状況となっています。
この状況でどちらのリールがよく飛ぶのか?
個人的な予想としては、カルコンDCだろうと勝手に思っていますが、それは果たしてどうなのか。
さてタックルですが、今日はロッドは1本しか持ってきていないので、
ロッド:ワールドシャウラツアーエディション1754R-5
リール:上述のどちらか。ラインはいずれも14lbです。
ルアー:ダイワコーホ14g
まずは、カルコンDC。
アゲインストの風ではありますが、ルアーが14gあるので、ブレーキ設定はTにしました。
いざキャストすると、DC音を響かせながら気持ちよく飛んでいきました。
軽くサミングしましたが、若干少なめに巻いてあるラインはほぼ出ていきました。
おそらく60mくらいは軽く飛んでいると思います。
さて、肝心の釣果ですが、結構波があるものの、アタリは全くなし。潮も引いている感じだったので、より深場へ行くため、テトラ伝いに沖方面へ向かいました。
次に、RYOGA。
もともとは川イトウ用としてハイギアモデルを買ったものです。幅の狭い川が多いので、これまでフルキャストしたことはありませんでした。
さあ、同じように14gスプーンをセットし、いざキャストすると・・・
!!!
結構飛んでいくのではないですか。なお、ブレーキ設定は20段階のうちの1。かなり弱めにしているものの、アゲインストでも軽くサミングを入れれば、バックラッシュしませんでした。
さらにフルキャストを続けます。もちろんDC音はないものの、スプール付近から高回転で回っている音がします。こちらもおそらく50〜60mは飛んでいると思います。
残念だったのは、ラインをケチって途中から安物ラインを下巻しているため、その結びまで出てしまい、そこで引っ掛かってしまったことです。これがなければ、もっと飛んでいたかもしれません。
いやいや恐るべしRYOGA。ゴツイだけではなく、飛距離もしっかり稼いでくれるリールだと今更気づきました。
また、肝心の魚ですが、アタリが出てきたものの、いまいちノリが悪い。
そこで、最強のルアー クルセイダー4g ブルピンヤマメをキャストしてみることにしました。
ロッドのパワー的には完全におかしい。表記上はルアーは15g以上となっています。それでもリールがここまで飛ばしてくれるのだから、いけるのではないか?と考え、試すことにしました。
リールはRYOGAです。
クルセイダーをセットし、キャストするためにロッドを持ちますが、ルアーの重みはほとんど感じません。
ブレーキ設定は先ほどは1でしたが、今回はアゲインストにもかかわらず、0にしてみることにしました。
当然サミングは必要です。でもどこまでできるか試したかった。
さあ、第1投。
おおっ!!
意外にもしっかり飛んでくれました。おそらく30m程度だとは思いますが、正直ここまで行くとは思いませんでした。RYOGAのスプールが結構な軽さのルアーにも対応してくれるようです。
またブレーキは0ではありますが、サミングをきちっと入れると、多少ラインがふわふわになりますが、ひどいバックラッシュにはなりませんでした。
これはいけそうだ!
ということで、引き続きクルセイダーをキャストし続けると、待望のアタリ!!
このアタリが強風の中でも敏感に伝わるところが感動しました。固いロッドに軽いルアー。アタリなどほとんど感じず、気が付いたら釣れていた〜なんて状態を予想していましたが、まったく違いました。ラインが風で軽くたわんでいる状況でも、「コツコツ」というアタリをしっかりロッドがとらえていました。
ここではワールドシャウラのすばらしさに感動しました。さすがです!
さて、そのコツコツアタリに思いっきり合わせると、まあまあのサイズが食っていました。
あ、おそらくウグイですが、まあ、水面に出てくるまでは楽しみにしましょう!
フッキングもがっちりかかったので、ランディングもがりがりリールを巻きますが、さすがに1754なので、余裕で巻いてこれます。そして間もなく水面に現れたのは・・・
もちろんウグイでした。
しかも、なかなかのサイズです。石狩湾新港ではほぼMAXくらいかな。約50cmくらいでした。
その後もキャストを続けますが、結局ひどいバックラッシュは起こらず、さらにウグイ中サイズを追加し、雷魚狙いに場所を移動しました。
その2 雷魚を1754Rで釣る。
続いて、雷魚ポイントに入りました。実は先週10日にも気温が上がる!ということで行ったのですが、これがなんとゼロ釣果。気温は高くかなり良いと思ったのですが、ダメだったのは水量。結構減水していて、いつものポイントは水が少なく、水質も悪く、当然魚もいませんでした。コイだけはパクパクしてましたけど・・・
そんなあとの4日後ですが、どうなっているのか。
ポイントに到着すると、なんと大幅に水量がふえていました!
この4日間、雨らしい雨は降ってはいないのですが、おそらくどこかで水を調整しているのでしょう。これは期待できます。
早速、前回ダメだった定番ポイントに入りました。
当然ここではリール、ラインいずれも交換です。
リールはABU 5500C3CAMO ラインPE10号。これもロッドにとってはオーバースペックです。PEのマックスは4号です。丁寧にやらないと竿が折れてしまいます。
さあ、第1投。やや沖目からポイント付近へ持ってくると、「バフッ」っと、いきなりのバイト!
やはり水が増えると活性がちがいます。さらに第2投。同じポイントを通過させると、再びバイト!
ルアーが消えるのを確認し、大アワセっ!雷魚ロッドよりは曲がりますが、ぐにゃっとすることはなく、バットはしっかりしています。そして、このポイントにしては大きめの雷魚がかかりました。
暴れる雷魚を持ち上げ、無事ランディング。
65cmの雷魚でした。60cmクラスが多いこのポイントでは大きい個体でした。
雷魚の活性は高いです!
次のポイントへ移ります。ここも前回全くダメだったところ。
アシが生えている岸からキャストし、ポイントの水草付近を通過させると、変な水流が・・・
「ん?」と思って、再度同じところへキャスト。
今度はぶくぶく空気が出てきました。雷魚がついています。
さらに3投目を入れると、ここでバイト!!
今度はさらにサイズアップです。
およそ70cmの真っ黒雷魚でした。太っているし、良い雷魚でした。
ということで、雷魚2の実績で釣りは終了。リールとロッドの性能に改めて気づかされた釣行となりました。
今度はラインをケチらずにきちんと1本で巻いて、さらにキャストを試そうと思います。
ところで残念なことがありました。雷魚ポイントで雷魚の死骸を2匹見ました。いずれも違う場所ですが、50cm程度のまだ若い個体でした。なぜ死んだのかはわかりませんが、このポイントで死んだ雷魚を見たことはこれまでありませんでした。
まさか最近はやっている外来魚退治ではないか??と勘ぐってしまいました。このポイントには外来魚はほかにもいます。コイやヘラブナも外来魚です。ここにはいませんが、ニジマスだって外来魚です。
つまらないテレビなどの情報をうのみにして、自分たちの気に食わない外来魚だけをターゲットにすることだけはやめてほしいものです。
それにしても、1754Rでここまでなんでもできるとは思いませんでした。狭くない渓流から雷魚まで。これ一本あれば自分が今やっている釣りのほとんどがカバーできそうです。
ほかのロッド使うのやめちゃおうかな?笑
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