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2015年04月06日

ストロークはインサイドアウト?アウトサイドイン?

ちょっと横文字の多い題名になってしまいました。

ストロークの時のスウィングは

インサイドアウト
なのか
アウトサイドイン
なのか

という点です。
以前にもこの辺は書いている内容ですが、改めまして。

まず、インサイドアウトとアウトサイドインとは?
というところです。

【インサイドアウト】
内側から外側へ

【アウトサイドイン】
外側から内側へ

ザックリとこうです。

これも動画と静止画を使いましょう。


こちらはスロー編集です。


静止画も使いましょう。
ラケットが背中側から打点に出ていく動き

背中側から
image.jpg

打点に向かっていき
image.jpg

インパクト
image.jpg

この動きがインサイドアウト


そして、インパクトから
image.jpg

肘をたたんで、ラケットが肩口に巻き込まれて
フィニッシュ
image.jpg

この動きがアウトサイドイン

となります。

とりあえず、この辺を抑えたところで本題の
ストロークはインサイドアウトなのかアウトサイドインなのか?

という話ですが、結局は両方使います

ちっ(怒った顔)なんだよちっ(怒った顔)
って思わないでください。

問題はここからなんです。

内側から外側への動き

外側から内側への動き

これが、一つのスウィングの中に両方存在するというのが問題なんです。
一つのスウィングの中に真逆の動きが入ってしまってます。

一つのスウィングで出す動きと巻き込む動きが入らなければいけないってのは、矛盾していると思いませんか?
例えば
出す動きですよ、と言われればそれだけに注意すればいいし、
畳む動きですよ。と言われれば同じようにそれだけに注意すればいいわけですよね。

ところが、両方やりましょうって言われると出して畳む・・・いつ切り替えるの??

となってしまいますよね。

そこで、分けて考えてみましょう。
・・・長くなってしまいましたので本日はここまでです。
明日、この続きで書きます!


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また違った形で楽しめると思います。
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ちなみに、先日書いたストリングインプレッションのNXTも1.24mmのみですがノンパケージ商品を出品したのでご確認ください。(NXTのブログはコチラ


このNXTというストリングはロールがないので、15張BOXというまとめ買いからのバラ売りになります。

デスクトップ版で見ている方は右斜め上右側に貼っている広告右斜め上が私の出品しているノンパッケージ商品です。

2015年04月05日

初級レベルを脱したら、是非オープンスタンスを!

本日もフォアハンドを題材に。

題にもあるように、初級レベルを脱したらオープンスタンスを練習していきましょう。

まず、ここでいう初級レベルというのは

ある程度自分のスウィングがこんな感じ
球出しならまぁまぁうまく打てるけど、ラリーになるとうまく対応できないことが多く、長く続けられない

と、こんな感じのレベルだと思ってください。

というのも、あまりにも「基本が大事」というフレーズにこだわり過ぎて上達の妨げになっている方が多いからです。

まず、以前別のテーマで撮った動画を見てみましょう。
ちなみに、これは球出しで撮った画像ですが、当然スウィングよりも足の使い方を見てください。


球出しですら、踏み込んだり踏み込まなかったりしています。
これは3球目の少し深めのボールへの打ち方の静止画です。

@テイクバック
image.jpg

Aラケットダウン
image.jpg

Bフィニッシュ
image.jpg

左足は前には踏み込んでいないですよね。
オープン気味に打ち終わっています。

きっと、このボールに対して踏み込むと、若干詰まり気味になってしまうだろうという予測から、踏み込まずに打ったんだと思います。
このボールに対してしっかり踏み込んでから打つ、となると、そこそこ後ろに下がって軸足の右足を下げて踏み込みスペースを作らなくてはいけません。

もちろん、その形をとってもいいんですが、いかに楽に打つかを考えると、この形になります。

基本は大事。その通りなんですが、人間よりボールの方が絶対に速いです。
ラリーになると、踏み込めるボールもあれば、下がりきれないボールもあります。

踏み込めるボールは基本通り、踏み込みましょう。
ちょっと頑張れば踏み込める場合もちょっと頑張って踏み込みましょう。

ただ、下がるのが間に合わないボールが来たらどうしましょう??

