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2022年05月11日

18年間で10倍に急増している「パニック障害」とは?

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電車に乗っているとドキドキする・・・・。

もしかしたらそれは「パニック障害」が原因かもしれない。
年々患者数は増え、現代では身近になっている病気だが、まだまだ適切な治療がありません。

厚生労働省の患者調査によると、パニック障害の患者数は1999年から増加傾向にあり、18年間で約10倍に急増、現在、日本では10人に1人の割合で「パニック障害」に悩む人がいると言われています。

パニック障害は特殊な病気ではなく、誰もがなる可能性がある病気といえます。

男女比では、女性は男性の約3倍も発症しており、圧倒的に女性に多い病気です。
年齢的には、女性は30〜35歳、男性は25〜30歳が多いといわれています。

突然、強い不安感に襲われ、動悸や呼吸困難、冷や汗、めまいといった症状があらわれる・・・。
このパニック発作は、パニック障害の特徴的な症状のひとつで、パニック障害は「不安障害」のひとつに分類されるものです。

パニック発作がやっかいなのは、激しい不安症状がいきなり起こることです。
発作が繰り返し生じると「電車恐怖」「外出恐怖」となり、通勤や生活に支障が出てしまいます。

こうした不安症状は「またなるのでないか?」という「予期不安」を生み、次いでその状況に置かれると自律神経が勝手に不安定になって発作が起こってしまうのです。

パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく「心理療法」が行われます。
無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。
周囲もゆっくりと見守りましょう。




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