ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

今日は久しぶりに一日雨で、ジロタンは昨日思う存分脱走しといてよかった。午後3時頃、網戸越しに縁側からミネちゃんとシロタンが並んで外を見ていた。そのとき、もしかして初めてかもしれないが、ミネちゃんがカクカクと歯を鳴らして鳴いているのを初めて見たかも。

実はその雨の中、僅か3メートルほどしか離れていない植木鉢のふちに、ヒヨドリが両脚で掴まっているではないか。この「狩りの天才」のミネちゃんでも、この近さに大きな野鳥がいることで、久しぶりに野生の血が騒いだようだ。いつもカクカクのシロタンは逆に近すぎるのか無反応。

つい数日前、朝日に照らされたブロック上のヒヨドリが、色が地味な灰色なせいもあるのだが、今まで何百回もそこにいるのを見てるのに、初めてヒヨドリが二匹がいるものと勘違いしてしまった。朝日に照らされたヒヨドリの影をもう一匹と勘違いしてしまったのだ。こんなこと25年間で初めて。これが忍者の「分身の術」の起源なのだろう。



猫日記より(2021.4.26)
朝1時、ジロタンが布団に入ってきて、それから寝られずに1時間以上経って、いつの間にか寝ていて、朝5時に目が覚めたらミネちゃんに代わっていた。

久しぶりに今朝ジロタンに脱走された。4/13以来の脱走となるので、ジロタンも久しぶりの外の空気を吸い込んで思い切り羽を伸ばし、しばし家の中に戻る気になれなかったようだ。特に外が好きなジロタンが12日間も外へ出てないので、ちょっと可哀想な気がしていたところだったので、ちょうどよかった気もする。たまにはガス抜きも必要だ。

今朝の場合は、外の物置に洗濯物を取りに行ったりした6時半過ぎ、裏口ドアをしっかりしめなかったのが原因だ。それに気づいたジロタンがドアに体当たりしたようで、「ドンッ」と音がしてドアが半分開いていた。すぐ外に出てみると、ジロタンが茶の間の東南の角の柱の臭いを嗅いでいるところで、すぐ捕まえようとしたら逃げられた。

それからお昼までは、隣家の境のブロックの上にいたり、庭でのんびりしていたようだ。1時過ぎに庭の水場でゴロンゴロンしていたので、もう捕まえてくれというサインと思い、ほぼ捕まえたのだが、スルリと体をかわされ逃げられてしまった。結局、ジロタンが自主的に縁側前に姿を現したのは15時半過ぎで、6時間以上飲まず食わずで外にいたことになる。久しぶりだし、よっぽど外にいたかったんだと思う。



猫日記より(2021.4.25)
昨日は朝からジロタンが玄関マットの上で、ずっとちんまりしてたりで動きがないし、カリカリ餌をバラバラと撒いてもジロタンのみ来なかったりして心配したが、今日は何てことなく活発で段ボールをひっくり返したり、いつもは怒るけど安心した。

うちのミネちゃんは、タレントなら誰に似ているかと言えば、今の若い人なら宇多田ヒカルの母親として知られる演歌歌手の藤圭子さんに似ているだろうか。何か目の辺りのきつそうなかんじが似てなくもない。つまりよーく見るとミネちゃんのも美女系なのかも。実は藤圭子さんは当市生まれだそうで、あながち無関係でもない。

ミネちゃんは「ラッコ」にも似ている。いつもワイの前でコロンと横になる姿が、まるでラッコみたいなのだ。そのリクエストにお応えして、腹を撫でてやると気持ち良さそうに、壁などを自分の脚で蹴っては、コロン、コロンと、左に右にと寝返りをいつまでも繰り返すのだ。ワイが撫でるのをやめない限り、いつまでもコロン、コロンと寝返りごっこを繰り返すので、その場を離れられず困ってしまう。