ここで、オープンスタンスの登場です。

オープンスタンスを練習済みであれば、踏み込めないと判断したらオープンで何とか対応できます。
しかし、オープンはダメだ、基本通り!とこだわり過ぎると、当然、左足が邪魔になって詰まってしまいます。

と、こんな具合で返球できる人と、出来ない人が分かれます。

さらに、オープンスタンスなんて上級者がやることだ!
と決めつけて練習しない人もいます。

オープンスタンスが上級??
そんなことはありません。

基本ができて、さぁ、ラリーをしよう!となった時点で使い始めるべきで、練習すべきショットです。
また、この辺は指導者側にも問題があるかもしれません。


基本的な形が出来上がったら、その派生した形を練習しなくてはいけません。
ボールは自分に打ちやすいように変化してくれませんので。

これはストロークに限らず、他のショットにも言えることですか

基本を大事にしつつ、引き出しを増やしていきましょう!


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踏み込みながらのフォアハンドストローク

先日、フォアハンドを練習中の生徒さんから以前の動画について質問を受けたので、以前の動画を使って解説です。
その打ち方は

踏み込みながら打つフォアハンド

です。
なんだか、普通なようで普通でないような表現ですよね。
まぁ、動画をチェックしましょう。



この動画は3パターンの打ち方を紹介しています。
@踏み込んでから打つ
A足を上げながら打つ
B踏み込みながら打つ


この3パターンです。
この中でBについて解説していきます。
@は基本的な打ち方ですね。
Bは踏み込み「ながら」打つです。
何が大きく違うかというと

左足を出すタイミング

です。
これも静止画で

右足のセットと共に捻じれを作ります。
image.jpg

そして、左足を出しながらスウィング
image.jpg

インパクトとほぼ同時に左足着地
image.jpg

先ほど左足を出すタイミングが違うと書きましたが、そのために必要となるのが

右足(軸足)でのタイミングの取り方

です。
image.jpg
この形ですね。

結局、大事なのは軸足って話になってしまうのですが
軸足はボールのバウンドやスピード、色々な要素に合わせてをセットします。
なので相手が打ってからネットを越える前には予測が完了していなくてはいけません

当然、相手が打つ瞬間を見逃していては、もしくは何となく見ていてはこの予測が遅れます。
そして、その予測が遅れればこの軸足のセットが遅れて・・・といったように全てが遅れてしまいます。
自分ばっかりで、相手を気にしない人は予測が遅れますので注意して下さい!!

この打ち方はどんな時に使うか。

@相手のボールが低くて速いボール
A浅めのボール


この2つの条件がそろっている時に多く使います。
具体的に言うと

リターン時
ボールがスライスで短めに来た時
ショートクロス気味に打たれた時


などです。
もちろん、他の場合でも使います。
私自身、このうち方は多様しています。
プロも結構使っている場合が多いのでチェックしてみてください。

打ち方のバリエーションを増やして対応力を上げていくことはミスの減少につながりますから、色々とチャレンジしてみましょう!


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2015年04月03日

【WILSON】バーン(BURN)95

本日は錦織の使用モデル

バーン(BURN)95

のインプレッションになります。
image.jpg

黒ベースオレンジの配色。
カッコいいです。
(本日、マイアミの試合、錦織は負けてしまいましたねぇ。残念。マスターズ1000優勝はお預けです。)

さて、このバーン(BURN)95のスペックは

フェイス 95平方inch
重さ 309g
バランス 325mm
長さ 27.25inch
パターン 16×20
厚さ 22mm
image.jpg

となっています。
未だに長さの27.25inchにはこだわるんですね。

スペックを見る限り、旧モデルと変わりはないのかな。
変わらずハードなスペックです。
この重さでバランスが325mmとなるとフェデラーモデルの軽い方、315gのほうが振った感じは軽いと感じるかもしれません。(フェデラーモデル315gのインプレッションはこちら→プロスタッフ97/315g)

さて、使用感ですが

非常にシャープ!な反発

です。
採用された素材なのか、他のテクノロジーなのかわかりませんが、ボールにすぐにパワーが伝わっていく印象です。
錦織がサーブで200キロ越えというのもこのおかげかもしれません。

