ミツビシ ミニキャブ DS17V っという車両は実は
スズキ エブリイ DA17V のOEM車なんです
OEM車とは 他社で開発・製造したクルマを
自社ブランド扱いで販売している車のことです
なので スズキ エブリイ DA17Vの車両によくあるトラブルは
ミツビシ ミニキャブ DS17Vの車両にも よくあるって事ですね〜
んで 今回は スズキ エブリイ DA17Vによくあるトラブルの1つですが
高年式・過走行の車両は ラジエターからクーラントが漏れることがあります
んで どこから漏れるかと言うとアッパータンクのホース口と
ロアタンクのホース口から よく漏れます
よく見ていただくとわかるんですが タンクとコア部はアルミのくせに
ホース口だけ プラスチックで作られています
ご存知の通り プラスチックは熱による影響を受けますので
劣化し亀裂が入り クーラントが滲み出してきます
ロア側も同じですね〜 頑張ってシール材を塗布しています
んで 純正で交換すると また同じなんで
社外のラジエターと交換することにしました
交換後 エア抜きも十分にし暖気していると
サブタンクに入れたクーラントが異常に上がってきました
そして とうとう溢れてしまい地面にクーラントが落ちてしまいました...
これは どういう事なのか
こちらの車両は エンジンがシート下に付いています
なのでサーモスタットも シート下にあるんです
エア抜きする時に このサーモスタット ケースに付いてある
ブリーダーからエアを抜くんですが
このサーモスタット の上側に「サーモスタットキャップ」
ってのが付いています
めちゃめちゃ固く取り付けられていますが
このサーモスタットキャップからサブタンクまで
独自のホースでバイパスされています
この スズキ エブリイ DA17Vのラジエターキャップの開弁圧は1.1kgf/cm2
サーモスタットキャップも 同じく 開弁圧1.1kgf/cm2です
しかし このサーモスタットキャップが壊れていたとしたら...
クーラントがラジエターキャップ側よりも早くサブタンクに流入します
なので クーラントが溢れた原因は
このサーモスタット側からラジエター側よりも早く
クーラントが流入している可能性があります
こちらの車両も サブタンクに異常なほどクーラントが流入していましたし
電動ファンが回り始めると 今度は逆流し始めました
サーモスタットキャップの弁がどんな状態なのかは開けてみないとわかりませんが
サブタンクが空っぽの状態だと 完全に弁は壊れていると思います
そのまま乗り続けていると オーバーヒートは避けられないでしょう
交換する時には バラバラに壊れている可能性がありますので
破片が残っていないか ちゃんと確認してください!
また 取り付けも取り外しも めちゃめちゃ固いので
気合を入れて作業してくださいね〜
今回は 仕事が忙しく動画や写真を撮る暇がありませんでしたが
スズキ エブリイ DA17V
ミツビシ ミニキャブ DS17V
にお乗りの方は ボンネットを開けるだけで確認できますので
ぜひ1度 確認してみてください!
また 高年式・過走行 水まわり系の部品を交換した時
ラジエターやラジエターキャップを交換した時には
こちらのサーモスタットキャップも同時に交換する事をおすすめします
もちろん サーモスタットを交換した時は必ず交換してください!
▼エアコンフィルター 車種別交換方法
意外と簡単にできるかもしれませんよ〜(^^)
http://greentiger777.jimdofree.com
▼レトロゲーム好きな方
こんなブログもやってます(^^)
https://fanblogs.jp/kurotora555/
▼嫁さんと ちょっとぶら旅やってます
家から近い所がメインなんで 全然知らない場所かも...(^^)
https://fanblogs.jp/kurotora777
▼よかったらインスタグラムも見てください(^^)
こちらは仕事だけではなく 他愛もない事を投稿してます(笑)
https://www.instagram.com/whitetiger99999
▼動画のラストに出てくるネコ
ナナちゃんの動画も見てくれにゃ〜(^^)
https://www.youtube.com/channel/UC8oDHixC_ivtrjCicOI1NDw
▼TikTok はじめました!
短い動画ですが よかったら見てみてください(^^)
https://www.tiktok.com/@whitetiger99999