2016年02月20日
「ゆかいな若冲・めでたい大観」(山種美術館)
2016年1月3日(日)から3月6日(日)まで恵比寿の「山種美術館」では「【特別展】伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ―HAPPY な日本美術―」を開催。七福神や鶴亀など、新春にふさわしい吉祥画や、ユーモアたっぷりな作品が約70点揃います。
注目は、今年で生誕から300年を迎える、江戸時代の画家・伊藤若冲の墨画。大胆なフォルムで描かれた鶏がみごとな押絵貼屏風《群鶏図》や、愛嬌のある七福神《布袋図》、動物の姿が生き生きと描かれた《河豚と蛙の相撲図》などで、ユニークな若冲の表現が楽しめます。
会場は2部構成で作られており、第1章が「愛でたい、めでたい、HAPPYな日本美術」、第2章が「HAPPYになる絵画」。第1章はとにかく吉祥アイコンが目白押し、第2章は見ているこちらも笑顔になってしまうようなユーモラスな作品が揃っていました。また、第2会場は今年の干支である「申」にちなんだ作品が展示されています。明治時代から昭和にかけて活躍した日本画家の横山大観や、戦前の京都画壇を代表する竹内栖鳳など、近代日本画に大きな功績を残した作家の作品も並ぶ充実した展覧会です。
横山大観の作品では、日本一の霊峰・富士の姿を描いた「心神」が見事。日本の象徴と言える富士山を、大観は多く描いているけれども、題名に魂の意味を持つこの作品は圧倒的な存在感で、代表作のひとつになっているとか。ユーモアたっぷりの戯画が揃う、ハッピーな日本美術が必見の展覧会です。
小林 古径 1883-1957 鶴
狩野 一信 1816-1863 七福神図
横山 大観 1868-1958 蓬莱山
横山 大観 1868-1958 心神
歌川 国芳 1797-1861 きん魚づくし ぼんぼん
歌川 国芳 1797-1861 其まゝ地口猫飼好五十三疋
河鍋 暁斎 1831-1889 五月幟図
特別展「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ― HAPPYな日本美術 ―」
会期:2016年1月3日(日)〜3月6日(日)
※会期中、一部展示替えを行います。
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(但し、1/4・1/11は開館、1/12は休館)
会場:山種美術館
注目は、今年で生誕から300年を迎える、江戸時代の画家・伊藤若冲の墨画。大胆なフォルムで描かれた鶏がみごとな押絵貼屏風《群鶏図》や、愛嬌のある七福神《布袋図》、動物の姿が生き生きと描かれた《河豚と蛙の相撲図》などで、ユニークな若冲の表現が楽しめます。
会場は2部構成で作られており、第1章が「愛でたい、めでたい、HAPPYな日本美術」、第2章が「HAPPYになる絵画」。第1章はとにかく吉祥アイコンが目白押し、第2章は見ているこちらも笑顔になってしまうようなユーモラスな作品が揃っていました。また、第2会場は今年の干支である「申」にちなんだ作品が展示されています。明治時代から昭和にかけて活躍した日本画家の横山大観や、戦前の京都画壇を代表する竹内栖鳳など、近代日本画に大きな功績を残した作家の作品も並ぶ充実した展覧会です。
横山大観の作品では、日本一の霊峰・富士の姿を描いた「心神」が見事。日本の象徴と言える富士山を、大観は多く描いているけれども、題名に魂の意味を持つこの作品は圧倒的な存在感で、代表作のひとつになっているとか。ユーモアたっぷりの戯画が揃う、ハッピーな日本美術が必見の展覧会です。
小林 古径 1883-1957 鶴
狩野 一信 1816-1863 七福神図
横山 大観 1868-1958 蓬莱山
横山 大観 1868-1958 心神
歌川 国芳 1797-1861 きん魚づくし ぼんぼん
歌川 国芳 1797-1861 其まゝ地口猫飼好五十三疋
河鍋 暁斎 1831-1889 五月幟図
特別展「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ― HAPPYな日本美術 ―」
会期:2016年1月3日(日)〜3月6日(日)
※会期中、一部展示替えを行います。
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(但し、1/4・1/11は開館、1/12は休館)
会場:山種美術館