また、力が直ぐに伝わるということで、タイミングの早いテニス、つまり

ライジング気味のショット向き

という印象も
受けます。
さすがに、錦織のプレースタイルにもマッチしています。

早いタイミングで打つ方、合わせて打つ方なんかには向いていると思います。
image.jpg


逆にデメリットも書いておきましょう。

反発が良くなったという部分は、結局、腕への振動は強くなりました。
ハッキリ言って

打球感は硬い

です。
また、ライジングのショット向きと書きましたが、これも逆に言えばこのラケットを使用する上でのタイミングを覚えないと全然ダメです。ラケットの反応が良く敏感なだけに

非常に繊細なラケット

です。少しの振り遅れが、残念な結果になりやすいかもしれません。
まぁ、いかにも錦織って感じですね。

バーン(BURN)100のほうがまだ扱い易いかもしれません。
またインプレッションする予定です。

ウィルソンの粘りのある、というかしなる感じではなく、反応が非常にクイックなだけに、ヘッドのラケットのような印象です。
タイミングを早くしていくテニスの進化が、こういった反応のいいラケットの進化へとつながっていくのでしょうか??

定価 42,120円

アマゾンでは
33,264円


楽天市場では

33,696円


となっています。


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2015年04月02日

スピンサーブの肝はトス!

昨日に引き続き、スピンサーブの解説です。
昨日のポイントは「手首」でしたが、本日は

トスの位置

です。
昨日は背中側からの動画でしたので、今回は真後ろからの動画で解説します。
まずは動画です。(スロー編集しています。)



またしても、縦撮りですから小さいですが、今回も静止画を使いまくりです。

@トスアップ
image.jpg

Aヘッドダウン・・・ラケットの位置は6時
image.jpg

Bヘッドアップ・・・ラケットの位置は10時
image.jpg

Cフォロー・・・ラケットの位置は2時
image.jpg

Dフィニッシュ・・・ラケット位置は6時を越えて7時
image.jpg

-----------------------------------------------------------------------------------------------
【確認事項1】
今回の解説と直接は関係ないですが、現代のサーブの基本は

着地は左足

です。ここは必ずおさえてください。
-----------------------------------------------------------------------------------------------

【確認事項2】
そして、トスの前にラケットのスウィング軌道を確認して下さい。
以前からサーブの説明時に用いていますが、アナログ時計をイメージしましょう。
アナログ時計
それぞれ、横に書いた時間がラケットが指し示す時間です。

ということで、ラケットのスウィングの軌道は

後ろから見て時計回りに1周する

というような感じです。
----------------------------------------------------------------------------------------------

この【確認事項@A】を踏まえたうえで

トスの位置です。

Bヘッドアップの画像を見てみましょう。
image.jpg
これはインパクト直前の画像になります。
そして、インパクト直後の画像がこれです。
image.jpg

直前のラケットの位置が10時
直後のラケットの位置が12時

なので、ボールへのインパクトは10時〜12時の間に行われます。
なので、そのゾーン、つまり

11時あたりにトスを上げる

ことが、大事になります。

昨日の手首の記事と今回のトスの位置、これに気を付けて練習してみましょう!


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スピンサーブのテイクバック時の手首

久々にレッスンブログを。

スピンサーブに限った話ではないのですがサーブの時の

テイクバック時の手首

について。

というのも、キックサーブとまではいいませんが、スピンサーブを練習している生徒さんがいまして、本日、手首の話をしたので記事にしようと思います。

以前の動画ですが、私のキックサーブのフォームを後ろから撮った動画です。(ちなみにスロー編集しています。)



これも静止画を入れましょう。

@トスアップ
image.jpg

から
Aヘッドダウン
image.jpg

Bヘッドアップ
image.jpg

Cフォロー
image.jpg

スマホで縦撮りしてしまい、画像が小さくてすみません。
BとCあたりはラケットや腕がぶれてよくわかりませんね。

まぁ、ポイントは
@とAの時の右手の

手首が開かないようにする

という点です。
トスアップ、つまり@の段階で手首は開いていません。

まず、多いパターンは

がく〜(落胆した顔)トスアップのときにすでに手首が開いてしまっているがく〜(落胆した顔)

というパターンです。

サーブは、バンザイする感じで!
というフレーズで教わった方もいるかもしれませんね。
@の画像、明らかに「バンザイ」ではないと思います。
私に限らずバンザイ型でサーブを打つプロはいないと言ってもいいと思います。

その「バンザイ」でトスアップすると手のひらが上に向きがちで、手首が開いてしまいますふらふら
その結果、羽子板サーブになってしまいます。

できれば

「ウサイン・ボルト」型でいきましょう。
image.jpg
(もう少し左手が上にあがってくれているといいんですよねぇ。それにしても、手足長いなぁ・・・。)

