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2014年10月17日
Six-One95Sを使用してみて。
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使っていたラケットにひびが入り、無理矢理ラケットの変更をして1週間。
シックスワン95Sに変えて、一番の難点は、やはりガットの消耗…(-_-)
ストリングパターンが18×16。いわゆるスナップバック搭載ラケットです。
スピンが掛かりすぎ、とかボールが抜けていく、この辺は仕方ないのだけれど、ガットが1週間もたず。
今まで同様、縦にブラックコード118、横にNXT17で張りまして、(ポリ×マルチ)使用して2日で横ガットが
ほつれてきました。
予想通りの消耗でした。
縦のポリが5角形の形状なので横への負担が大きいのかと思い、今度は
4Gの125×NXT17でどうだか試してみます。
以前使っていたラケットは18×20とまた目の細かいラケットだっただけに差が激しいです。
以前のラケットだと1カ月くらいはもったんで、およそ4倍の消耗。
皆さんもスナップバック搭載ラケットに変更する際は気を付けてください。
ただ、いい点は腕への負担は全くない(^^)
これはこのラケットがいいというわけではなくて、私のラケット推移が
n-sixone95→プロツアーblx96→sixone95Sという流れで常に近いスペック、同メーカーというのが
いいんでしょう。
色々と変えてみるチャレンジはしてみましたが、それほど練習する環境はありませんので無理でした。
ラケットを変えるというのは一苦労ですね。
皆さんもラケット選びは慎重に!
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2014年10月16日
ATPのしくみ
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意外に周りの方でATPのしくみを知らない人が多かったので一応書いてみようと。
知っている人には掘り下げた内容ではないのでスルーしてください。
錦織が7位だの6位だの騒がれていますが、これは試合に出た際のポイントによって順位付けされています。
そして大会の大きさによってもらえるポイントが変わってきます。
まず一番大きな大会は、良く知られている
4大大会(グランドスラム)
オーストラリア
フランス
イギリス
アメリカ
で行われる大会で優勝すると2000ポイント、準優勝で1200ポイント
次は
ATPワールドツアーファイナル
今年はロンドンで行われます。来年までロンドンらしいです。
優勝すると1500ポイントです。
次のカテゴリーとしては
ATPマスターズ1000、500、250となります。
1000で年間9大会、500も9大会、250で40弱の大会数です。
後ろの数字が優勝するともらえるポイントで、準優勝は6掛け、ベスト4も更に6掛けになります。
錦織は全米準優勝、マレーシア(250)優勝、楽天優勝(500)
なのでこの3大会で1200+250+500=1950ポイント稼ぎました。
ただし、ポイントは1年間しか有効ではないので昨年の同大会のポイントは消滅します。
なので、一つの大会で優勝しても前年が優勝だとプラスマイナス0です。
錦織は来年今年以上の成績を残さないとポイントが+になりません。
厳しい世界です…。
錦織はこのATP1000での優勝が欲しいところです。
先日の上海は1000で、フェデラーが優勝しましたね。
一方、錦織は初戦敗退。シードがあったので32になるのでしょうか。
今後はこの辺のピークをどう管理するかという点が非常に重要です。
残る1000は1つ、パリの大会です。
ここでの好成績を期待しましょう。
2014年10月14日
コーチはあくまでコーチ。
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題名からすると、当たり前じゃん!
という感じですが、コーチは「先生」ではないですよ。と捉えてください。
ここでいう「先生」とは、1から10まで教えてくれて正解を教えてくれる存在という意味です。
この定義は賛否両論あると思いますので掘り下げません。
では、コーチとは。
私の中ではいい結果が出るように道筋を立ててくれる存在です。
テニスは正解のないスポーツで、敢えて言うならポイントを取ったショットが正解です。
例えば
ある状況でスピンを打つかスライスを打つか、という場面。
相手がこうで、自分がこういう状況だからここはスライスでしょ。
もしくは
そこはスピンでしょ。
と、迷います。
正解はありません。
こうしたほうがベターだよ
こうしたほうが効率よくポイントが取れますよ、というのがコーチです。
やってみるのは本人です。
何が言いたいかというと、自分から考えて創造することが大事です。ということ。
1から10までのうち8までは教えましょう。
しかし、残りの2は自分で自立して成長しないといけません。
私のスタイルはこんな感じ。
もちろん、コーチによって違うと思います。
私だってそれはダメでしょ、と言うこともあります。
自分から考えるという行為を捨てないように!
