まずは言葉の意味から、しっかり把握しておきましょう。
促成(そくせい)とは、人工的に植物などを早く生長させることです。
対義語は、抑制(よくせい)になります。
言葉の意味がわかれば、おのずと、どういう栽培なのかイメージできます。
なので、促成栽培とは、暖かい気候とビニールハウスを利用して、野菜などの生育時期を早める栽培になります。
ポイントは、“あったかい地域で、生育を早める”ということです。
たとえば、ナスやキュウリなどの夏野菜。
どこの県でも、夏なら収穫できます。
スーパーの店頭は、夏野菜だらけ。
しかし、それが冬や春の、普通なら収穫できない時期だと、どうでしょう?
数が少ないので、高く売れます。
なので、高知や宮崎などの暖かい地域で、ビニールハウスを利用して栽培しています。
時期ずらし作戦です。
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