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2014年11月11日

錦織、まずはマレーを撃破!


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皆さん、もうご存知でしょう。
ツアーファイナルで錦織、マレーを
6−4
6−4
で撃破しました。

苦手としている感じでしたが、どうやら1年以上対戦がなかったんですね。
全豪で対戦したのは2013年でしたかねぇ…。

立ち上がりファーストが全く入らず、ダブルフォルトもするし、いつものように大丈夫か??
なんて思っていたら、さらっとブレイクしてさらっとセットを獲りました。

マレー自体もそんなに調子がいいとは言えない感じでしたが、セットの取り方が独特な雰囲気を持っています。

最近思うことは、本当に遠くに行ってしまたなぁと。
完全に雲の上の人ですよ。

体格からしてもアドバンテージなんて一つもありませんからね。

30位あたりにいて、4大大会で16とか8とか行っている頃(まぁ、つい最近ですが)は教えている子供たちにも
日本人だってテニスであそこまでいけるんだぞ!と言えましたが、逆に何だか言えなくなっている自分もいます。
もう、日本人という枠を越えてしまっています。
フェデラー全盛の頃は、日本人には無理だよね〜なんてことは言えていましたが
今となっては錦織ができるんだから同じ日本人だって出来る筈、なんですが
日本人、アメリカ人、イギリス人、人種に関係なくなってます。

話は戻りますが、ツアーファイナルは恒例で入場の時、スモークの中から出てきます。
その時の入場のシーンは感慨深いものがありました。

次はフェデラー。
ハードであれば勝てるでしょ!
ラオニッチにだってハードであれば大丈夫。

そうなると準決勝でA組の2位。
おそらくジョコは1位でしょうから、他は問題なし。
決勝でジョコかな。

本当に優勝かなり濃厚です。

2014年11月09日

褒める?褒めない?


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私はよく、褒めないコーチだと言われることが多いです。

別に、褒めるコーチと言われたいわけでも褒めないコーチと言われたいわけでもないので何とも思わないのですが。

私の中では褒めているほうだと思うのですが…。

私の中でテニスのレベルに関係なく、段階を踏んで上達してもらいたいな、というのがあります。
よく、表現として使うのが階段方式。

今、あなたはこの辺にいます。
この辺を一つのゴール(目標)として1段づつ階段を上がっていきましょう。

という方式。

なので、1段目をクリアしたら次は2段目、その次は3段目・・・となってとりあえずの目標を目指します。
「今は、ここまで出来ました。ではそれができたら次はこれですね。」
これ、私の中では褒めているつもりです。
なかなか伝わりません。
何となく
「素晴らしいですね」
とか
「ナイスショット」
とかは使いたくない自分もいます。

どっちがいいコーチなんてことはありませんし、どっちがダメってこともありません。
毎回毎回褒められていたら、本当かなぁ・・・なんて疑問はうまれないですかねぇ。
コーチ側の裏情報的なものですが、とりあえず
「ナイスショット」
をついつい使ってしまう、というのがありまして、そんな感じに褒めてしまうのが自分自身は嫌なんですね。
褒める時はじっくり褒めたいというか…。

ただ、気分がいいのは褒めてくれるコーチでしょうね(-_-)

まぁ、忘年会的な飲み会で話題に上がったものですから…。

2014年11月06日

フォアハンド分解-その1


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ではフォアハンドを分解して説明してみましょう。

昨日書いたように
テイクバックからインパクトまでの部分

今回は後ろからのほうが分かりやすそうなのでこの動画にします。


私の中ではこのテイクバックからインパクトまでで力の伝達はほぼ終了しています。
ザックリとしたイメージは打点でボールを「弾く」です。

静止画像で見てみましょう。
@
テイクバックからインパクト1
から
A
テイクバックからインパクト2
そして
B
テイクバックからインパクト3

何となく気を付けている感覚はラケットのスウィートスポットの部分からスロートの部分はたくさん動かさない。
という点。
@とAの画像で、テイクバックから振出すまでのラケットの位置を見てください。
ラケットヘッドとグリップエンドは入れ替わってはいるものの、ほぼ同じ位置にありますよね?
意味がわかりますかね。
テイクバックして、そのあと手と肘が右方向に出ているだけでラケットは回していません。