ちょっと、形は違うかもしれませんが、あくまでイメージで。


そして、出来ればAの段階でもなるべく手首は開かないようにしたいです。
トスアップ時には開いていなくても、ボールが落ちてくる間、ボールを待っている間に手首が開いてしまう、というパターンもあります。

この手首の感じはスピンに限らずサーブに大事な部分なので確認しましょう。
もし、動画を撮れる環境があれば撮ってでも確認したいところです。


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2015年03月31日

アルパワー/アルパワーラフ/アルパワーフローロ

本日はストリングインプレッション

アルパワーシリーズ

です。

種類としては

アルパワー     125mm/138mm
アルパワーラフ    125mm
アルパワーフローロ  123mm


と3種類の展開です。

トッププレーヤーが使用しているガットです。
特にアルパワーラフに関して言えば

フェデラー
フェデラー バックボレー.jpg

ジョコビッチ
ジョコ全豪優勝.jpg

マレー
マレー全豪.jpg

とビッグ4のうち3名が使用するという人気振り。

フローロは錦織が4Gを使用する前に使っていましたね。

ちなみに私はアルパワー138mm以外、全て使用したことがあります。

さて、このアルパワーシリーズ
中の素材にアルミ繊維を使用しています。

【アルパワー】
アルミ繊維のためなのか、金属的な先入観からなのか、芯をくった時の当たりが格別で、まるで金属バットで打ったような爽快感があります。

この感覚は、他にはない特別な反発です。
ただし、しっかりとボールを潰した時
という条件です。

少しでも甘めに打ったらその感覚は体感できません。

しかし、一般的には柔らかいポリと言われていますが、正直柔らかいな、と感じたことはありませんでした。
ストリングインプレッションで何度も書いていますが、もともと、マルチ派だった私はこれくらいの柔らかさというものは、柔らかいと感じることができないんですねぇ。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【アルパワー ラフ】

そこで、機能的に柔らかく感じさせるのがこの「ラフ」のほうです。
4Gの記事でも書きましたが、ボールが当たった瞬間にガットが表面の凸凹のへこんでいるほう、凹の方にずれて、一瞬ホールド感を出しています。
その結果、柔らかさを感じる作りです。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【アルパワー フローロ】

そういった面で、私は感じが良かったのはアルパワー フローロです。

このフローロ加工、よくわかりませんが柔らかい感じがでるらしいです。
確かに、素材の問題なのか、先入観なのか

機能的にではなく素材自体が柔らかめです。

細くて引っかかりもよく、それなりに柔らかいので軽くスピンをかける時にちょうどいい感じです。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
これだけトッププレーヤーが使用していますから、さぞかし売れているのかと思いますが、以外に私の周りにはアルパワーシリーズを使用している人がいないんですね。

まぁ、私の周りの絶対数なんてたかが知れてるんですが、コーチ陣も一人もいません。
むしろ4Gやブラストのほうが多いですね。
(4Gのインプレッション→4G/4Gラフ)
(ブラストのインプレッション→RPMブラスト)


単張ガットは結構安価に売っているのに対して、ロールガットは高いというのもコーチが買わない要因かもしれませんね。
私もロールガットを安く仕入れることができればカットしてアマゾン出品も考えるんですけど...。

また、しっかりとボールを潰さないと良さが出てこない、というのも少し敬遠される点かもしれません。
最近では、そんなにボールを潰さなくても、いい反発やスピンを掛けられるガットがありますからね。

むかっ(怒り)俺はハードヒッターだぜ!むかっ(怒り)

という方には絶対的にオススメします。


さて、定価ですが

【アルパワー】
3,132円
【アルパワー ラフ】
3,132円
【アルパワー フローロ】
3,348円

アマゾン

 アマゾン



アルパワー 125mmアルパワーラフ 1.25mmアルパワーフローロ 1.23mm
by 凛


楽天市場

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ルキシロン [LUXILON] 硬式ストリ...

