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2016年02月09日

東京国立博物館2016年2月

今月の東博です。

藍瑛とその師友−家族と工房−
東洋館 8室 2016年1月2日(土) 〜 2016年2月14日(日)
(東博HPより抜粋)藍瑛(らんえい/1585〜1664、異説あり)は杭州(に生まれた、明時代の後期を代表する画家です。初め地元で画を学びますが、それに飽き足らず江南の各地に遊学、当時の江南随一の文人であった董其昌や陳継儒(ちんけいじゅ)の知遇を得て、彼らの収蔵する様々な古画と文人画の理念を学び、晩年に杭州に帰り多くの弟子を育てました。

藍瑛は、杭州の伝統的な画派である浙派の雄大な構図法に、当時の江南の地で流行していた清雅な文人画法を取り入れ、新しい画風を確立しました。その画風は家族や弟子に受け継がれ、武林派(ぶりんは/「武林」は杭州の古称)と呼ばれるようになります。そのため藍瑛は「浙派の殿将(しんがり)」であるとともに、「武林派の始祖」とも呼ばれています。

注目すべきは藍瑛の画風が、子の藍孟(らんもう)、孫の藍濤(らんとう)、弟子の孫杕(そんてい)、章谷(しょうこく)・章采(しょうさい)兄弟に至るまで、多くの弟子たちに継承され、一見すればすぐにそれとわかる特色ある武林派を育てあげたことです。また、藍瑛の作品は江戸時代から日本に多くもたらされ、谷文晁など江戸の文人画家たちに影響を与えたことも、よく知られています。
荷郷清夏図 1幅 藍瑛筆 中国 明時代・17世紀
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天目喬松図 1幅 藍瑛筆 中国 明時代・崇禎2年 (写真なし)
山水図扇面 1枚 藍瑛筆 中国 清時代・順治8年 2016020614350000.jpg
江南山水図巻 1巻 姜実節筆 中国 清時代・康熙30年(1691)
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彫刻
木造十二神将立像 12躯 鎌倉時代・12〜13世紀 神奈川・曹源寺蔵
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水滴 特に動物を象った作品が中心
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陶磁 伊万里
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(特集)寿ぎと絵替わりの美―扇散らし―
狩野派の絵画も展示されています。
芒扇面散蒔絵香盆
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扇散蒔絵硯箱
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扇散蒔絵十種香箱
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浮世絵 北楼及び演劇図巻菱川師宣筆江戸時代17世紀画中画にも注目!
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室町の絵画
梅下寿老図 1幅 伝雪舟等楊筆 室町時代・15世紀
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厩図屏風 室町時代・16世紀
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posted by はまやん at 21:05| アート
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