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2018年01月26日

月の巻 第30帖

おのころの国成り、この国に降りまして天どの御柱(みはしら)見立て給いき。
ここに伊邪那岐命、(伊邪那美命、)島生み給いき、初めに水蛭子(ひるこ)、淡島生み給いき。
この御子国のうちに隠れ給いければ、次にのりごちて後生み給える御子、
淡道之穂之三別島(あわじのほのさわけじま)、
伊予の二名島(ふたなしま)、この島愛媛、飯依比古(いいよりひこ)、大宣都比売(おおげつひめ)、建依別(たてよりわけ)という。
次、隠岐(おき)の三子島(みつごのしま)、天之忍許呂別(あめのおしころわけ)。
次、筑紫島、この島白日別(しらひわけ)、豊日別(とよひわけ)、建日向豊久土比泥別(たけひむかひとよくづひぬわけ)、建日別(たてひわけ)。
次、伊伎島(いきのしま)、天比登都柱(あめひとつはしら)。
次、津島、天狭手依比売(あめのさでよりひめ)。
次、佐渡島(さどのしま)。
次、大倭秋津島(おおやまとあきつしま)、天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)。
次、吉備之児島(きびのこじま)、建日方別(たてひかたわけ)。
次、小豆島(あづきしま)、大野手比売(おおぬでひめ)。
次、大島(おおしま)、大多麻流別(おおたまるわけ)。
次、女島(ひめしま)、天一根(あめひとつね)。
次、知詞島(ちかのしま)、天忍男(あめのおしお)。
次、両兒島(ふたごしま)、天両屋(あめふたや)、二島(にしま)、八島(やしま)、六島(むしま)、
合わせて十六島生み給いき。
次にまたのり給いて、大島、小島、生み給いき。
淡路島、二名島、隠岐島、筑紫島、壱岐島、津島、佐渡島、大倭島、児島、小豆島、大島、女島、なかの島、二子島の十四島、島生みましき。
次に、息吹息吹て、御子神(みこがみ)生み給いき。
大事忍男神(おおことおしをのかみ)、大事忍男之神(オオコオシヲノカミ)、
石土毘古神(いしつちひこのかみ)、石土毘古神(イシツチヒコノカミ)、
石巣比売神(いしすひめのかみ)、石巣比売神(イシスヒメノカミ)、
大戸日別神(おおとひわけのかみ)、大戸日別神(オオトヒワケノカミ)、
天之吹男神(あまのふきをのかみ)、天之吹男神(アマノフキヲノカミ)、
大屋毘古神(おおやひこのかみ)、大屋毘古神(オオヤヒコノカミ)、
風木津別之忍男神(かさけつわけのおしをのかみ)、風木津別之忍男神(カサケツワケノオシヲノカミ)、
海神(わたのかみ)、海神(ワタノカミ)、
大綿津見神(オオワタツミノカミ)、
水戸神(みとのかみ)、水戸神(ミトノカミ)、速秋津比神(はやあきつひのかみ)、
速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)、速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ)、
風神(かぜのかみ)、風神(カゼノカミ)、志那都比古神(しなつひこのかみ)、
木神(きのかみ)、木神(キノカミ)、久久能智神(くくのちのかみ)、
山神(やまのかみ)、山神(ヤマノカミ)、大山津見神(おおやまつみのかみ)、
野神(ぬのかみ)、野神(ヌノカミ)、鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)、野椎神(ぬつちのかみ)、
鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)、天鳥船神(あめのとりふねのかみ)、
大宣都比売神(おおげつひめのかみ)、大宣都比売神(オオゲツヒメノカミ)、
火之夜芸速男神(ひのやきはやをのかみ)、火輝比古神(ひかがひこのかみ)、
生みましき。
速秋津比子、速秋津比売 二柱の神、川海に因(よ)りもちわけ、ことわけて生ませる神、
