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2021年03月29日

守護霊のお陰?

考えすぎかも知れないけれど、こう思う時がある。
「これは亡くなった方に護られているお陰かもしれない。」
「亡くなった方が僕の身体を使って生きているのかもしれない」と。

僕はステージに上がる前、必ず手を合わせる。
他界した親類やお世話になった先輩方に守ってもらえるよう、皆さんの分も楽しみますとお伝えする。何かを回避出来た時も感謝の言葉を伝えます。
時には守ってもらえず失敗もあるけれど、以前バイト中に間一髪で事故を免れた事があったり不思議な事があったりした経験から「これは劇団冥土に移籍された皆さんや亡くなった親類に護られているお陰なのではないか?」と思うようになった。

何か良い事があると「日頃の行いが良かったから」とよく言うけれど、他界された方へ手を合わせる数なのではないかと思う。その事によって、天国で見ている方も「よし、じゃあ助けてやるか!」と僕の身体に入って演じたり食べたり、遠隔操作したりしているのではないだろうか。

趣味のサウナ。これは祖父も好きだったもので、今から30年近く前に家庭用の個室サウナを購入して家で楽しんでいた。よく連れられ一緒に温泉にも行った。思春期になり、誘いを段々断り行かなくなったのを今は後悔している。
友達に「最近サウナにハマっててさぁ」と言ったら「そういえば稔のおじいちゃん個室サウナ買ってたよね」と言われハッとした次第。最近のサウナブームの火付け役、実は祖父なのかも知れない…。

大好きな鰻も何故か無性に食べたくなる時がある。そんな時、鰻が好きだった先輩の仕業と思い贅沢は敵だと思わず食べるようにしている。
週末の呑み日もその影響かも知れない。先輩は毎日呑んでいたけれど…。

数日前、事情があって島根県松江市に行く事になった。行く間際になって他界した方の実家が山陰方面と昔聞いたのを思い出し、近くにお墓があったらお参りに行こうと親しい方に問い合わせてみたらお墓があるのはなんと松江。
事情も含めてこれは呼ばれているんだろうと思い、距離はあったけれどレンタカーで久々の再会を果たした。

芸能人のスキャンダルを見ると大体の原因は天狗になった事のように思う。
「調子に乗らない」「傲慢にならない」が大切で、これが人生のコツのように思う。
自尊心、プライドが高かったり、自意識過剰だったり、何かと自慢してきたりする人がこの業界には多い。ステージではそのくらいの自信がないと出来ない事はあるけれど、今まで出会った方で素晴らしい演技をされる方は大概人間性も素晴らしい。
「芸は人なり」でその人の人柄は滲み出るもの。ニュートラルな感覚を持ち続けて驕らない事が大切なように感じる。


まだ公に出来ないけれど、この先新たなステージを迎えようとしている。
これから僕が良い芝居が出来たとしても、凄い歌が作れたとしても、売れて世間に知られた存在になったとしても、それは守護霊のお陰や前世が徳を積んでくれたお陰や、社会の何かの為に生かされている為であり、自分だけの手柄ではないと思い「お陰様」の心を忘れずに活動していきたい。

と、思えたのにも守護霊のお陰で何か意味があるのかも知れない。
天国の皆様、ありがとうございます。

2021年03月22日

KANさんの素晴らしさを考えてみた。

僕が大尊敬、大リスペクトしているKANさんが『23歳』というアルバムを発表、発売されています。

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感想(0件)



全10曲。juice=juiceも歌っている『ポップミュージック』やKANさんが敬愛するビートルズ風の楽曲、Perfume風の楽曲など多彩なラインナップでラストはYouTubeで聴く事が出来る『エキストラ』で幕を閉じる。

ユーモアセンス溢れる言葉選びにはホントに感心する。
先日『Love music』でaikoさんとの対談も面白かったけれども、ライブのMCでも独特の面白さがあり、庶民との視点の違いを感じる。
僕のKANさん語録で好きなのは「あなたにとってライブとは?」の質問に「ラブの言い間違い」と答えたのには本当に脱帽しました。

