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2015年05月24日

『鳥獣戯画 ―京都 高山寺の至宝―』展@東京国立博物館

東京・上野の東京国立博物館で開催中の『鳥獣戯画 ―京都 高山寺の至宝―』展に行ってきました。

国宝・鳥獣戯画は、甲・乙・丙・丁の4巻からなる日本で最も有名な絵巻物。皆さんも、一度は、ウサギとカエルの相撲や、ウサギとカエルがサルを追いかけるシーンなどを目にしたことがあるはずです。
でも実際は、いつ、だれが、何のために描き、どのようにして高山寺に伝えられたのか、まったくわかっていない、謎多き魅惑の作品なのです。

国宝『鳥獣人物戯画』は、墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた京都・高山寺に伝わる絵巻です。
ウサギ、サル、カエルたちが、人間さながらに遊戯や儀礼を行う様子、ウシや犬などの身近な動物、獅子や獏などの霊獣などが描かれています。甲、乙、丙、丁の各巻は別の時代に異なる人物によって描かれたとされていますが、実際の作者や、描かれた目的、高山寺に伝わった時期、経緯などは明らかになっていません。

同展では、2009年から4年間にわたって解体修理された『鳥獣戯画』の甲、乙、丙、丁の全4巻を前期と後期に分けて展示。さらに、掛軸などに仕立て直されて伝来し、現在までに国内外で確認されている断簡全5幅も展示され、現存する『鳥獣戯画』の全てを鑑賞できる展覧会となっています。また、高山寺の文化財や動物彫刻と共に、『明恵上人像(樹上坐禅像)』『仏眼仏母像』『華厳宗祖師絵伝』などの国宝も展示される(前期のみ展示のものもあります)。

前半は京都で見たので、今回は後半を見に行ってきました。

展示は、全4巻のうち、鎌倉時代に描かれたという丁巻、丙巻と続き、その後に平安時代に描かれた乙巻へと続きます。誰もがみたい! と願っている『鳥獣人物戯画』は甲巻は、最後のコーナーに登場。
この理由は、それぞれに素晴らしい作品であることは疑う余地もありませんが、中でも群を抜いているのが、ウサギやサル、カエルたちが、人間さながらに遊戯や儀式を行う様を描いた甲巻で、“いちばん、おいしいところを最後に持ってきて、より深い感動を味わってもらおう”という博物館の意図のようです。

『鳥獣戯画』は、漫画の原点にして、世界最高の動物絵画といわれていますが、間近にじっくりみるとやはり大きな感動があります。和紙の上にのった墨の濃淡やかすれ、勢い余った筆致、そして和紙と和紙の継ぎ目に押された高山寺印の微妙な違いなど。いくらみていても見飽きません。また、4巻それぞれの違いを確かめられるのも今回の特別展の素晴らしいところ。京都で見た前半では思わなかったのですが、乙巻、丙巻の動物にも魅了されました。

明恵上人が常に身近に置いて愛玩したという、重要文化財『子犬』、一対の『神鹿』(重要文化財、いずれも湛慶作)といった、動物の木造も必見! とてもかわいいです。

今回の展覧会は、第1会場と丁・丙・乙巻は比較的すんなり見られます。展示ケースの後ろから見て、ピンポイントで見たい部分を見る方法もありです。ところが、甲巻は長蛇の行列に並ばないと見ることはできません。
昨日は、18時までに並べば見られるということなので、先に別の展示を見て、行列に並んだのが17時48分。その時点で待ち時間160分。
結局見れたのは20時5分でした。疲れたな〜。でも、修復後初めて見る後半部分は実に楽しく、まず最初に惹きつけられたのは、動物たちの表情でした。
図録などで見るより何倍も人間味にあふれていて、かわいいし、勢いがあります。感情のほとんどを目と口で表現しているわけですが、ストーリー性やスピード感にも圧倒されました。まるで映画やアニメを見ているような、ひとつの完成された世界があります。これが平安時代の作品とは!

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       猫に見つからないようねずみ2匹が兎の後ろに隠れています。
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耳をかまれている兎。でもあまり痛くなさそう。                                         
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並んでも見る価値は十分あります。ただ、閉館間際でもこのような状況でしたので、開館と同時に入り他の展示は後回しにして、真っ先に第2会場の『鳥獣戯画』 甲巻を見る方が待ち時間は短いかもしれません。ただ今日は9時時点で1,100人が並んで、9時半で入場100分待ちだそうですから、開館前に相当早めに並ぶ必要がありますね。

今回は、販売されているグッズの数々も、人気だそう。
黒に白い兎が前から背中までプリントされたTシャツもありますし、 トランプ1,500円は、ハートからスペードまで数字順に52枚を並べると、鳥獣戯画「甲巻」が完成します。
マスキングテープ(380円)は、絵柄がプリントされたテープ。水色、藤色、オレンジ、若草色の4種類で、2色がセットになったものは700円。ハンカチや文房具の上を、ウサギやカエルが縦横無尽に跳ね回るものもいろいろ。
高山寺の住職が気に入っているというアイテムが、漫画のようにコマ割り、吹き出しがあるTシャツとか。鳥獣戯画甲巻の名場面でもある兎が猿を追いかけ回す様子がコミカルに描かれています。カワイイ! 

ほかにも鳥獣戯画の雰囲気を活かした個性的なオリジナルグッズは多数そろっていました。売り場でも動物たちのイラストが「こっちこっち!」「ここでしか買えないよ!」「お見逃しなく!」と煽っています。これは買うしかないですよね。

なお、今回の特別展のサイトでは国宝・鳥獣戯画、甲・乙・丙・丁の全場面を公開中です!ぜひご覧ください♪
web絵巻
http://www.chojugiga2015.jp/emaki/index.html
また、本館2階でで明治時代の甲巻模本が展示されています。行列はちょっとという方は、そちらだけでも是非!

来年は九州に巡回予定だそうです。

《鳥獣戯画 ―京都 高山寺の至宝―》
会場:東京国立博物館 平成館
開館時間:午前9時30分から午後5時。金曜は午後8時まで。
土日祝は午後6時まで。(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜
posted by はまやん at 09:26| アート
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