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プロフィール

楊紫苑
神戸生まれ、長崎育ちの横浜っ子です。 結婚して2児の父親です。 仕事は測量、登記関係の土地家屋調査士事務所で働いています。 日々、仕事や仕事中に寄った場所、グルメやギャンブルに関する記事などを 徒然と書いていきたいと思います。
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2011年06月20日
境界確定
突然ですが、仕事の話です。

僕はハウスメーカーで営業経験後、不動産担当として
家を建てていただくお客様のために、土地を買ってミニ開発をしたり、
一般やオーナー様の土地を新に建てたいお客様に仲介したりといった
仕事についていました。

その後、工務店のコンサルティング業を経て、今は
土地家屋調査士事務所にて
経験をつませてもらっているところです。


土地家屋調査士とは、不動産登記の専門家で、
どういった土地にどういった建物を建てたか、などの登記を
代理申請する国家資格です。


登記にもいろいろありまして、筆(敷地のこと)を売る為にいくつかに
分割することを分筆(ぶんぴつ)といいますが、
この登記に際して、法務局に地積測量図を提出する際、
境界点の座標および、辺長を記入する規定があるのですが、
それはすなわち、隣接した土地の人と境界立会確認
必要だということなのです。
(この境界確認は、地積測量図や区画整理図、その他古い図面等を基に
境界標を復元して立会確認します。)

さらにこの境界(法的には筆界)が道路側となると、役所との打合せおよび
立会確認が必要になります。

俗に官民査定などと呼びますが、
これがまためんどくさいのです。

だいたいが資料が古い!

昭和初期の図面で、距離は間(けん=1.818m)で書かれていたりします。

でも不思議と、今の道路の形状とそれとな〜く似てくるんですね。

この打合せと、座標が決まったら、役所と一緒に地主さんと立会の上
境界標を入れます。




この後、めんどくさい確認測量と、めんどくさい図面を引いて、
役所に納入します。

境界はシビアだし、時間かかりますね!

でも、こうすることで少しでも都市整備や、不動産取引の円滑化
につながると思うととてもやりがいがある仕事です!


以上、はじめて仕事の話をしてみました。



//ぽちっとな



Posted by 楊紫苑 at 18:36 | 仕事 | この記事のURL
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