そして歌。
ストリグス譜面を書き、ピアノを留学するくらいやられている方だから相当な音感を持ってらっしゃるはずなんだけど、完璧なピッチ(音程)で歌われていない。ちょっと下手にも聴こえる。ここにKANさんの凄さがあると思っています。
今、カラオケ番組の影響でピッチを正確に歌うのが良しとされています。
しかし表現力があるから感じなかったけれども美空ひばりさんも完璧ではなく、子音の短い日本語では完璧はまず不可能。歌い手がずっと悩む問題をKANさんはさらりと歌う。音域が狭いと『Love music』で言われていたから多分悩まれているとは思うけど…。

8曲目に収録されている『ほっぺたにオリオン』という楽曲はジャズナンバー。センターで3声(多分)のボーカル。難しいメロディーでもぴったりハモる凄さ。
スキャットも抜群のテクニックで歌われている。
Perfume風の楽曲をアルバムに入れるのが恒例のようで今回は『メモトキレナガール』。
このユーモアセンスも素晴らしい。

『愛は勝つ』しか知らないあなたにYouTubeで聴く事が出来るKANさんの曲をご紹介します。

『よければ一緒に』


『ポップミュージック』


『エキストラ』


下記の楽曲もオススメです。
『世界で一番好きな人』『カレーライス』『まゆみ』『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』『KANのChristmas Song』『君が好き 胸が痛い』

多分、聴くとどこか「ミスチルっぽいな」と感じるかと思います。
それはミスチルの櫻井和寿さんが強い影響を受けてらっしゃるからです。
『愛は勝つ』以外も聴き込んで『くるみ』(『まゆみ』に影響されたと思われます)を書いたり、『Over』は『言えずの I LOVE YOU』に影響されて作られているようです。ネット調べによると仮タイトルは『2ビートでKAN』だったんだとか。
ただ影響されて二番煎じにするのではなく、ビッグヒット曲にした櫻井さんもすごい。


僕もまだまだ諦めずに作りたい。
最近のTikTokは・・・。

『君と見上げた桜』
https://vt.tiktok.com/ZSJYawvHG/

『行こう』
https://vt.tiktok.com/ZSJYaoLcY/

『行こう』はTikTokのオーディション企画でナオト・インティライミさんの曲に歌詞をつける、というもの。
相当数の応募があったようだけれど、さて結果はいかに??

これからの僕もお見逃しなく!!

2021年03月15日

サワコの朝 石井亮次さんの回を観ての表現論

最近めっきり早起きになった。
昔は布団の中でゴロゴロしていたけど、そんな時はパッと起きるようにしている。芝居の勉強をすればいいし、途中の楽曲制作をやればいい。

土曜日、歯を磨きながらテレビをつけたらTBS『サワコの朝』が始まりゲストは石井亮次アナウンサー。東海や関東で放送されている『ゴゴスマ』という午後のワイド番組の司会を担当されている方。人気で来週からは関西地域でも放送されるそうだ。

今週のブログは石井さんのお話を聞いてアナウンサーも役者やシンガーソングライターと一緒でアーティストであり、芸術家だと思ったというお話。

石井さんが話されて共感したエピソード1〜3を紹介します。
1.裏番組を録画して観ている
勉強熱心で他の司会者を分析していてアナウンサーオタクという印象。
毎日観ているからか似てきたと言われているそうでモノマネも上手い。番組では宮根さん、安住さん、たけしさんをやったけどお上手でした。

2.ワードセンス
1964年東京オリンピック開会式の「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」と言った NHK北出清五郎さんの実況や2019年ラグビーワールドカップ日本vs.アイルランドで「もうこれは奇跡とは言わせない」と言ったNHK豊原謙二郎さんの実況を紹介。
石井さん自身は阪神の大ファンで実況をやりたかったけども昔失敗した過去があり、ずっとやっていないから無理だと話されていたが、改めてこれまでの名実況と言われているものを考えると、とても詩的でワードセンスに溢れている。
例えばラグビーの場合、トライした映像を見ただけでは興奮するだけだけど、そこに「もうこれは奇跡とは言わせない!」と過去を含めた実況が入ると感動という感情も加わり、見る人の瞳に涙が溢れる。
実況アナウンサーは状況を正確に言葉にする事と人の心を揺さぶる言葉選びが必要で詩人、シンガーソングライターと共通するものを感じた。
もし東京オリンピックが開催された際にはどんな名実況が生まれるか楽しみだ。