そこから来たボールを弾きに行っている感じです。

このラケットをたくさん動かさない打ち方が自分の中ではガシャりを減らして飛ばすコツになっています。
ただし、タイミングをつかむのが難しいといえば難しいです。

まずはゆっくりとした球出しから、ゆっくりとしたボールを打ちましょう。
最初からパワーを出そうとするとタイミングがつかめません。
タイミングをつかむまで、ガシャリがなくなるまではスピードボールは控えましょう。

とりあえず、今日はこんなところで。

2014年11月05日

フォアハンドストロークを分解して解説。


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今回はちょっと活字で伝わるかどうかわかりませんがフォアハンドを解説してみようかと思います。

フォアハンドでどの辺を意識して打っているかという説明です。
以前にも書きましたが、フォアハンドは一番難しいショットだと思っていますので、非常に悩んで
悩み抜いた結果、今はある程度自信を持てラケットを振れています。
そして、まだまだ進化する予定です。

意識をするポイントを説明して行く上でフォアハンドを分解します。
参考にする動画はこちらです。


まずはテイクバック
セット
ラケットダウン
テイクバック
インパクト
インパクト
フォロースルー
フォロー
フィニッシュ
フィニッシュ

ちょっと、スクリーンショットでうまく押せた部分で画像にしたのでそれぞれ若干足の感じが違ったりしますが
そこは無視して下さい。

細かく分解しましたが、ザックリ分けると
テイクバック〜インパクト
インパクト〜フィニッシュ

明日からはこの二つに重点を置いて説明していきますので、興味があれば見てください。
ご自分のフォアハンドを同じ感じで分解してリンクさせるとイメージしやすいかもしれませんね。

2014年11月04日

ツアーファイナル、錦織はマレーに勝てるのか??


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昨日も書いた通り、ツアーファイナルのリーグが決定し

フェデラー
錦織
マレー
ラオニッチ

という組み合わせ。

これも昨日書いたようにマレーとの差はどこまで埋まっているのか、もしくはマレーにもしっかり勝てるポテンシャルなのか。

もちろん、フェデラー、ラオニッチに勝てるという保証はありませんが、どうも全豪だったかな、マレー戦でのイメージが
よみがえります。
と共に、非常に楽しみな一戦になります。
今後、来年、さらなる飛躍を考えた場合、もうトップ10以下の選手にはストレートで勝ち上がる必要がありますし
トップ10選手にもほぼほぼ勝てるという状態にならなくてはいけません。
それこそ、4大大会で4シードを確保するにはそこまで勝ちあがってくる選手を倒して当たり前にならなくてはいけません。
今年の後半の錦織の成長はマレー戦をみるとわかるのではないかと思います。
錦織は当然優勝を目指していますから、今回の組み合わせは誰であろうと関係ないと思っているし
本心で勝てない相手はいないと思っていると思います。

私を含め、周りのほうが騒いでしまってますね。
リーグを1位で抜けて、決勝でジョコビッチをしっかりと倒して優勝してほしいです。

錦織、世界ランク5位!第4シードでツアーファイナルへ!


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今日発表された世界ランキング

1位 ジョコビッチ
2位 フェデラー
3位 ナダル
4位 ワウリンカ
5位 錦織

ということで
なんと5位!

まぁ、もうそんなに驚きはしないんですが、凄いですよね。
もし、ワウリンカが全豪でイマイチな成績で終わってしまうと、4位なんてことになります。
そうすると4大大会で4シードがつくんです。
妄想が広がってしまいます。

じわじわとマレーが6位ってのが気になります。
結局ファンタスティック4は健在なのでしょうか??
その次に錦織、ラオニッチ、ディミトロフ・・・と続いていくのでしょうか??

