2015年07月31日
金剛界 降三世三昧耶会について
降三世三昧耶会
続いては降三世三昧耶会の下絵を描くことにします。
三昧耶会からの久しぶりのフル三昧耶形での会です。
慣れると尊像を描くほうが楽ですが、三昧耶形には三昧耶形なりの味があります。
降三世三昧耶会は降三世会の三昧耶会です。
以前三昧耶会の下絵を描きました。三昧耶会は成身会の尊格を三昧耶形で描いた会です。
一方、今回から下絵を描く降三世三昧耶会は降三世会の尊格を三昧耶形で描いた会です。
三昧耶会や三昧耶形については以前なんとなく説明しました(2015-05-28の記事「金剛界 三昧耶会って?」参照)。
降三世会については降三世三昧耶会のあとで描く予定ですのでその時に解説したいと思います。
というわけで、降三世三昧耶会について説明することがなくなっちゃったわけですが・・・
降三世三昧耶会の三昧耶形は基本的には三昧耶会の三昧耶形と同じイメージで描かれています。
しかし、降三世三昧耶会には降三世三昧耶会なりの解釈があり、それによって幾つかの三昧耶形は根本的に図像が異なります。
また、それとは別に同じ誓願を根底に持ちながらも降三世三昧耶会ならではの解釈によって三昧耶会とは異なる三昧耶形で描かれている尊格もあります。
これらの差異を降三世三昧耶会と三昧耶会で比較することも西院本九会曼荼羅を理解する上で興味深いポイントだと思います。
では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ
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