3.古舘伊知郎さんに言われた事
「久米さんはVTR明けに何も話さず机にペンを落として次のニュースですと言った。石井君も言いたいけど言えないことは滲み出せばいい。憤りを感じる時は言葉にしなくても、そういう姿勢、背中で表せばいい」とアドバイスを受けたそうです。
これはとても役者の演技に通じるものがある。

こういう事を自分で考えたり、演出家や共演者と共に考え稽古をして、観客にも伝わる演技が出来る環境が俳優にとって最高の空間だと思う。
俳優は動く彫刻であり、絵画だと思う。そして、そうなりたい。

考えてみると関口宏さんも俳優だったし、昔も今も俳優が司会をする番組はたくさんある。
機転の利いた表現力が俳優には必要で、それが出来る人がオールマイティに活動出来るという事だと思う。


この回の『サワコの朝』はTVerで無料視聴出来ますので、見逃した方はお早めに。(次週放送前まで)
https://tver.jp/corner/f0069513

そんなこんなで早起きしたのにブログを書いたので何も出来なかった土曜日の朝でした。

2021年03月08日

初めてのリモートオーディション

先週末、初めてリモートでオーディションを受けました。
一次の書類審査を通過しての二次審査はリモートでのオーディション。
事前に2パターンのセリフ(どちらも二人の会話)をメールで受け取り、審査の時間になったら複数が同時にテレビ電話(古!)が出来るZoomにログインしてオーディションを受けるというもの。
審査側と役者は僕を入れて4人のグループ審査。
自己紹介、自己PRをそれぞれやってから演技審査。どちらも男女の会話なので画面越しに初対面の女優さんと演技をする。
台本を見ても良いという事だったけど、やりづらい事間違いなしだろうから、2,3日しかなかったけどセリフは入れて(覚えて)事前に画面に向かって演技のリハーサルをして臨んだ。

だけどやっぱりやりづらさはあった。
予想していた事だけれど、どこを見るかという点。
芝居というのは見る側がいて、初めて成立するもの。見る側にどう受け取ってもらえばいいか、もらいたいかも考えないといけない。今回は通過したい為にやるので審査側に向けて、好印象になる演技が求められる。

審査側に向けて演技する事を考えるとカメラ部分を見て、それが相手役だと思って演技する方が良いと思った。だけど相手役が映っているのはディスプレイの端。
細かくは覚えていないけれど、相手のセリフの時は相手を見て、セリフを言う時はカメラ部分を見ていたと思う。だけど、こんな状況だからセリフが不安になり何度か台本に目が行ったのは反省点として残る。
長く稽古して本番が出来る舞台公演と違う環境でも柔軟に対応出来る技術が必要なようです。
「器用さに磨きをかける」が今後のテーマかな。
お陰様で二次審査通過のご連絡を頂き、今週最終審査に行ってきます。

先週書いたオーディションは最終審査も通過して2021年最初の舞台が決定いたしました。詳細はまた後日お知らせします。

TikTokはまだ毎週公開していますが、もし全部決まると難しくなってくる予想。製作中のアカペラ楽曲も止まったままですし…。これに関しては「画家がどこで筆を置くか」に近いものがあり、自分の完璧主義との戦い。締め切りがないのもやりづらいものです。

さて、ブログでお知らせし忘れてた最近のTikTokは…。

『going steady』
https://vt.tiktok.com/ZSJLFSrYP/

『電気毛布』
https://vt.tiktok.com/ZSJLF6p9H/

『アイロン』
https://vt.tiktok.com/ZSJLFMh9x/

オーディションで「TikTokのフォロワー20万人います!」なんて方もいて、皆さん色々やってらっしゃるんですよね。
僕も頑張ります!!

