2015年09月09日
金剛界 降三世会 尊像パーツ描き7(第二重2)
第二重の尊像パーツ描き 2回目
降三世会 第二重の尊像描き中。
今回はA 四摂菩薩(番号:5〜8)です。
第二重 尊像パーツ A 四摂菩薩(番号:5〜8)
5)金剛鉤菩薩
色はかろうじてわかるが、かたちや墨線はわかりにくく見える。また、右手で持つはずの三昧耶形を載せた蓮華がほぼ不明。
金剛鉤菩薩は毘盧遮那如来より出生した第二重東門を守護する門衛。
衆生済度、諸尊集合の象徴である金剛三鈷鉤載せた蓮華を右手に持つ。
6)金剛索菩薩
色、かたちが比較的保存されており、作成当初と同じ印象かどうかは不明だが、表情も見定めることができる。一方で、上の金剛鉤菩薩と同じく右手に持つはずの三昧耶形を載せた蓮華についてはその造形がほとんどわからない。
金剛索菩薩は毘盧遮那如来より出生した第二重南門を守護する門衛。
衆生を菩提にとらえ引き入れる働きの象徴である金剛龍索を載せた蓮華を右手に持つ。
7)金剛鎖菩薩
尊像の色、かたち、持物にいたるまでよく保存されていてわかりやすい。ここまでは四摂菩薩は供養会と同様に三昧耶形を載せた蓮華を手に持つものと思ったがそういうわけでもないらしい。
金剛鎖菩薩は毘盧遮那如来より出生した第二重西門を守護する門衛。
衆生を菩提に繋ぎとめる働きの象徴である金剛鎖を右手に持つ。
8)金剛鈴菩薩
青い色が鮮やかな金剛鈴菩薩。金剛鈴の金の色も残り、青と金の独特の雰囲気を醸し出している。早く色つけしたくなってきました。
金剛鈴菩薩は毘盧遮那如来より出生した第二重北門を守護する門衛。
衆生を歓喜せしめ菩提に留めおく働きの象徴である金剛鈴を両手で持つ。
以上、降三世会 四摂菩薩でした。
では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ
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