独占とは、1つの企業が、市場を支配している状態です。
例を示しておきましょう。
たばこ市場は、日本の企業の場合、日本たばこ産業という会社が、たばこの製造に関して、独占権を持っています。
特殊な会社です。
JTと言えば、聞いたことがある人もいるでしょう。
かつて、缶コーヒーの“ルーツ”や、“桃の天然水”を作っていた会社です。
今は、飲料事業から撤退していますが・・。
独占の場合、他社と競合する必要がないので、会社は思うように値段をつけることができます。
それが独占価格です。
価格の働きがうまく機能していないことになるので、消費者からすれば、独占はデメリットです。
寡占(かせん)は、少数の大企業が市場を支配している状態です。
けっこうあります。
みんながよく知っている会社で、例をあげておきましょう。
〇宅配便・・ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便(ゆうパック)
〇携帯電話キャリア・・NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク(楽天モバイルも参入してきました)
〇便器・・TOTO・LIXIL(旧INAX)
あなたの家の便器は、どっちですか?
価格:1,320円 |
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