現在のTikTokフォロワー:2人

2021年03月01日

久々のWSオーディションから思う日本の俳優修行

先週金曜日にワークショップオーディションに行ってきました。
久々の芝居環境でしたが、楽しい3時間となりました。
この状況下ですから上半期の演劇活動は諦めていたので、最近はオーディション情報をチェックしていなかったのですが、締め切りギリギリで気になっていた劇団のオーディションを見つけられて良かったです。

ワークショップオーディション。

同業者の方ならどんな内容か分かると思いますが、一般の方もこのブログを読まれていると思うのでご説明すると…。
一般的にオーディションというと自己紹介して自己PRして、質疑応答があって、当日や事前に受け取った台詞を読むという内容。一人でやる場合もあれば、二人、複数での場合もある。

ワークショップオーディションというのはワークショップ形式のオーディション。

そもそもワークショップって何??
となっている方、手を挙げてください。

…結構いらっしゃいますね。

ワークショップというのは僕が在団中に段々盛んになってきて俳優訓練の主流になりつつあるもので、シアターゲームをやったりして俳優の演技に対する感性を高めようとするもの。(多分)

シアターゲームっって何??
となっている方、手を挙げてください。

……結構いらっしゃいますね。

シアターゲームというのは鬼ごっこみたいなものや椅子取りゲームみたいなものをやったり、即興劇をやったりして、芝居に入る前に役者同士の緊張を和らげて芝居に入りやすくする為や感性、表現力、感度を高める為にやられています。(多分)

多分と言うのは僕はシアターゲームで育っていないから。

僕の養成所時代、遡ること24年前(…驚愕)の役者訓練は動物になったり木になったりしていた時代。
「俳優になるのになんで木にならなきゃならないだ!」って言って辞めた人も数知れず。

日本の俳優訓練は戦前から現在まで、西洋、アメリカ、イギリス、ロシアから様々なものを取り入れて行われてきた。
だけどまだ正解が出ていないと僕は感じていて「これをやれば優れた俳優になれる」という教科書がまだ日本にはないと思っています。

日本と西洋では文化も言語も違う。

日本では身振り手振りのボディーランゲージは殆どしないし、特に会話、言語に大きなアドバンテージがあると思う。
述語は最後だし、口先で発語出来るし、母音ばかりだし、強弱の他に音の高低の表現もあり、方言、なまり、イントネーションもある。

最近、韓国がドラマも歌も人気を集めているけれど文法は同じでも感情表現がはっきりしていて欧米的だからではないかと思っています。

外国の役者でセリフが棒読みという現象があるかどうか分からないけど、日本ではよくある現象。
ワークショップやシアターゲームは得意だけどセリフが不得意、どう言えばいいか分からないという方も多いのではないだろうか。

僕の母国語は津軽弁だったから標準語が標準的に言えるようになるには大変時間がかかった。
僕は独り言を標準語にしたり、日本語を学んだり、東京の人との会話を増やしたり、ら抜き言葉、鼻濁音無声音を普段から気をつけたり、朗読や落語、浪曲、狂言をやったりして台詞を言う際の違和感が無くなるようにこれまで取り組んできましたが、憧れのベテラン像にはまだまだという状況。

カンパニーによって方針や方法論も様々。
日本の役者はそれにも柔軟に対応しないといけない。
舞台での立ち振る舞い、身体の捌き方、感情の表現力、発声能力、台本の解釈、セリフの言い方、受け取り方などなどを何処でも通用する俳優の教科書の完成がこれからの日本演劇界の発展の鍵になるのではないでしょうか。


俳優修行には日舞、ジャズダンス、バレエ、パントマイム、殺陣、声楽と沢山やる事が多い。
こんなに色々やらなきゃ出来ないモノって俳優以外にあるのだろうか。
この難しさも魅力の一つなのかも知れない。

久々のWSオーディション。
久々に現場に行くとやはりスイッチが入るらしい。

なかには来週(つまり今週)高校の卒業式で4月から大学生という18才の女の子もいた。
そのピュアな演技に心を打たれた。
ご一緒する事になった時「お父さん何歳?」なんて自分で聞いたのにショックを受ける事は間違いない。

2021年02月22日

聞けば効く?

