2014年10月16日
ATPのしくみ
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意外に周りの方でATPのしくみを知らない人が多かったので一応書いてみようと。
知っている人には掘り下げた内容ではないのでスルーしてください。
錦織が7位だの6位だの騒がれていますが、これは試合に出た際のポイントによって順位付けされています。
そして大会の大きさによってもらえるポイントが変わってきます。
まず一番大きな大会は、良く知られている
4大大会(グランドスラム)
オーストラリア
フランス
イギリス
アメリカ
で行われる大会で優勝すると2000ポイント、準優勝で1200ポイント
次は
ATPワールドツアーファイナル
今年はロンドンで行われます。来年までロンドンらしいです。
優勝すると1500ポイントです。
次のカテゴリーとしては
ATPマスターズ1000、500、250となります。
1000で年間9大会、500も9大会、250で40弱の大会数です。
後ろの数字が優勝するともらえるポイントで、準優勝は6掛け、ベスト4も更に6掛けになります。
錦織は全米準優勝、マレーシア(250)優勝、楽天優勝(500)
なのでこの3大会で1200+250+500=1950ポイント稼ぎました。
ただし、ポイントは1年間しか有効ではないので昨年の同大会のポイントは消滅します。
なので、一つの大会で優勝しても前年が優勝だとプラスマイナス0です。
錦織は来年今年以上の成績を残さないとポイントが+になりません。
厳しい世界です…。
錦織はこのATP1000での優勝が欲しいところです。
先日の上海は1000で、フェデラーが優勝しましたね。
一方、錦織は初戦敗退。シードがあったので32になるのでしょうか。
今後はこの辺のピークをどう管理するかという点が非常に重要です。
残る1000は1つ、パリの大会です。
ここでの好成績を期待しましょう。
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