ちなみに、ツアーファイナルはB組。

フェデラー
錦織
マレー
ラオニッチ
の組み合わせです。
ナダル欠場のため、第4シードってことで。

順当にいけば準決勝にコマを進められる位置です。
しかし、マレーが同じリーグってのが嫌な感じです。
錦織が飛躍した今年の後半はマレーに当たっていないのではないでしょうか。
ファンタスティック4の中ではマレーが一番やりにくいのではないかと思っています。

いずれにせよ、しばしの休憩をはさんで1位通過を期待しましょう。

しかし、何だか完全に雲の上の人になってしまって淋しい気もします(-_-)

2014年11月03日

ジョコビッチ、600勝達成!


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マスターズ1000、パリ大会はジョコビッチが優勝です。

決勝の相手は、フェデラーを破り、ベルディヒを破ったラオニッチでした。

内容的には完璧といえるほど大きなピンチもなく
6−2
6−3
で終了です。
これでジョコビッチは今季6勝、マスターズ20勝、通算勝利数600勝達成です。
フェデラー
ナダル
フェレール
ヒューイット
に次ぐ5人目だそうです。
ちなみに、フェデラーは991勝って言ってたかな・・・。

今大会は1セットも落とさずに来ましたから3セットを3戦した錦織戦は、だいぶ錦織に疲労感を感じました。
もしかしたら、錦織もファイナルが決定して少しほっとした面もあったのかもしれません。
そういったことは試合でのショットに出るというよりは疲労に出るような気がします。

私の生徒さんでも、何かストレスを抱えていると、
(これは体の疲れ、目の疲れ、精神的な疲れ、全てひっくるめてストレスとしますが)
明らかにテニスに出ます。
長く教えていればいるほど感じ取れます。
ストレスに触れる場合もありますが、あえて触れない場合もあります。

技術的な指導というのは長くコーチをしていればそんなに難しいことではなく感じます。
それよりも、本人すら自覚のない部分を感じ取るほうが難しいかもしれません。

一番わかりやすく感じるのは、反応です。
ピクッと反応する、1歩目のところですね。
ここのスピードが一番で安いところです。

あらら、変な方向に話が行ってしまいました。
題名からはかけ離れていますね。

そういえばいつの間にか記事数が200を越えていました!!
何日か書けない日もありましたが半年以上続いているということです。
とりあえず、365を目指します!!

2014年11月01日

錦織、ロンドンへの切符をゲット!


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テニスファンであればもうご存じのはずですが錦織がツアーファイナルの出場権を得ました。

昨日のパリ大会、準々決勝でフェレールを破りベスト4で決定です。

気になるのはロブレド、ツォンガ、フェレールと全てフルセット。
ガオラで見る限り、サーフェイスが遅そうです。
錦織に限らず、皆同じ条件ですから何とも言えませんが、少し影響しているのかもしれません。

ツォンガ戦は3セット目、キープ合戦でしたが、最後、ポンポンと連取してブレイクするあたりは
全盛期のフェデラーの試合運びに似ていました。

全盛期のフェデラーと言ってしまいましたが、今大会で1位に返り咲く可能性があったようですね。
残念ながらラオニッチに負けてしまったのでだめですが、今年のフェデラーは全盛期並みに調子がいいです。

一方、ラオニッチは、今ベルディヒと試合していますが、ここにきてまた調子を上げてきていますね。

この後は錦織とジョコビッチ。
ちょっと、ファイナルに期待したいので、ここは無理せず・・・なんて考えちゃってます。
また、勝っちゃったりして(^^)

2014年10月31日

イップス改善策


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これまた、イップスになったことがない人は読まないほうがいいかもしれません。

昨日、イップスについて触れましたが、今日はその改善策について。
あくまで個人的なものですから参考までにです。
私自身、これで少し改善されました。

まずは、精神的な部分が大きく影響してくると書きました。
コートに入れないと!
スピンを掛けないと!
この考え方が緊張を生んでしまうので、何も考えずに打つ!