今、アカペラ楽曲を配信リリースする為に制作中ですが、これが大変難しく難航…二重表現するくらいしてます。

取り組んでいるのは昨年、楽曲コンペに提出した作品。
採用には至りませんでしたがお蔵入りするには勿体ないので、自分で出そうと思い、編曲し直して本腰を入れて早一ヶ月…。
一人アカペラ。すなわち声だけでリズム、メロディー、ハーモニーの音楽三要素を声だけで、しかも自分一人だけでやろうとする試み。
山下達郎さんがやられている一人多重録音を参考に取り組んでいますが、歌うのと違い伴奏としてのコーラスは違う歌唱テクニックが必要で、合わせるのがとても難しい。

やり直しを重ね、現在4度目…。

現在のバージョンでなんとか完成(多分)しそうですが、今までと何が違うかというと全ての声を聴きながら録音を重ねているという事。
これまでは録音素材の為と他を聴くと釣られるからガイド用に作った各パートの伴奏を頼りに個別に録音していましたが、最後に聴くと微妙に合わない。
子音でどのくらい音に入っているか、ビブラートを入れるかどうか、ピッチは低めなのか高めなのか、などなど細かい情報が声にはあり、「楽器はなんて楽なんだろう」と思えてしまうくらい。

他のパートを聴いて寄り添うように、合わせるように、でも独立したパートになるように楽器としての声を奏でる。
歌うエネルギーよりも聴くエネルギーの方が大切なように感じる一人アカペラ多重録音レコーディング。
この“聴く”重要性、芝居にも通じていて同じだと感じました。

芝居でも“聞く”ことはとても重要とされています。
相手役のセリフを聞く大切さ、その難しさ。
本来会話というものは相手が何かを言ってからするもので、相手が何を言うか本来は分からないもの。
なのに自分のセリフをどう言うか、どうやるかに意識がいってしまう傾向がある。(反省)

「相手のセリフを聞いて」とよく言われる事ですが、これが難しい。
自分のセリフを身体に入れつつも、相手のセリフ、動きに動機を得て発語する。
稽古で出来ても、いざ本番となった時に雑念が邪魔して出来なくなったりする。(反省)

落語の場合は上下(かみしも)を振る(右左と顔をふる事)会話の中で、動機を得て発語しています。
そこから考えるとオーケストラの奏者も聴くことが重要なのではないでしょうか。

“聞く耳を持つ”という言葉もある。

演出家からのダメ出し、共演者からのアドバイス、お客様のご感想などなど役者が聞くものは沢山ある。

しっかり“聞く”ことが出来たら、上達の特効薬として“効く”のかもしれません。

2021年02月15日

サウナの本を読んでととのう。

昨日ドラマ『サ道』が放送されましたが、外出自粛でサウナを自粛している最近の僕は図書館でサウナに関する本を色々読んでサウナ気分を味わっています。

松尾大 著
『Saunner BOOK(サウナー・ブック)』

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(2021/2/15 11:32時点)
感想(0件)


有名サウナーの本。
お勧めのサウナ施設に行ってみたくなります。

加藤容崇 著
『医者が教えるサウナの教科書 −ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?−』

医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか? [ 加藤 容崇 ]

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サウナを医学的見地から解説している本。
なぜ気持ちいいのか?
お風呂、温泉、岩盤浴とどう違うのか?
なぜ身体にいいのか?
お勧めの入り方は?
などなど、自分がやっていた事や改善点も見つかってとても勉強になりました。

こばやしあやな 著
『公衆サウナの国フィンランド−街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス−』

公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス [ こばやし あやな ]

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日本の銭湯文化とフィンランドの公衆サウナに類似点があると考えた筆者がフィンランドサウナの歴史を紐解き、現在のサウナ事情をインタビューも交えて書き記した本。
読んでるだけで「ととのう」名著。
フィンランド人のおおらかな国民性が羨ましくなり、フィンランドに行きたくなり、またフィンランドにあるようなサウナがある家を作るのが夢になりました。

隠す事なく混浴もよくあるそうで、著者もインタビューをサウナで全裸で男性にしたそうですが、いやらしい感情なく、共にサウナの良さを味わう境地。
サウナマスターへの道は果てしない。

煩悩を払い、消し、無くなる場所。
それがサウナなのかも知れない。


先週TikTokに公開したのは『舞雪』でした。
https://vt.tiktok.com/ZSJJhKMG3/

さあ、今週はアカペラ曲の完成、2曲目のレコーディングが目標です。
配信開始は来月の予定♪
どうぞお楽しみに!!

