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2018年01月02日

富士の巻 第7帖

悪の世であるから悪の臣民世に出てござるぞ、善の世にグレンと引っ繰り返ると申すのは、善の臣民の世になることぞ、今は悪が栄えているのざが、この世では人間の世界が一番遅れているのざぞ、草木はそれぞれにΘのみことのまにまになっているぞ。
一本の大根でも一粒の米でも何でも尊くなったであろが、一筋の糸でも光出て来たであろがな、臣民が本当のつとめしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事出来る身魂ぞ、殊にΘの国の臣民みな、まことの光あらわしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいておれんことになるぞ。
結構な血筋に生まれていながら、今の姿は何事ぞ。
Θはいつまでも待てんから、いつ気の毒出来るか知れんぞ。
戦恐れているが、臣民の戦くらい何が恐いのざ、それより己の心に巣喰うてる悪のみたまが恐いぞ。
八月の十六日、Θのひつ九のか三。


「悪の臣民の世」から、「善の臣民の世」に。

「臣民が本当のつとめしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事出来る身魂ぞ」
「殊にΘの国の臣民みな、まことの光あらわしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいておれんことになるぞ」

「結構な血筋に生まれていながら、今の姿は何事ぞ」

被災地の方々の行動を見ても、自衛隊の皆様の行動を見ても、日本人の心は、まだまだ廃れてないぞと思います。日本人の優しさや思いやりの心はまだまだ健在です。間違っていることはすぐに認めて謝る。その代わり、正しいことは徹底して追及する、そういった気高さも持ち合わせております。

先の大戦では不幸にも敵を殺すことにその「崇高な魂」を使ってしまいましたが、今度は「悪と対峙すること」に使わなければなりません。

利害が対立する敵とはいえ、「悪」とは限りません。

「悪」を見極め、その「悪」のみを退治することに全力を傾けるべきです。
つまり、どんな極悪人でも「改心」させるべく頑張る、「罪を憎んで人を憎まず」です。

日本も、死刑制度は存続するとしても適用を厳格化し、終身刑を導入し、医療刑務所制度を拡充し、犯罪者の育った環境や精神疾患の状況も考慮した再教育制度を徹底的に行う、という抜本的な改革が必要とされる時期に来ているのではないでしょうか。また、今後も増加していくだろうと思われる外国人犯罪に対する対応も真剣に議論していって欲しいものです。

また、自分たちが悪の標的にならないよう、常に準備を怠らず、用意しておくということです。
これは、軍備だけではありません。外交や、政治、経済を始め、一人ひとりの心の持ち方まで、他人に頼らず、自分たちで出来ることを草の根で行っていくということです。

もちろん、自分の中の「悪」とも戦ってください。

言うは易く行うは難しというものばかりですが、一人でも多くの人が努力するだけでも、この世は変わると思います。

「まことの光あらわしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいておれんことになるぞ」になるまで、みんなで頑張りましょう。


posted by mydears at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士の巻
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