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2022年06月02日

時政くん

昨日午後の猫の脱走のその後だが、ミネボーは順当にすぐに戻るが、問題のジロタンとシロタンがどうなったかだ。夜7時頃、通り過ぎようとした縁側前にシロタンがいることに気づいて、サッシを開けて中に入るように促したが、「まだ外にいる〜」とワシの前から走り去ってしまった。

すると、何やら隣家との境のブロックの辺りでジロタンが唸っている声が聞こえ、「またかよ」と、あの野良猫がいるのだろうと察知したので、すぐにジロタンを引き取りに出向いたのは言うまでもない。ジロタンは空き家となっている隣家の敷地にいる、やはりあの黒っぽい野良猫に向かって柵越しに唸ってはいたが、取っ組み合いになるような雰囲気ではなかった。

やはり何度も顔を合わせているので、慣れているというのもあるし、向こうが突っかかってこないというのも分かっているから。黒い野良猫くんは特にジロタンに「シャー」と対抗するでもなく無反応だった。ワシがブロックにジロタンを引き取りに行くと、いつもならワシの顔を見ただけで、その場からすぐに逃げるのに、簡単に抱っこされ、何だか抱っこを「待ってました」という雰囲気だった。

きっとジロタンも成り行き上、相手に唸ってはみたものの、この場をどうやったら引き取れるのか分からなかったので、ワシの登場はまさに「渡りに舟」で内心助かったのだろう。シロタンはこの野良猫がいることで、いつもなら10時過ぎまで外にいるのに、早くも8時には家に帰っている。

この見知らぬ猫にシロタンはショックを受けたようで、今日一日、頼りになる「用心棒」のそばにピッタリくっつくように寝てばかりで一向に離れなかった。ブログでも書いたように、ジロタンはこの野良ちゃんに「オイ、オイ、オイ」と突っ込みを入れたけど、その僅か3日後に、後白河法皇も初代執権の北条時政に対して双六のことで「オイ、オイ、オイ」と突っ込みを入れていたので、この黒っぽい八割れ猫くんのことを「時政くん」と呼ぶことにした。

猫日記より(2020.6.2)
朝4:20、もう廊下でガサゴソ遊んでいると思ったら、そのままマイルームに子猫ら乱入。仮名付ける。一番おっとりな1番目「白太郎」、2番目「しま二郎」、3番目「しま三(さん)」、4番目「黒四」一番ビビり。
おとといまで結構よたよたしていたのに、昨日さらに移動距離を伸ばしたせいか、今日なんてすばしっこくてスピードのある走りをして駆け回っている。
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posted by kcfan at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫都市伝説
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