2021年02月08日

TikTokを始めてみた件

Twitter、Instagram、YouTubeと色々やっていますが、TikTok(ティックトック)まで手を伸ばし始めて3週目に入りました。
TikTokとは短い動画を公開して若者が皆で楽しむというモノと僕は解釈していて、そういうアプリだと思って頂いていいと思います。(多分)
おっさんには理解不能なハイテンションな動画やエモい(若者言葉)歌の動画に合わせて踊っている動画などがある。

僕のTikTokプロジェクトは「ギター弾き語りでキャッチーな歌」というのをコンセプトにやろうと思っています。
若者の心にヒットするかどうか分からないけれど、人に対する愛や恋心、恋愛のもろもろは普遍的だと思っていてラブソングを中心に定期的にアップしていこうと思っています。

先々週の最初は『誓いの言葉を歌にしてみた』を公開。
https://vt.tiktok.com/ZSoNpfAx/
これは朝、目が覚めた時に降りてきたもので、教会で神父さんが結婚する夫婦に「病める時も健やかなる時も〜」という言葉にメロディーをつけたもの。検索して調べてみたけど、まだ誰もやっていないみたいだし、盲点をついた作品だと思ったんだけれども…。

先週の2週目は『葛根湯』を公開。
https://vt.tiktok.com/ZSoNqbn7/
葛根湯が歌にならないか、ずっと考えてた時に出てきたワンフレーズから導き出たもの。
ダブルミーニング、二つ以上の意味合いを持たせる技法で書いた作品。目指し憧れるシンガーソングライター像に我ながら近づいたと思えた作品だったんだけれども…。

どれもサビだけの短い作品だけど、この短さは見る方もいいし、作る側にもいい。
「いい」というのは一曲を編曲も含めてフルコーラス作る労力が軽減させる点もあるけど、人の琴線に触れるかどうか短いスパンで考える良い機会を得たという意味でも「いい」。

歌を作るというのはとっても難しい。
多分僕が作っている事で自分にも出来そう、やってみようと考える方も多いかと思います。しかし実際にやってみたという方は少ないのではないでしょうか。

ただ作るだけでも難しいのに、世に出る為には「共感を呼ぶ歌」を作らなければ道はないようです。
それはどうすれば作れるのか色んな本を読んだり、色んな作品に触れてずっと考え続けてきた事だけど、それがTikTokをやり始めた事によって更に創作する上で考える事になり、良い思考回路を得ています。
そしてこれが芸事で生きようとする大切な部分ではないかとも思います。

時々出来た時に公開しようと思っていたけど、詞のストックはiPhoneに100以上あるし、思いついたフレーズの録音は膨大な数のストックがある。それを小出しにしてやっていく手はあるけれど封じておきます。
毎週公開!と言うと控えているオーディションに支障をきたしそうなので明言しないけど、出来るだけやっていきたいと思っています。

検索に反映されず再生回数も全然伸びてない現状だけど「ダメ」とするのではなく、成功するまでの練習と思う気持ちをもって取り組んでいこうと思っています。

2021年02月01日

週間実話〜スーパーのおばちゃん編

それは牛乳売り場の前にいた時の事です。
なんとなく眺めていたら「ごめんなさいね〜」と割って入ってきたご婦人。
入念に賞味期限をチェックし手前の牛乳パックを脇によけて、一番奥の牛乳パックを引っ張り出し2本カゴに入れました。
期限が長い方がいいのは分かるけれど、ここまでくると入念というより執念を感じました。
その後レジに進むそのご婦人が店員さんに発した言葉に更に驚いた。
「重いから一本、戻しておいてくださる?」


皆さんならこの一連の流れをどう心の中で処理しますか?

身勝手、独りよがり、自分の事しか考えていない、他者の事を考えていない…などなど、そんな言葉が心に浮かびますでしょうか。(当然でしょ!という方もいらっしゃるかもしれませんが…。)
「人を変える事は出来ない」というのは大人社会を生きる上で必要な考え方だけれども、エンターテイメントというのは「人を変える」可能性を秘めていると思っています。

「食で身体の栄養は取れるけれど、心の栄養は取れない。だから芸術が必要」だと(そのような事を)美輪明宏さんが仰っていますが、(何かの本で読んだと思っていますが)だとしたらこのご婦人は心のビタミン剤不足、栄養不足なのかもしれません。

