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2014年08月14日

ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展

世田谷美術館で開催中のボストン美術館 華麗なるジャポニスム展に行ってきました。
修復後世界初公開となるモネの大作《ラ・ジャポネーズ》を始め、ボストン美術館所蔵の絵画、写真、工芸など約150点で、西洋の芸術家たちが、日本の美術から何を学び、新たな美を創造したのかを様々な角度から検証するとても面白い企画です。
浮世絵はこれまでに見たことがある作品も多かったのですが、浮世絵の構図などが印象派に与えた影響など、並べて展示されると「なるほど・・」と再発見しました。
展示解説や音声ガイドなどの案内をもとに、改めて作品を見てみると、拝見の絵や婦人の服のデザイン、室内装飾に日本の影響が見受けられて、とても面白かったです。

見どころはやはりモネの大作《ラ・ジャポネーズ》。
これだけを見るために足を運ぶ価値があります。
色彩の美しさ、絶妙な構図のバランス、中でも武者の立体感には本当に驚きました!

あと、ジャポニスムという点は別にしても、マネ、ドガ、ロートレック、シニャック、モネなど名だたる画家の作品が揃っていて、印象派ファンなら充分楽しめます。

浮世絵では三代歌川広重『百猫画譜』よりが気に入りました。明治11年の作品あのですが、まるで国芳!かわいかったな〜。
その他個人的には、ジョン・スローン《春の花》、ハーマン・ダドリー・マーフィー《アドリア海》も良かったです。

お盆休みに時間のある方、ぜひご覧になってくださいね♪

posted by はまやん at 07:50| アート
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