2021年08月22日
PCR検査を自宅で行う方法とは?受験、就職活動、会議などで求められる陰性証明書について解説
新型コロナウイルス感染症の拡大が収束する気配が見えにくい状況になっていますね。
これから寒くなる時期にかけて、インフルエンザや風邪を引きやすい時期も近づき、さらに、受験や就職活動、会議、大きなイベント、海外渡航を控えている方には、【新型コロナウイルスの陰性証明書】を求められる機会も増えてきます。
今回は、新型コロナウイルスのPCR検査についての解説と市販のPCR検査キットの信頼性について説明します。
【PCR検査の対象は?】
PCR検査の対象は、以下の通りです。
@公的なPCR検査
A自費でのPCR検査
@の公的なPCR検査の条件は、次の通りです。
・発熱などがあり病院を受診し、PCR検査が必要とされた場合
・PCR検査陽性者と濃厚接触があったと保健所が認定した場合
・PCR検査陽性者または濃厚接触者で、再度、病院または保健所が検査が必要と判断した場合。
以上の3パターンです。
これらは、いずれも無料で検査が受けられます。
A自費でのPCR検査は、上記の条件を満たしてない場合全てです。
例えば、
・PCR検査陽性者と数日前会ったが、濃厚接触者と判断されなかった方
・試験、就職活動、会議、大きなイベント、海外渡航などを考えてて陰性証明書が必要な場合
以上の場合は、自費でのPCR検査になります。
【自費でのPCR検査の申し込みや費用は?】
PCR検査の自費での申し込みは、病院や各自治体が実施している検査場で行われます。
病院の場合は、ホームページや電話で、自費でのPCR検査を行っているか確認が必要です。
各自治体についても市役所や保健所に電話等で確認が必要です。
検査費用は、自由診療のため、1回1〜3万円程度、陰性証明書は、5,000〜15,000円が相場です。
PCR検査の来院での自費診療は、1人の為に、医師・看護師の時間の拘束を行い、検査キット代が必要なので、比較的高額(ネットで調べたら来院の場合、検査30,000円、陰性証明書10,000円くらいが比較的多いです)になります。
現在、ホームページから申し込み、全国どこでも自宅にPCR検査キットを送って、検体を送り返す形でPCR検査を行ってるクリニックが多くはありませんが、いくつかあります。
TケアクリニックTケアクリニックPCR検査専用ホームページ
こちらは、東京の浜松町と大阪の難波にあるクリニックで、来院とホームページからの申し込みで全国対応で、郵送でのPCR検査が受けられます。
費用は、安価な部類で、いずれも税込で、
1セット:10,900円
5セット:49,500円(1回あたり9,900円)
10回セット:89,000円(1回あたり8,900円)
陰性証明書:5,500円(オンライン診療が必要)
*現在、オンライン診療の規制が緩和されていて、初診でもオンライン診療が可能です。
価格が安いのは、ネット申し込みなので、受注・発送・通知は、専門の業者が行い、検査結果の確認のみ医師が行うので、費用が抑えられていると思われます。
14時まで申し込みで、当日にキットが発送され自宅に届きます。
また、検体は、唾液を検査容器に入れるだけと簡単で、クリニックに14時までに到着すれば、当日中に、メールで検査結果を教えてくれます。
ちなみに、クリニックは、年中無休なので、日祝日にクリニックに到着しても当日中に検査結果が分かります。
検査キットが自宅に届いて、すぐに検体を送る必要はありません。
検査キットを手元に持っておいて、必要になったら、検体を入れて郵送しても大丈夫です。
詳しくはこちらからTケアクリニックPCR検査専用ホームページ
他のネット対応のPCR検査では、CMでお馴染みの「にしたんクリニック」が、検査1回16,500円、PCR検査+陰性証明書が22,660円(いずれも税込)で高かったので、今回は、リンクは載せていません。
【市販のPCR検査キット】
アマ◯ンや楽◯などの通販で売られているもののほとんどは、抗原検査キットか中国輸入などの偽物なので、購入しないようにしましょう。
・PCR検査キット→今、感染しているか判別するもの
・抗原検査キット→過去に感染していたかを判別するもの
PCR検査は、遠心機を使いますので、その場で検査の判定は出来ません。また、抗原検査陰性は、抗原検査自体の精度が低く(現在の感染の有無を判定するものでは無い)、陰性証明にはなりませんので、間違って購入されないようにして下さいね。
【まとめ】
新型コロナウイルス感染症の収束は、まだまだ治まる気配がありません。
一方で、これから寒い時期になりインフルエンザや風邪などの心配がある中、受験や会議、就職活動、大きなイベント、海外渡航等を控えている方も居られると思います。
いざとなったときに、間違いがないように、事前に、PCR検査を受けられる場所の確保し、備えをしておきましょう。
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