まずは、3種類のスピードを使い分ける。
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先日の「打つ」「つなげる」に係わってくるのがボールのスピード。
よく、もっとゆっくり打ちましょう!というアドバイスがあったりします。
これは
ゆっくりラケットを振るのか?
ボールをゆっくりにするのか?
迷ったことはないですか?
状況によって違うので一概には言えませんが、私はラケットをゆっくり振りましょう、ということはあまり言いません。
どちらかというとボールをゆっくり打ちましょう、という場合が多いです。
そこで、ボールのスピードですが、スピン量に大きく関わってきます。
一番効率のいいエネルギーの伝え方はフラットです。厚く当てるということです。
ただし、確率が落ちます。
逆にスピンを多くして薄く当てれば確率が上がりますがスピードが落ちます。
フラット・・・スピード↑・確率↓
スピン・・・スピード↓・確率↑
という具合です。
題名にある3種類のスピードとは、スピンの量とも言えます。
ラケットはしっかり振りましょう。
しっかり振りながら、当て方を変えます。つまりボールを打つ時のラケットが入っていく角度を変えるんです。
まずは3種類の振り方を練習しスピン量を変えてみましょう。
当然のことながらスピードも変わります。
それを状況に合わせて使い分けられれば完璧です!
2014年10月13日
フェデラー、上海マスターズ優勝で2位へ!
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上海で行われたマスターズ1000大会、フェデラー優勝で世界ランク2位へと上がります。
今大会で2回戦、メイヤー戦で5回マッチポイントを握られながらもしのぎ
1回めぐってきたマッチポイントをものにして勝ち上がりました。
信じられない試合展開。
もし、小説や漫画であったら、「さすがにこれはあり得ないでしょう〜」とツッコミたくなるものでした。
審判と握手する際のメイヤーの泣きそうな表情はちょっとかわいそうでしたね。
そこからジョコビッチを破り、苦手とされる(といっても5連勝らしい)シモンを破っての優勝で、ナダルを抜いて
2位にランクされます。
さて、今大会で少しニュースになりましたが、フォニーニの罰金事件。
ウィンブルドンでもあったようですが、スポーツマンシップに反する行為ということです。
偶然、ガオラで見ていたのですが、確かにそのような行為がありました。
その時、ちょっとまずいなとは思いましたが。
相手が中国の選手ってのもあり、完全アウェー状態。
地元選手に応援が偏るのは仕方のないことだし、それはそれで良し。
ただ、相手を落とすような応援はいただけないです。
つまり、見る側の観客のマナーの質も良くなかった気がします。
その試合だけでなく、フラッシュやシャッター音が今大会は多い(-_-)
楽天で感じたことですが、テニスの試合の時の観客のマナーの良さ。
基本的にヤジはない気がします。
ブーイング的なものはあるにせよ、地元選手を応援するものもあるにせよ、マナーはいいです。
スポーツは観客ありきということはわかりますが、観客側も質を上げなくてはいけませんよね。
観戦しに行って
「モノを投げ込まないでください」
とか
「フラッシュを切って撮影してください」
など、見たくありません。
柵なんか出来てしまった日には観に行くきが失せてしまいます…。
マナーはルールではありません。
ルールになっていないからいいものなので、私も含め、観戦者は気をつけましょう!
