マイクロスプーンで楽しむ休日

例年恒例となっている、秋のサケ遠征。
今年は昨年の釣果を踏まえ、9月29日〜30日で設定しました。
今回の狙いは昨年同様にサケですが、今年はイトウも加えました。
よって日程は2泊3日と長めに設定し、じっくり釣行することに。

さて、前日の28日の夜からレンタカーを借り、一路道北エリアへ。
北へ行く方向に変わりはないのですが、いかんせん低気圧や前線が
通過する影響で天候がどうなるかわからない。。。

途中の名寄付近で、サケ情報のチェックをしました。
すると、9/28の情報でオホーツク海のOSBでまあまあ釣れている状況！
今シーズンサケの不漁が伝えられている中、良い情報です。
雨も降っていなく、波も高くなさそうなので、OSBに行くことにしました。

翌朝。3:45起床。
雨が降っていましたが、予定通り、OSBに向かいます。
下川を過ぎたくらいから、雲の切れ間から明るくなってくるのがわかってきました。



どうやら、天気は回復方向に向かっているようです。
5:00過ぎ。OSBに到着。

着いてみて驚いたのが、見たことないほどのたくさんの車！！
ざっと50台近くはあるでしょうか。

あとからわかるのですが、不漁が原因なのと、周辺の港は軒並み釣り禁止の
場所が多く、かなりここに集中しているようです。
今日は平日だぞ！！

・・・そのまま入ろうか迷いましたが、もっともサケに近そうな場所なので、
わずかに空いた路側帯に駐車。
さっそく開始です。





河口に降りていくと、かなりの人。川をはさんで右側の方が人が多く見えます。
左側はやや空いていて河口に近かったので、左側に入りました。
肝心のサケは・・・と、周りを見ると結構上がっています！！
まだ群れは残っているようです。
黒いものもいますが、銀ピカもたまに上がっています。

タックルは浮きルアーでセッティング。餌はエビです。
キャストを開始しますが、あたりはウグイのアタリのみ。
上がっているのは河口付近のみです。
たまに回遊してくるサケもいますが、口を使ってくれません。。
しばらくそんな時間が続きました。

今日は平日ということもあり、地元の方々は仕事前に来ているようで、
6:30頃にはぽろぽろ帰り始めました。
河口付近も一人抜け、二人抜け、徐々に自分の位置も河口に近づきつつ
ありました。

7:30過ぎ。河口が3人分くらい空いたので、そこに入らせてもらいました。
ここでもしばらく投げますが、もう朝まずめのようなアタリはありません。
しかしながら、それでもたまにサケがジャンプしたり、波に泳ぐサケの姿を
見ることが出来たので、キャストをし続けました。

20分後。変化が来ました。浮きルアー付近でサケのモジリが見えたとともに、
突っつくようなアタリ！。少し待って合わせますが、乗りませんでした。
比較的至近距離です。河口のブレイクライン付近を回遊しているようです。
続けて、同じようにキャストをし続けると、5分後くらいに再びサケのモジリが
見えました。すると間もなく、やや強めのアタリ！！

ここで竿をあおって合わせると、ヒット！！！

久々の浮きルアーでのヒットです。暴れるサケを見ると赤黒い・・・ブナです。
まあ、ボウズよりいいかと、追い合わせも入れ、フッキングは万全！
あとは巻き取りのみとなりました。

川の半ばで釣っていたので、海への流れがやや強く、またサケも比較的大きいようで、
なかなか上がってこない。
そのうち左右に走り出し、隣の人の足下へも行ったので、こちらに向かせようと、
再び竿をあおった瞬間、

「ブチッ」

と、ラインブレイク。。

リールにはPEを巻いていたので、大丈夫かと思っていましたが、どうやら仕掛けとの
結び目で切れてしまったようです。

気をとりなおして、新しい浮きルアー仕掛けでチャレンジしますが、身体がかなり
冷えてしまい、心も折れてしまいました。

とりあえず、暖を取るのと、漁港釣りに変えるため、いったんOSBは引き揚げることに。

9:00過ぎから北上していきますが、ESS港を除き、多くの港内では釣り禁止に。
昨年銀ピカを釣った、OCB漁港も、港内は釣り禁止になっていました。

仕方がないので、そのままESS漁港に行きました。
ここでは、フカセや浮きルアーで釣っている人はいますが、いまいち釣れてる気がしない。

ハネもなければ、釣られたサケもそのへんに転がっていない。
これではダメだなと思い、最後にTMK漁港に行ってみました。しかしながらここも釣り禁止。
あ〜、サケも年々厳しくなってきました。始めたころの2004年ころは昼間でもショアから
かなり釣れたし、人もそれほど集中することはありませんでした。
最近は本当に厳しい。魚の数は明らかに減っているし、そしてこの釣り場規制。
なんとかならないものでしょうか・・・

今期のサケはあきらめることにしました。

予定を早め、ここからイトウ釣りに目標を変更します。

事前調査をしたポイントへ向け、さらに北上しました。

�Aへ続きます。