猫日記より(2021.4.24)
この1〜2か月、気が付けばミネちゃんは、以前は二階のコタツ台の上で、すぐ前足を上げてワイの頭を叩こうとするポーズをよくしたものだが、最近まずやらなくなった。その代わりに、ワイのヒザの上に来たり、他の子猫らとは明らかにそこは違う。子猫らは苦労知らずなので、ミネちゃんはワイのありがたみを分かっているからなのかも。

今朝の最低気温は6度くらいだったはずだが、ミネちゃん布団にやってきて、まずツンツンと指先でワイの顔を突ついて、布団の中に入れて〜な、とアピールしたので、すぐ中に入れてやった。すると、それに続いてジロタンがやってきて、布団から顔だけ出して寝ているミネちゃんの顔を舐め始めた。

これらはいつもの朝の決まったルーティーンで、一番寝ぼすけのシロタンだけは二階で爆睡中のようで、最後まで姿を現さないというパターンがずっと前から出来あがっていたのだから、今朝はそのいつものパターン通りで、どこか落ち着いていられた。

やっぱり、昨日は朝からシロタンだけが、ワイの布団の周りで走り回ったりして騒いでいたのは異常だった。いつもと全く正反対だったから。逆に昨日は、いつも早起きの二匹が最後まで二階で寝ているという、イレギュラーな変な朝だった。



猫日記より(2021.4.23)
朝4時、ミネちゃん、ジロタン、シロタンと次々二階から下りて布団に入って来て、シロタンは朝飯後も布団内で寝てたのは初めて。今朝の夢、父ちゃんが座敷の畳の上に寝てる夢を見た。

いつもなら決まって、ワイが布団で寝てからうるさく鳴いたり、ガサゴソと爪を立てて襖を開けようとするのはジロタンと決まっているのだが、昨夜はなぜかそれがシロタンで、一匹だけで真っ暗な家の中を走り回ったり、下駄箱の上に飛び乗ったりして、うるさくてしょうがなかった。

今朝も朝も早くからシロタンが一匹で、東西に細長い家の端から端まで全力で走り回ってて、階段を上がったり下りたりを繰り返し、一体何なの？というかんじ。もしや、ミネちゃんやジロタンが昨夜から行方不明で、それで二匹がどこに寝てるのか探し回っているのかも、とも思ったが、ワイが血圧計で測り出すと、そのブーンという音を聞きつけたミネちゃんとジロタンが二階から階段を下りてきて、やっと三匹合流。



猫日記より(2021.4.22)
昨夜、透明衣装ケースを利用した猫トイレに、下痢便みたいな液状のフンを初めて見た。牛乳を飲みすぎたか。

おとといの夜、7時過ぎのこと、もう外は真っ暗で、シロタンとジロタンがコタツ台の下で寝ていたのだが、突然二匹同時にコタツ台の下から出てきて、二匹共体を階下の方に向いて立ち尽くしていたが、二匹が次々と階下へと走り降りて行った。この行動パターンからして、きっと外に野良猫か何かが来たに違いない。

その後、やはりというか、外に現れた野良猫だろうが、野良猫らしいガラの悪い声で鳴き出した。ところが、うちの猫らはそれに対して唸ったりした気配は感じないまま、またほどなく「解散」のお開きとなった。もしや、さっきガラ悪く鳴いていたのは、こっちから外に威嚇したうちの猫かもしれないしで、ともかく穏便に早めに済んでよかった。



猫日記より(2021.4.21)
天日干しによる猫砂リサイクルは二日目、すでに昨日で90パーセントが乾いていて、ケーキ用のふるいで細かい砂を落としたが、網目が小さすぎて墓行かない（墓どらない）。もっと網目の粗い網を使ってみようか。

ワイが二階から階下へ降りようとすると、決まってミネちゃんがワイの前でゴロリと横になって、「なでて〜」のポーズをするのが常だった。そのたびに律儀なワイは、階下に用がある途中なのにも関わらず、一旦立ち止まっては、ミネちゃんを必ずなでなでしてあげてた。

