2016年06月27日
マリアライト宝塚記念優勝に見る、無視できない牝馬の活躍
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昨日の宝塚記念はマリアライトが優勝。牝馬の優勝は2005年のスイープトウショウ以来11年ぶり3頭目の牝馬制覇となりましたが、実は近年の宝塚記念牝馬の活躍が目覚しいことに気がつきました。それでは過去10年の宝塚記念ので馬券に絡んだ牝馬を紹介します。
2016年 マリアライト 8人気1着
2015年 デニムアンドルビー 10人気2着、ショウナンパンドラ11人気3着
2014年 ヴィルシーナ 8人気3着
2013年 ジェンティルドンナ 1人気3着
2011年 ブエナビスタ 1人気2着
2010年 ブエナビスタ 1人気2着
牡馬にくらべて出走比率が少ない中、今年を含め2013年から4年連続馬券に絡んでいるので翌年以降も牝馬には注目しないといけません。
ではなぜ牝馬が活躍するようになったのか。個人的見解ですが一番考えられるのが馬場が軽くなったこと。昔のステイヤー最強重視の競馬から近代のスピード優先競馬にシフトしてきたため、芝も力のいる馬場から軽くスピードの出る馬場に改良されてきました。個体差はありますが牝馬は牡馬よりスタミナが無いとされており、力のいる馬場では劣勢となっていたため、軽い馬場になったことで力差が縮まったと考えられます。
また近年のレースのスローペース化も大きな要因で、道中のペースが遅くなれば最後の脚を温存できます。スタミナが劣勢とされる牝馬ならなおさらペースは重要となります。2015年は前半1000m62.5秒で牝馬が2、3着、2014年はヴィルシーナが自ら前半1000m62.4秒のスローで逃げて3着に粘っていることから、展開面でも恩恵があると思います。それを考えると、昨日のマリアライトは前半59.1秒から4コーナーから動いて1着と馬場と展開を考えると想像以上に強い内容で、2014年ジェンティルドンナは前半58.5秒を3番手追走で3着、2010年ブエナビスタも稍重で前半60.0秒を2番手追走で2着で粘ったことを考えると負けて強しの内容でした。
こういった例外的に強い内容の馬もいますが、基本的には馬場か軽くなりペースも落ち着くことでスタミナを温存でき牡馬に肉薄できるのかなと思っています。
短距離は昔から牝馬の活躍がありましたが、これは距離的にもスタミナが問われないためだと考えます。中長距離路線で牝馬が対等する現在、マリアライトやデニムアンドルビー、ショウナンパンドラ、ヴィルシーナと人気薄でもG1レースで実績のある牝馬は今後のG1戦線でも注目していきたいと思います。
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