このご婦人が心震わす芝居を観ていたら、感動する絵画を観ていたら、圧巻のオーケストラや素晴らしい音楽を聴いていたら、こんな行動はなかったかもしれない。(いや、それはそれであったのかもしれないけれど…。)
ではビタミン剤を提供する側の演劇人、役者が自分勝手じゃないかと言うとそうではない人もいらっしゃるから、みんな心の栄養不足なのかも知れない。

僕が大リスペクトしている玉置浩二さんは「音楽、歌は愛だと思っているから」と仰っています。その発言に嘘がなく感じられて、このくらい純粋に普段から生きて芸事をやらないといけないんだと強く感じます。


やはり「愛こそはすべて」「All You Need Is Love」なのではないかと思うコロナ禍です。

2021年01月25日

競馬が好きになってきたワケ

昨年の夏くらいから週一で自宅呑み会をするようになった。
一日中芸事や創作活動をやり、平日の晩は炭水化物なしのサラダ生活。週に一回くらいはお酒を呑んで息抜きしてもいいだろうという魂胆。
過去のダイジェストはこちら。
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おうち焼肉会
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下高井戸テイクアウト呑み会
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おうちキャンプ呑み会
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川キャンプ呑み会
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海キャンプ呑み会
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韓国旅行呑み会
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アメリカ旅行呑み会


土曜日夕方には作業をやめ、先にお風呂に入り、その時によってテーマを決めたメニューで晩酌をして深夜に『馬好王国(うまずきんぐだむ)』というフジテレビでやっている競馬番組を見て寝落ちする流れ。翌、日曜日15時〜「みんなのKEIBA」を見て一番人気通りにはいかないもんだと眺めるという週末。

ずっと見ていると新人枠で奮闘している神部美咲さんをいつの間にか応援していたり、デアリングタクトという馬にドラマを感じ親近感を持つようになった。
このデアリングタクトはセレクトセールという競売で最初買い手が無かった馬だったが、翌年買われ史上初の無敗で三冠を達成した牝馬。

最初の評価が低くてもそれを跳ね返す精神力。
デアリングタクトが最初買い手が無かった事を知っているかは分からないが、走っているところを見ると何か勇気をもらえるような気がしてしまいます。

何故、競馬が人気なのか?競艇、競輪、オートレース、それぞれファンが多いだろうけど、その中で競馬、特にJRA、中央競馬が一番人気なのが現状ではないかと思うけど、それは何故か?
そもそもなんでそんなに熱くなるのか?
その理由が知りたくて一昨年、旅公演中に競馬好きの後輩がいたから試しに何度か購入した事があり、予想した馬がゴールするかどうかのハラハラドキドキ感、その時にしか出ないというアドレナリンが出たのか知らないが、ある程度の面白さは分かった。

目の前で予想した馬が勝った時の興奮!

これは日頃の疲れも吹っ飛ぶものなのだろう。
だけど、僕にはギャンブルは自分に合わないと悟った。
それは多分、自分は競馬に勝ってもストレス解消とはならないからだろう。

今もその考えに変わりはないけど、大勝ちしようという欲で競馬に接するのではなく、数百円の少額で予想を楽しむ、好きな馬を応援する気持ちで競馬を観ていきたい。

そして、日頃の疲れを吹っ飛ばすものを創作しなければと思うこの頃。

先週、下記の動画を公開しました。
『ホール・ニュー・ワールドを一人二役で津軽弁で歌ってみた』


映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド』を津軽弁で詞を書き、男女パートを歌ってみました。
作詞では津軽弁で韻を踏みつつも、最後には切なさを漂わすようにしてみたり、歌では演歌っぽく歌唱してみました。
女声パートはただ裏声で歌うのではなく、「女声、両声類」という技法がある事を知り、2週間近く練習を重ねました。後日、普通のバージョンも公開する予定です。

今週は若者に人気のTikTokという動画アプリを始めてみようと思っています。

劇場でやる事は許されていても、不要不急の外出は控えなければならない毎日。
家で出来るエンターテイメントを模索します。

観た事で皆様の疲れを癒す事を夢見て。
プロフィール
梶野 稔ブログ「行き先は君次第」さんの画像
梶野 稔ブログ「行き先は君次第」
こちらに引っ越してきました。 よろしくお願いします。
プロフィール
☆Information
梶野稔YouTube Music
「カジのメルとも会」
ハンドメイドブランド『tecco』