これです。
なんだよそれ、って感じですが、それしかないんです。
といっても、ただ単に打ちまくればいいわけではなく
簡単な球出しをしてもらい、とことんフォアハンドで強く打ち続ける。
なるべく大きなスウィングで、ヘッドスピードを上げて。
途中にアドバイスなんか求めてはいけません。
永遠に打ち続けるくらいの勢いです。

私自身の話をします。
少しイップス気味でフォアに不安を抱えたままオーストラリアに行きました。
色々と条件がそろったのかもしれませんが
向うではある意味では教え方が雑(-_-)
さらに、全て英語ですから、片言しか話せない私にとっては細かい話なんか呪文にしか聞こえませんでした。

とにかく、フォアを大きく、前に押せ。
せいぜい膝曲げろ!
程度の理解力。
本当にアホみたいに打ちまくりました。

これが2週間くらいすると(といっても毎日打ちまくりでしたが)勝手にコートに入りだすもので
こんな感じかぁ、と。

練習試合なんて、エースかミスかというそれこそ日本のコーチに注意されるありさまでした。

いつの間にか不安がなくなり、治っていたという話です。

考えずに打つとは簡単じゃないかと思いますが
実は一番難しいんです。
長くやっていると余計な雑念が入りやすいものです。
もっと手首をこうして・・・なんてはっきり言っていらないんです。
イップスになった人は頭をからっぽにしてまっさらな状態から始めましょう!

ジュニアたちが成長が早いのもこの辺にも要因があるのではないかな、とも思います。

あれこれ考えすぎずに振り抜きましょう!

2014年10月29日

テニスにおけるイップス。


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さて、難病、イップスです。

今まで、なったことないし、突然打てなくなるってことがない方は逆に読まないほうがいいかもしれません。

症状としては、突然ラケットが振りきれなくなる、全然当たらなくなる・・・といった症状です。
私なりに解説してみます。

精神的なところが大きく影響していると思います。
医者でも、科学者でもないので、あくまで憶測ですが。
私自身も陥ったこともあります。

単純にビビリが原因で、
真ん中に当たらないんじゃないか
とか
大きくアウト(ふかす)してしまうんじゃないか
と不安がよぎると突然なってしまいます。

バックハンドではあまり聞いたことがありません。
主にフォアハンド。
おそらく、精神的にストレスが掛かると無意識に筋肉に緊張が走ります。
筋肉に緊張が走ると、人間は筋肉が収縮します。
縮こまった感じになるわけです。
そして、自然なスウィングができなくなる、という流れ。

では、なぜフォアばかりなのでしょう??

きっと、腕の関節は内側にしか曲がりません。(手首は多少外に開きますが)
フォアハンドは腕を畳んだりといったように内側に動かす動作が多いです。
なので、フォアハンドは影響大ですよね。
それに対して、バックハンドは、どちらかというと腕の外側にスウィングしていきます。
なので影響は少ないのかなと。

そんな感じでフォア系に症状が出る場合が多いです。

他にも、不安になるとボールから離れるのが怖くなり(ちゃんと当てたくなり)近くなります。
その結果、さらに縮こまるという悪循環。

サーブでもたまにありませんか?
全然サーブが入らなくなると、ビビって縮こまる
→トスを高く上げると当たらなくなりそうで低くなる
→さらに小さなスウィングになる。
→当たらない、ネット越えない、かすれた当たり
という悪循環(>_<)

といったように、イップスになる人はコートに入れたくなるというビビリから来ます。
でも、考えようによってはテニスをちゃんと理解しているとも言えます。

いる意味、イップスをある程度経験しないと試合になるほどのテニスにはならないと思っています。
もし、今イップスの人は、頑張って乗り越えましょう!
その先にさらなる進化が待っています!
次は、その改善方法を!
プロフィール
天野 幸之介さんの画像
天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
プロフィール
コーチ情報
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