2014年10月12日
繋ぐべきところは繋ぐ
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先日のブログとは逆になります。
なんだよ、結局当たり前じゃん!という話になってしまいますが
何より、判断力が大事です。
つなぐべきなのか打つべきなのか。
ちなみに、その「つなぐ」にも色々と種類がありまして…。
よく、つなぎのテニスをするプレーヤーを「シコラー」なんて表現します。
「しこる」という用語からつなぎまくる人をシコラーと言います。
このシコラーもまた2種類に分かれます。
下級シコラーと打ちじこり
この差は
下級シコラーは厚い当て方をしないでとにかくロブ気味に返す専門。
打ちじこりとは厚めのスピンでエースを無理には狙いにいかない感じのスタイルです。
全日本のベスト8くらいまでは、はっきり言ってこの「打ちじこり」で通用するのではないでしょうか。
この全日本ベスト8までは基本が「つなぐ」なんですがこのつなぐ時のボールのスピード、スピンの量の
バリエーションが多いです。
本当に細かくわければ無限になりますが、5種類のスピード、スピン量と聞いたことがあります。
当然、スピン量を上げればスピードが落ちます。
話を戻して、
つなぐべき時はつなぎましょう。
ただし、完全に追い込まれた時には逃げるためのつなぎですし、追い込まれ気味のときのつなぎと
攻めでも守りでもない時のつなぎは違います。
これまた、状況に合わせたつなぎが必要になります。
まずは3種類、
中ロブ気味のスピン(チョリチョリでいいです)
少し厚めのスピン(これをベースにしましょう)
厚めのスピン(叩くまでいかない程度に)
これを使い分けられるように練習です!
2014年10月09日
打つべきところは打つ!
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テニスコーチをしていると、当然のごとく
「安定感」
「再現性」
を求めます。
テニスは確率のスポーツですから、その辺は非常に大事です。
しかし、それにとらわれすぎると、いつしか決めるべきボールでも若干、無難にいって結局決められずになって
しまっている場合があります。
この辺のバランスってのは非常に難しいです。
なぜなら
個人個人、決められる、決められないの判断が違うからです。
ここで出てくる「判断力」
これに関しては「自分で」考えるということをしないと生まれてきません。
テニスをする環境が試合ばかりやっている方の場合
自分で考えるしかないのでそういった判断力は高い気がします。
逆に、教えられる環境が多い方は、やはり
判断する前に、コーチが今のは繋ぐとか、決めるとか自分でなくコーチが判断してくれて
自分から判断しない場合が多く判断力は低い気がします。
全員ではありませんよ。
また、聞けばコーチが答えてくれる場合が多く、すぐに正解が出てくる環境にあります。
これがいいようで悪いようで…。
ということで、題名にもあるように
「打つべきところは打つ」
そして、ボールが入るか入らないか体験し、その後自分で考える!
こんなスタイルを少し取りいれてみようかと思っています。
もちろん、レベルだったり色々な状況に合わせていきますが。
大本は、「自分で考える」これがないとだめですよ!
錦織、初戦敗退(>_<)
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やはり、疲れが出てしまいました。
1回戦BYEで少しは疲れがとれるかと思いましたが、さすがに無理でしたね。
しかも、初戦はアメリカの新鋭、ジャック・ソック。
さらに、ナダルも盲腸?だったか、何だかで体調不良で敗退。
ラオニッチも途中棄権。
ディミトロフも敗退と、皆さんだいぶお疲れな様子…。
まぁ、この時期、季節の変わり目で見えないところで体力が落ちているのでしょう。
ちょっと前まで、地球の裏側にいましたし、普通なほうがおかしいですね。
錦織も楽天の段階であまり調子は良くないようでしたし。
気持ちで乗り切ったんでしょう。
そう考えると、ジョコビッチや本当にすごいですよね。
フェデラーも然りですが。
今年は、若手が躍進した年で来年もかなりワクワクする感じです。
そのがんばった若手選手はちょっと疲れが出てくるんでしょう。
休みましょう。
特に、錦織。
レースポイント的にもほぼ大丈夫でしょうし、ロンドンに向けて次あたりもスキップしてもいんじゃないでしょうか。
ちなみに、今年の勝率は
1位 ジョコビッチ
2位 フェデラー
3位 ナダル
4位 錦織
なんと、勝率は4位なんですね。
実質、世界4位です。