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価格:2,192円(税込、送料別)

アルパワー1.25mmアルパワーラフ 1.25mmアルパワーフローロ 1.23mm
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2015年03月30日

【WILSON】NXT

ストリングインプレッション、ウィルソンの

NXT

というストリングです。

ウィルソンの中で、大ベストセラーなガットではないでしょうか?
私も長年、試合とかに出ていた頃から愛用しています。

シリーズとしては

NXT
NXT コントロール
NXT パワー
NXT デュラマックス


と4種類のようです。
私が試合に出ていた頃はNXTツアー16というガットを、愛用していましたが、その後継がNXTパワーなんでしょうかね。

このガットを愛用する理由は

マルチガットで柔らかいのに反発がいい

という点です。

しかし、一口に反発といっても色々な打球感があります。
大きく分けると

パチン!と弾いてくれる反発

グッと掴んで飛ばす反発

どちらが好みか、という問題になってきます。
NXTは下の
パンチグッと掴んで飛ばすタイプパンチです。

一般的にはマルチは柔らかい分、グニャっとして反発してくれないものですが、少し高いマルチになるとそこをクリアして反発を出してきています。

NXTの場合、ウンチクを言わせてもらえば

エックス・ボンディッド・テクノロジー

ポリウレタン・レジン

というものを採用して、その反発をクリアしています。
まぁ、名前を聞いても正直、はぁ?って感じですよね。

(ウンチク開始です!)

【エックス・ボンディッド・テクノロジー】

中の細い繊維を普通に束ねただけではなくて、編み込みながら束ねていますよ。
という感じ。
その結果、芯に反発が出てきますよ。
というもの。
NXT.jpg

【ポリウレタン・レジン】

レジンとは英語でresin。
樹脂のことを言います。

ポリウレタンとレジンを混ぜると硬化するらしいのですが、弾力性のある硬化なんですね。
玩具やクラフトなどに多様されています。

この2つのテクノロジーが噛み合って

弾力性のある反発

が生まれているというガットです。


結局はどんなのが好み?っていう話ですが

弾く感じ、つまり球離れのいい感じが好みであれば
テクニファイバー X-ONEバイフェイズ
が最高でしょう。(バイフェイズの記事はこちら→X-ONEバイフェイズ)

掴んで、飛ばしてくれる反発が好みであれば
NXT

という感じになります。

また、感じ方で言えば
硬い反発→X-ONEバイフェイズ
柔らかい反発→NXT


となりますかね。

定価 3,348円

アマゾンでは


 アマゾン



NXT16 2,394円NXT17 2,340円NXT17 5張 7,754円
by 凛



楽天市場では

 楽天市場
NXT16 2,052円NXT17 2,052円NXT17 5張り 7,754円
by 凛



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2015年03月29日

【WILSON】ブレード98 2015

本日は

ブレード98 2015

のラケットインプレッションです。
image.jpg
ラオニッチ使用モデルになります。

この機種は3パターン

ブレード98  18×20
ブレード98  16×19
ブレード98S 18×16

となります。横の数字×数字がストリングパターンです。

スペックは
【ブレード98】
フェイス  98平方inch
重さ 304g
バランス 325mm
パターン 16×19 18×20
厚さ 21mm
image.jpg

【ブレード98S】
フェイス  98平方inch
重さ 294g
バランス 330mm
パターン 18×16
厚さ 21mm
image.jpg

となっています。
ラオニッチは18×20を使用していますね。


------------------------------------------------------------------------------------------------------
ご自分のテニススタイルがフラット系でボールを潰して打ちますよ、という方は
18×20
を使用するとマッチすると思います。

ただし、ガチの試合になった時、どうしてもコートに入れたい→スピンをかけて山なりで...といきたい時に18×20は言うことを聞いてくれないかもしれませんがく〜(落胆した顔)
18×20からしてみれば

ちっ(怒った顔)そんなの知らないしちっ(怒った顔)

という感じでサービスライン付近に落ちるでしょう。

ラオニッチのようにどんな時でも俺はこうだ!と打ち続けられる人向けです。


------------------------------------------------------------------------------------------------------
その点、一番無難で使いやすいのは
16×19
のラケットでしょう。
image.jpg

16×19はまぁまぁ素直に山なりにも対応してくれます。
ボレーもソコソコ飛ばしてくれるし、ある程度振れて、ある程度スピンをかける方にはちょうどいいでしょう。

デザイン的にもひらめきグロメットが黄緑色ひらめきで鮮やかですね。
image.jpg


------------------------------------------------------------------------------------------------------
一方、スピンモデル、98Sはというと
まぁ、なんとか縦18本横16本にして面圧(打ったときの硬さと思ってください。)を下げないようにしています。
image.jpg

