軒下で育成中の白菜のポットの苗から取り出した青虫さんたちは、キャベツの葉っぱでこちらも育成中だが、少なくとも10匹以上、キャベツに移動させたのに、その割に数が少ない。その減った分の死骸もない。一日に最低二回は、猫トイレの掃除の時に様子を見ているのだが、たまに容器の外に出ている青虫さんがいたりして、カップ焼きそばの仮住まいから脱走しているみたいだ。
ワイが容器そばで見つけた分に限り、キャベツの葉っぱに戻しているが、これで本当にサナギになれるのか依然不明だ。去年の秋遅くだったろうか、枕元にいきなりアゲハ蝶の幼虫がいたことがあって、なんでここにいるのか、どっから入ってきてここにいるのか、まさか猫が連れ帰ったわけではあるまいし、本当に謎だったことがある。
今年の白菜は完全に失敗した。9/10から苗を集合ポットから大きなポットに移植したのが最大の失敗の原因で、やっとその三分の二が最近根付いたけれど、苗が9/10と殆ど同じ状態なので、3週間近く育成を停滞させてしまった。今の状態から大きな白菜にするのはどうみてもムリゲーで、今年は来年のための準備として諦めることにした。
最初に白菜に挑戦した年でも、大なり小なりそれなりの白菜には成長しているので、ここまで失敗したのは初めて。失敗の原因は種撒きの遅さもある。いくら暑い夏でも、9/1よりもっと早く種蒔きしていたら、ポットに移植の失敗もカバーできたはず。集合ポットからの移植が最大の失敗の原因で、集合ポットでの育成は一つの苗だけ残し、それ以外は切って間引くので、残った苗の根が土としっかり絡まったまま移植できる。
ところが、ワイは全部の苗を集合ポットの腐葉土から引き抜いたので、一株だけ残した苗の細い根が途中で切れたり動かされてしまったようで、おまけに腐葉土が崩れやすいので移動する際に根が土から離れてしまい、移植先の大きなポットの土にもなかなか根付かず、この暑さもあって根付くまで時間が掛かってしまった。この暑さで途中で枯れてしまった苗も多かったし、予定外の青虫さんの出現で、大事な葉っぱをかなり食べられてから気づいたりで、その分成長が大分遅れてしまった。来年は今年の失敗を反省して、来年に生かしたい。