皆様お久しぶりです。
先日（といっても月末）まで仙台に出張に行っていました。

内容は、とあるハウスメーカーからの依頼で、その会社がこれまで建てた
宮城県内の仮設住宅全ての敷地の高低差を測量すること。

というのも、仮設住宅には雨どいがついていないため、雨の日に水が屋根から
ダダ漏れします。
それが砂利の地面に水溜りを作ったりして、結構車や人が汚れます。
それだけならまだしも、冬場になるとそれが
地面の中で凍結したりします。

なので急いで排水計画を立て、県へ申請するためのお手伝いでした。

で、測量用具を持参するため、車で参内。
横浜の自宅から、仕事仲間（一見ですが）を拾うため高崎へ。
高崎から仙台宮城まで4時間と、計6時間以上運転していました。

運転疲れてハウスメーカーの事務所に到着すると、早速打合せ。
現場数は宮城県海岸側全域で、35現場です。
相当ハードです。

特に田舎の現場は、ただでさえ道路がナビにのってないため、
初日に何現場かご案内いただきました。

帰ってきたら22時30分。
ヘトヘトになり、そのまま就寝です。

続きはまた後日。。。

実は明日から、仙台へ出張の運びとなりました。

人生初の仙台。
仕事の内容は、仮設住宅設営のお手伝いです。

何分状況が状況だけに、仕事の詳細までも
こちらにいるだけでは詳しくわからない状態で行くのですが、
少しでも現地の皆さんのお役に立てられればと思っています。

無事に戻りましたら、また状況をご報告させていただきます。

突然ですが、仕事の話です。

僕はハウスメーカーで営業経験後、不動産担当として
家を建てていただくお客様のために、土地を買ってミニ開発をしたり、
一般やオーナー様の土地を新に建てたいお客様に仲介したりといった
仕事についていました。

その後、工務店のコンサルティング業を経て、今は
土地家屋調査士事務所にて
経験をつませてもらっているところです。


土地家屋調査士とは、不動産登記の専門家で、
どういった土地にどういった建物を建てたか、などの登記を
代理申請する国家資格です。


登記にもいろいろありまして、筆（敷地のこと）を売る為にいくつかに
分割することを分筆（ぶんぴつ）といいますが、
この登記に際して、法務局に地積測量図を提出する際、
境界点の座標および、辺長を記入する規定があるのですが、
それはすなわち、隣接した土地の人と境界立会確認が
必要だということなのです。
（この境界確認は、地積測量図や区画整理図、その他古い図面等を基に
境界標を復元して立会確認します。）

さらにこの境界（法的には筆界）が道路側となると、役所との打合せおよび
立会確認が必要になります。

俗に官民査定などと呼びますが、
これがまためんどくさいのです。

だいたいが資料が古い！

昭和初期の図面で、距離は間（けん＝1.818ｍ）で書かれていたりします。

でも不思議と、今の道路の形状とそれとな〜く似てくるんですね。

この打合せと、座標が決まったら、役所と一緒に地主さんと立会の上
境界標を入れます。




この後、めんどくさい確認測量と、めんどくさい図面を引いて、
役所に納入します。

境界はシビアだし、時間かかりますね！

でも、こうすることで少しでも都市整備や、不動産取引の円滑化
につながると思うととてもやりがいがある仕事です！


以上、はじめて仕事の話をしてみました。



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