当然、スナップバックが効きますからスピンは掛けやすいです。

ただし、強めに、つまり厚く当ててスピンを掛けようとするとすっぽ抜けていきます。
スナップバックより横ガットの少なさによる「飛び」が勝ってしまうんでしょう。

バシバシとパワーを出しながらスピンも掛けますよ!という方には向いていません。
むしろ、スピンを掛ける前にすっ飛んで行きますから、スピンが掛からないような印象になると思います。

女性やジュニアなどパワーはあまりないけどもスピンを掛けて打ちます、という方には合っているかなと思います。

定価は
【ブレード98 18×20】
38,880円
【ブレード98 16×19】
38,880円
【ブレード98S】
35,640円

アマゾンでは


【ブレード98 18×20】
19,980円
【ブレード98 16×19】
21,492円
【ブレード98S】
19,800円

 Amazon



18×2016×1918×16
by 凛



楽天市場では

【ブレード98 18×20】
20,400円
【ブレード98 16×19】
21,492円
【ブレード98S】
20,900円


 楽天市場
18×2016×1918×16
by 凛


という感じです。
さらに、詳細や送料などは画像をクリックして各お店の情報をみてください!


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2015年03月28日

【BABOLAT】RPMブラスト

本日はストリングインプレッション。

RPM ブラスト

です。
ナダルツォンガなどバボラユーザーが使用しています。
ナダル左手

今現在、最も売れているガットではないでしょうか?
4Gかアルパワーかブラストか。

このあたりが一番売れ筋です。

ゲージ展開は
120mm
125mm
130mm

の3種類。
だいたい125mmを使用する人が多いのではないでしょうか。

もともと、プロハリケーンツアーという黄色いガットをナダルが使用してブレイクしました。
そこからリベンジという赤いガットで反発を強くしたものもあり、一瞬ナダルもしようしましたが、売れ行きは今ひとつ。

そこから、また柔らかくて反発のある
ブラストを発売して、大ブレイクです。

第3世代のガットでしょう。
耐久性、パワー、スピン、柔らかさ
この辺を全てバランス良く兼ね備えたガット
ですね。


ただし、ポリエステルの弱点、ふらふらテンション維持率は低いふらふら
これは仕方のない部分でしょう。

今後、バボラ側も第4世代ガットを出してくるのではないかと思いますが。


売れているだけあって、一般ユーザーでも使用している人は多いと思います。
まぁ、好みの問題ですが、以前の記事にも書いたようにポリエステルはポリエステルなので、私にとっては硬いかなぁ。
ブラックコードに比べたら硬いです。

構造は8角形のオクタゴナル構造で、表面はシリコンのコーティングがされています。
そのため、ツルツルして滑ります。

このギザギザ感でボールへのグリップ感をあげているらしいです。

しかし、最近思うことは、こういったギザギザ系のガットは本当に回転が掛けやすいのかどうか・・・という疑問。
何となく、イメージ的にギザギザしているほうがボールに引っ掛かるような気がするんですが、反面

スピンはスナップバックで掛ける、という理論

もあります。

つまり

ギザギザのガットだと摩擦抵抗が増えてスナップバックしづらいのでスピンが掛からないんじゃないか・・・。
ギザギザのガットだとイメージ的に引っ掛かってスピンが掛かりそう・・・。

という矛盾・・・。

ラフなどの打感が変わるってのは多少わかるし、ゲージの細さが変われば引っ掛かりもいいのはわかります。
また、ウィルソンのスピンモデルも軽くスピンを打つには掛けやすいのもわかります。

この、多角形構造でスピンが変わるのかはイマイチ、ピンとこないのが正直なところです。


まぁ、黒いガットを使用してみたい方は、フィーリングが合うかどうか試してみる価値はあると思います。

定価は2,940円

アマゾン内ではゲージで多少値段が変わっています。
【120mm】
1,971円
【125mm】
2,740円
【130mm】
2,560円



ちなみに、例のごとく、私のカット品の出品は
【125mm】
2,000円!!



楽天市場では
各ゲージ、カット品ですが
なんと1,400円!!

これは安いですねぇ

という感じです。


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プロフィール
天野 幸之介さんの画像
天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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