沫那芸神(あわなぎのかみ)、沫那美神(あわなみのかみ)、
頬那芸神(つらなぎのかみ)、頬那美神(つらなみのかみ)、
天之水分神(あめのみくまりのかみ)、国之水分神(くにみくまりのかみ)、
天之久比奢母智神(あめのくひさもちのかみ)、国之久比奢母智神(くにのくひさもちのかみ)、
次に、大山津見神、野椎神の 二柱神、山野(やまぬ)に依(よ)りもちわけて、ことあげて生みませる神、
天之狭土神(あめのさつちのかみ)、国之狭土神(くにのさつちのかみ)、
天之狭霧神(あめのさぎりのかみ)、国之狭霧神(くにのさぎりのかみ)、
天之闇戸神(あめのくらとのかみ)、国之闇戸神(くにのくらとのかみ)、
大戸惑子神(おおとまどひこのかみ)、大戸惑女神(おおとまどひめのかみ)、
大戸惑子神(オオトマドヒコノカミ)、大戸惑女神(オオトマドヒメノカミ)、
生みましき、
伊邪那美神、病み臥(こや)しまして、たぐりになりませる神、
金山比古神(かなやまひこのかみ)、金山比売神(かなやまひめのかみ)、
屎(くそ)に成りませる神、
波仁夜須比古神(はにやすひこのかみ)、波仁夜須比売神(はにやすひめのかみ)、
尿(ゆまり)に成りませる神、
弥都波能売神(みづはのめのかみ)、和久産巣日神(わくむすびのかみ)、この神の御子、
豊宇気比売神(とようけひめのかみ)と申す。
ここに伊邪那美神、火の神生み給いて、ひつちとなり成り給いて、根のΘの✓の国に神去り給いき。
ここに伊邪那岐神、泣き給いければ、その涙になりませる神、泣沢女神(なきさわめのかみ)。
ここに迦具土神(かぐつちのかみ)斬り給えば、その血、石にこびりて石析神(いわさくのかみ)、根析神(ねさくのかみ)、石筒之男神(いわつつのをのかみ)、甕速日神(みかはやひのかみ)、樋速日神(ひはやひのかみ)、建御雷男神(たけみかづちおのかみ)、建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)、
御刀(みかはし)の手上(たかみ)の血、闇於加美神(くらおかみのかみ)、闇御津羽神(くらみつはのかみ)、
ここに殺されし迦具土(かぐつち)の御首(みかしら)に成りませる神、正鹿山津見神(まさかやまつみのかみ)、御胸(みむね)に於藤山津見神(おとやまつみのかみ)、腹(みはら)に奥山津見神(おくやまつみのかみ)、陰(みほと)に闇山津見神(くらやまつみのかみ)、左の御手(みて)に志芸山津見神(しきやまつみのかみ)、右の御手に羽山津見神(はやまつみのかみ)、左の御足に原山津見神(はらやまつみのかみ)、右の御足に戸山津見神(とやまつみのかみ)、成りましき、ここに斬り給える御刀(みはかし)、天之尾羽張(あめのおはばり)、伊都之尾羽張(いづのおはばり)という。

ここに妹(いも)恋しまし給いて、根の国に追い往(い)で給いき。
十一月二十五日夜、一二Θ。


ほぼ、古事記の記述通りですが、速秋津日古神が速秋津比神になっています。また、迦具土神の名の他に火輝比古神が追加されています。さらに、「カタカナ」名の神が追加となっています。二柱有るということでしょう。

古事記のオリジナルでも伊邪那岐神に殺された迦具土神の陰(みほと)から闇山津見神が生まれたとの記載がありますが、迦具土神は火之夜芸速男神または火輝比古神(いずれも男神)の別名ではなく、女神であったことも推察されます。そうすると、火の神は複数であったわけですから、迦具土神だけが殺されたとするのは変な話ですね。伊邪那美神は火傷で死んだことになっていますが、実際は単に離別だった(その後、出雲=奴国に戻り再婚した)のではという私の説を裏付ける根拠となっております。



posted by mydears at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 月の巻
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