2016年02月13日
『自然と都市』展(箱根 ポーラ美術館)
自然と都市の関係性を絵画で探る企画展「自然と都市―印象派からエコール・ド・パリまで」が、16年3月13日まで神奈川県・箱根のポーラ美術館にて開催されています。
ポーラ美術館は、クロード・モネを19点、ピエール・オーギュスト・ルノワールを15点も収蔵していますが、本展覧会では、ポーラ美術館の西洋絵画コレクションより、19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作された風景画約70点を紹介。
近代化が進んだ19世紀後半、移ろう光によって刻々と姿を変える自然の様相に主題を求めたモネ、未開の地タヒチを文明に対する理想郷として描き出したゴーガンなど、画家たちは自然と都市という二つの主題との新たな関わり方を模索します。
コロー、モネ、ゴーガン、シャガール、デュフィ・・・巨匠たちの名品でフランス風景画の変遷を辿ります。今回の企画展では他にも、モネ、シャガール、コロー等の代表的な印象派画家に加え、万博以降のパリの風景を描いた作品も展示されています。
1889年と1900年に開催されたパリ万博を機に建てられたエッフェル塔などの建造物を題材とした当時の絵画やポストカードも合わせて展示。さらに、会場では地図が配布され、資料を見ながらパリを散歩するように展覧会が楽しめるようになっています。
企画展だけでなく、コレクション展も見逃せません。
唐三彩など東洋の陶磁器、エミールガレの美しいガラス工芸など・・。
クロード・モネ《花咲く堤、アルジャントゥイユ》1877年
クロード・モネ《グランド・ジャット島》1878年
クロード・モネ《睡蓮》1907年
クロード・モネ《散歩》1875年
クロード・モネ《ルーアン大聖堂》1892年
改めてポーラ美術館コレクションの質の高さに感動しました。
週末箱根でパリ散歩はいかがでしょうか?
<展覧会情報>
「自然と都市 印象派からエコール・ド・パリまで」
会期: 2015年10月3日 (土) – 2016年3月13日 (日) ※会期中無休
時間: 09:00 – 17:00 (入館は16:30まで)
場所: ポーラ美術館
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
Tel: 0460-84-2111
入館料: 大人 1,800円
ポーラ美術館は、クロード・モネを19点、ピエール・オーギュスト・ルノワールを15点も収蔵していますが、本展覧会では、ポーラ美術館の西洋絵画コレクションより、19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作された風景画約70点を紹介。
近代化が進んだ19世紀後半、移ろう光によって刻々と姿を変える自然の様相に主題を求めたモネ、未開の地タヒチを文明に対する理想郷として描き出したゴーガンなど、画家たちは自然と都市という二つの主題との新たな関わり方を模索します。
コロー、モネ、ゴーガン、シャガール、デュフィ・・・巨匠たちの名品でフランス風景画の変遷を辿ります。今回の企画展では他にも、モネ、シャガール、コロー等の代表的な印象派画家に加え、万博以降のパリの風景を描いた作品も展示されています。
1889年と1900年に開催されたパリ万博を機に建てられたエッフェル塔などの建造物を題材とした当時の絵画やポストカードも合わせて展示。さらに、会場では地図が配布され、資料を見ながらパリを散歩するように展覧会が楽しめるようになっています。
企画展だけでなく、コレクション展も見逃せません。
唐三彩など東洋の陶磁器、エミールガレの美しいガラス工芸など・・。
クロード・モネ《花咲く堤、アルジャントゥイユ》1877年
クロード・モネ《グランド・ジャット島》1878年
クロード・モネ《睡蓮》1907年
クロード・モネ《散歩》1875年
クロード・モネ《ルーアン大聖堂》1892年
改めてポーラ美術館コレクションの質の高さに感動しました。
週末箱根でパリ散歩はいかがでしょうか?
<展覧会情報>
「自然と都市 印象派からエコール・ド・パリまで」
会期: 2015年10月3日 (土) – 2016年3月13日 (日) ※会期中無休
時間: 09:00 – 17:00 (入館は16:30まで)
場所: ポーラ美術館
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
Tel: 0460-84-2111
入館料: 大人 1,800円