それまでずっと、30センチ角のマットの上がその定位置だったが、今日は24度と暑かったせいか、座敷の段ボールの上でゴロリと横になったので、ちょうど自分の腰の高さ辺りだったしで、ミネちゃんのことをなでなでしやすく助かった。いつもは腰を屈めて撫でているので、これからは当分ここでお願いしたい。



猫日記より(2021.4.20)
優美デジ（スマホ）より、初めて中国通販(WISH)での注文が返金になり、猫用ハーネスをアリEXPで初回注文特典「1円」で買う気になっている&猫用歯磨き枝（またたび）10本を、送料込みで252円も。

3年前、ミネちゃんを保護した当時から、ミネちゃんはブラッシングをして貰うのが好きで、いつも気持ち良さそうにしていた。3年前、生後まだ半年程度の頃、子猫らにブラッシングを試してみたら、ジロタンなどは背中に櫛が通るだけで、「あんたなにやってんますの？」みたいな顔をして、ブラシが何者か何だか分からず不快みたいだった。

ところが、あれから約3年経ち、当時のミネちゃんと同じ年齢になってみると、すっかり大人になったので、ブラッシングがとても気持ち良いことが分かってきたようで、ダチョウ俱楽部の「どうぞどうぞ」みたいなかんじになり、好きなだけブラッシングしてもらっている。特にミネちゃんは女の子のせいなのか、身だしなみには特に気に掛けているようで、ブラッシングを一番希望している猫だ。



猫日記より(2021.4.19)
珍しくミネちゃんが1時間に1回づつくらいクシャミをする。誰か噂してる？。

日曜日の夜、「どうする家康」を観た後、9時も過ぎて寝ようとしたら、誰じゃ、ワイの寝床の枕の辺りの畳にゲロを吐いたやつは。しかも、見慣れた茶色いカリカリ色のではなく、何だか怪しげな赤と黒っぽい色のコントラストの見慣れないゲロではないか。これは多分だが、この色合いからして、ネズミの死骸か何かで、それがミンチ状になったゲロに違いないと思われた。

しかも、寝床の枕のすぐ横にあったのだから、とんだ大迷惑な話で、すぐに掃除したけれど、拭いても畳にちょっと赤っぽい跡が残り、ちょっと薄気味が悪かった。恐らく、ゲロの赤いのはミンチ状の肉で黒っぽいのは皮膚に違いない。この手のゲロは今まで見たことがないので、多分そうだと思う。

いつもと違うゲロなら、毛玉のゲロは茶色っぽくブヨブヨしているので、これらとは全然違う。とにかく犯猫は誰か知らないが、多分あの猫（シロタン）だとは思うが、本当にこうゆうのは勘弁して欲しいが、まだ布団の上に吐かなかっただけ、まだマシだったが。多分、いつも無人で物置代わりの旧猫部屋で捕まえたネズミと思われる。



猫日記より(2021.4.18)
ダイソーで猫用の煮干しが売ってなくて、姐御がスーパーから買ってきた小魚食用煮干しが同じ系列のスーパーにも置いてあるだろうと買ってきたし、ダイソーで猫用に柔らか歯ブラシを買おうと思ったが、勿体ないので、自分で使ってから猫らに下げ渡しに変更。ケーキ用の粉の網を猫シッコ砂の選別用に買う。

ジロタンの大アクビを目の前で見ると、つい牙と牙の間に指がスッポリハマりたくなると書いた。それも最近は飽きて、ジロタンのビロ〜ンと伸びた無防備なピロピロの舌を、その短い時間の間に上下に指ではねるのが最近のブームになっている。ジロタンはそのたびに、やっぱり「はにゃ？」みたいな顔をする。



猫日記より（2021.4.17）
去年の今頃は布団の上でシッコされたりしたものだが、今はしなくなった・・と姐御に言ったばかりなのに、今朝2時頃、猫が吐いて、多分畳の上にしてるのだろうと思ってたら、布団に上に「ぬめっ」とした感触。ギャー布団の上にカリカリ吐いていた。多分シロタンか。今朝13度と異常に暖かく、ブヨが飛んでて手が刺されてかゆくなった。ともかく、その掃除で朝2時半起きになった。