もちろん、トータル的にコンスタンスに試合に出る体も必要なので6位は6位なんですが。
4位と考えたい(-_-)
上の3人は、すでに伝説ともいえる選手です。
この辺が衰退したら・・・なんて考えすぎですね。
とりあえず、錦織の無事を願いましょう。
2014年10月07日
テニスの進化とともに…。
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ここ10年〜15年でテニスはパワーテニスへと進化しました。
いかに、パワーを出すか、いかにパワーの出るラケットを開発できるか。
カルロス・モヤが使用し、一躍有名になったバボラ。
ナダルの登場で、一気にトップメーカーとなりました。
その源は「パワー」の出るラケット。
です。システム的なところは置いておいて、とにかく今現在でも飛ぶラケット、パワーの出るラケット
といえば、バボラでしょう。
今、上海でマスターズが開催され、ガオラで放送されています。
観てみると、もちろんパワーテニスであることには変わりありませんが
ジョコビッチ、ナダル世代の次の世代、すなわち錦織世代ですが、パワーだけでなく
以前にも触れたように早いテニス。
タイミングの早いテニスです。
これを実践していますね。
これが一番はまっているのが錦織。
楽天の準決勝で敗れたベッカーが
「あんなに早いタイミングで打つのは錦織かジョコビッチだけ」
とコメントしていましたが、これからは、やはり「早いテニス」がもとめられていくのではないでしょうか。
これはテニスの技術面での大きな進化です。
それに伴って、きっとラケットも進化するのではないでしょうか。
パワーテニス→バボラ
タイミングテニス→????
この???を開発したメーカー、もしくはラケットがくるでしょう(勝手に予想です)
一歩リードしているのは錦織契約のウィルソンでしょう。
たった今、試合をしているポスピシル、カナダのNo.2ですが、彼も早いテニスですね。
そして、契約メーカーはウィルソン。
ピュアドライブ(バボラ)が爆発的に売れてから、5年くらいはどこのメーカーもこぞって
「ピュアドライブ」を真似て開発しました、というくらい例のスペックがあふれました。
来年、もしくは再来年あたりには革命的なラケットが出てくるのではないかと思っています。
こんな感じかな?という予測はありますがこの辺で。
錦織活躍で浮き彫りになる世界との差
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錦織、6位だそうですね。
じわじわと上がってきています。
当然考えるのが次に続く選手は?
というところ。
つまり、次世代になるわけですが。
次世代というと、伊藤でも添田でも杉田でもないですよね。
西岡、ダニエル、中川といったところでしょう。
お気づきの方もいると思いますが、全員海外組です。
日本では育てきれないのでしょうか??
そこには、色々な壁が立ちはだかります。
環境、施設、資金・・・。
私はコーチなのでコーチングという面から。
短い海外留学の間に感じたことですが
オーストラリアではとにかく打たせる、強く打たせる。
その中でボールがコートに入る子が生き残って行きます。
そして、試合でもバンバン打たせる。
その中で勝てる子が生き残っていきます。
印象としてはふるいにかけられている感じですかね。
100人いたら20人、20人の中で1人・・・という具合に。
日本では、ほとんどのスクールが、みんなで上手くなろうという精神が根強い気がします。
そのため、全員が無難にコートにボールを収めるためにスピンスピンの繰り返し。
1本エースを獲っても3本ミスしたら負けだよ。
逆に1本エースを獲られても3本返してミスさせれば勝てるよ…。
100人いたら80人が上手くなり60人がそこそこ活躍します。
という具合です。
どちらも正解でも間違いでもありません。
もちろん、すべてがというわけではありません。
その教え方が大人にも通用するかはまた別の話。
勝負の世界である以上、世界の舞台で活躍出来る子が育つ環境はどちらかわかりますよね。
ところが、これが修正できそうでなかなか難しいんです。
私は、折角だからと前述した形で指導しました。
しかし、色々な問題が発生しました。
錦織が日本人でも世界で活躍することは可能という扉を開いてくれました。
海外で修業するのもいいでしょう。
正直、私も世界で活躍するなら海外に行ったほうがいいと思っています。
しかし、世界で活躍できる子を日本独自で生み出せるまでいかないと本当の意味でのテニスの底上げ
は難しいのではないかと思っています。
ちょっと、まだまだ時間がかかるかもしれませんね。