外リンパ瘻というあまり知られていない病気でしたが、この事を書いたブログが今も毎月多くの方に読まれていて、Twitterでもリンクが貼られたり、YouTubeにも質問を頂きます。
今回も誰かの役に立つ事を願い書きます。
2022年初夏。
右の太腿裏が痛む事が多くなった。
特にソファーから立つ時に激痛が走る。
そのうち治るかと思っていたけれど、なかなか治らない。
いつも行っている整骨院で診てもらっても改善されないから試しに違う整骨院で診てもらうことに。
すると、骨盤が後傾していて、右の骨盤が前にズレているとの事。
右足を上にして足を組んでしまうのは、そうする事によって前に出た骨盤が後ろに下がり均等になるかららしい。
「昔、大道具を担いだり、トラックに乗って作業したりしてたからなぁ」と思っていたけれど、心当たりが更にあった。
ギターを弾く時に足を必ず組む。
最近は座っていてもストラップをして演奏するようにしているけれど、昔は必ず足を組んでいたし、組んだ方が演奏しやすい。
そして、その姿に憧れもした。
足乗せ台も売られているけれど、贅沢に感じて手が出ていなかった。
他にも寝返りが少ないのでは?という指摘も。就寝時にどうなっているか分からないけれど、起床後身体が硬いし、うまくない気がしている。
そして座っての作業の多さ。
音楽制作が始まると長時間座り、運動不足になる。お裁縫も没頭すると長くなる。
整骨院に通い、一週間経っても痛みが改善されないので、大きい病院を紹介されレントゲン、MRIをやる事に。
すると…。
椎間板ヘルニアでした。
腰の下の方の5Sという箇所らしい。
診察室で画像を見せてもらったけれど、僕が見ても分かるくらい、片方は◯状なのに反対側がC状になっていて隙間があった。
痛み止めの薬、塗り薬(湿布は被れるので)をもらい、それからは週に一回、ブロック注射をする事に。(計4回)
整骨院にも通う事に。
このブロック注射、とても痛い。
患部の腰にしてもらうのだけれど、昔やった筋肉注射に近い激痛がある。
初回の翌日は痛みが改善されたけれど、その後は特に大きな回復はなし。
特に痛いのは起床後。
臀部と太腿の間や太腿裏に激痛が走る。
ブロック注射、計4回が終わり、痛み止めも無くなり、整骨院通院だけになっても、痛みはなかなか消えない。
痛み止めがかなり効いていたのが分かる。
痛み止めを飲んで、誤魔化しながら生活している人も多いみたいだけれど、俳優業的にそれは避けたい。
どんな姿勢でも痛みが出ない状態じゃないと現場には行けない。
整骨院の先生と相談して、色々取り組んだがそのタイミングが難しい。
コルセットを取るタイミング、運動し始めるタイミング。
少しの痛みなら、やった方が良いらしいけれど、どのくらいの痛みならいいのかが分からない。
段々動けるようになってきたかと思ったら、また痛みが増してきて、安静状態に戻ったりもした。
通院し始めてひと月半。
完治への道に霧がかかってきた時、
先生が言った。
「今は坐骨神経痛かもしれない…。」
中編に続く。
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