新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年01月26日
「必殺仕事人X 風雲竜虎編」第17回「恐怖の辻射ち!」
東京の人気ホテル・旅館が最大50%OFF
1月24日の午前9時から、テレ玉(テレビ埼玉)で「必殺仕事人X 風雲竜虎編」の第17回「 恐怖の辻射ち!」が放送されました。
二つの対立する弓術の流派(久貝流と大貫流)があります。そのうちの一つ久貝流の師匠の息子(弟子には「若」と呼ばれる)が「辻うち」と称して、夜の闇に紛れて夜鷹たちを弓で射るのです。夜鷹は売春婦で蔑まれた存在ですが、生きた人間です。それを物でも射るように無慈悲に射る。
犯人は誰かということになり、もう一つの流派の大貫の息子の方に疑いがかかります。
藤田まことさん演じる主水がその疑いを掛けられた流派大貫の方へ行き、探りを入れ、父子ともに清廉潔白な人物だということが分かります。
三浦友和さん演じる影太郎は夜鷹射殺事件の目撃者でした。仕事人チームは、対立するほうの久貝流がさまざまなやり方で大貫流へいやがらせをしていることを知り、清廉潔白な方の大貫父子に肩入れし、特に村上弘明さん演じる鍛冶屋の「政」は強弓をひく為に必要な筋力をつけるためのトレーニング機器を(息子の方の依頼により)作ります。
しかし大貫父子は対立する久貝流側の罠にかかり……。
この回で印象に残るのは、講武所の弓術師範という栄誉を得るために手段を択ばない悪辣な(対立する側の)父子と清廉な方の父子との対比でもありますが、「ブルワーカー」という健康器具(筋肉をつけるためのもの)とほぼ同じものを江戸時代の「鍛冶屋の政」が作った、ということです。現代の器具だから「ありえない」と言いたいところですが、「江戸時代の人間が作ったけれども後世に伝わらなかっただけ」と強引にいえば言えるわけで、自由な発想でそういう器具を江戸の人物に作らせてしまうドラマもまた面白い、と言えるわけです。
1月24日の午前9時から、テレ玉(テレビ埼玉)で「必殺仕事人X 風雲竜虎編」の第17回「 恐怖の辻射ち!」が放送されました。
二つの対立する弓術の流派(久貝流と大貫流)があります。そのうちの一つ久貝流の師匠の息子(弟子には「若」と呼ばれる)が「辻うち」と称して、夜の闇に紛れて夜鷹たちを弓で射るのです。夜鷹は売春婦で蔑まれた存在ですが、生きた人間です。それを物でも射るように無慈悲に射る。
犯人は誰かということになり、もう一つの流派の大貫の息子の方に疑いがかかります。
藤田まことさん演じる主水がその疑いを掛けられた流派大貫の方へ行き、探りを入れ、父子ともに清廉潔白な人物だということが分かります。
三浦友和さん演じる影太郎は夜鷹射殺事件の目撃者でした。仕事人チームは、対立するほうの久貝流がさまざまなやり方で大貫流へいやがらせをしていることを知り、清廉潔白な方の大貫父子に肩入れし、特に村上弘明さん演じる鍛冶屋の「政」は強弓をひく為に必要な筋力をつけるためのトレーニング機器を(息子の方の依頼により)作ります。
しかし大貫父子は対立する久貝流側の罠にかかり……。
この回で印象に残るのは、講武所の弓術師範という栄誉を得るために手段を択ばない悪辣な(対立する側の)父子と清廉な方の父子との対比でもありますが、「ブルワーカー」という健康器具(筋肉をつけるためのもの)とほぼ同じものを江戸時代の「鍛冶屋の政」が作った、ということです。現代の器具だから「ありえない」と言いたいところですが、「江戸時代の人間が作ったけれども後世に伝わらなかっただけ」と強引にいえば言えるわけで、自由な発想でそういう器具を江戸の人物に作らせてしまうドラマもまた面白い、と言えるわけです。
滝沢秀明主演NHK大河ドラマ「義経」第48回「北の王者の死」
1月24日の午後2時から、CS放送のチャンネル銀河で、滝沢秀明主演NHK大河ドラマ「義経」の第48回「北の王者の死」が放送されました。
数多くの苦難の道を経て、奥州平泉に到着した義経一行は、藤原氏の館に入り、当主の藤原秀衡(高橋英樹さん演じる)と対面します。サブタイトルにある「北の王者」とは、もちろん、奥州藤原氏三代の秀衡のことです。
秀衡に温かく迎えられ、ようやく、義経一行は安心して暮らせる地を得たのです。
秀衡も、鎌倉の圧力に屈せず、かといって強硬に対抗するでもない態度で余裕を見せつけます。
しかし、そんな平泉にも暗雲がたちこめます。
秀衡が四代目当主として嫡男の泰衡を指名した宴の最中に倒れたのです。
泰衡は奥州の広大な土地を領する主となるには気が弱すぎて、どうも頼りない。鎌倉の圧力にどう対処するのか、不安があります。
そして秀衡の死。安住の地を得たはずの義経らはどうなるのか?
このドラマ「義経」は、滝沢秀明さん、上戸彩さん、石原さとみさんら若い役者さんたちが中心になる中、平幹二朗さん、渡哲也さん、松平健さん、高橋英樹さんらベテラン勢が重厚な演技で大河ドラマという国民的ドラマを支え、落ち着いてみていられました。
48回放送ではこれまたベテランの大出俊さんが佐藤継信・忠信兄弟の父として出演し、二人の息子を失った悲しみを見せず義経に「息子たちはお役に立ったでしょうか?」と訊く、武士の誇りと思いやりとを感じさせる演技を見せてくれました。
大事に育てた息子が二人とも死んで、悲しくないはずはない。しかし、主君の役に立ち、名誉の死を遂げたか、武士として誇りに思える死だったか。それを確かめて、悲しみを誇りの変えて、息子の死を静かに悼むのです。それが武士の父の、男親のこころというものなのでしょう。