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2019年10月13日

繰り返された失敗 ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌


試合は0-1の敗戦。
準々決勝はアウェーゴール差で勝ちましたが、準決勝ではアウェーゴールに泣きました。

まずはコンサドーレ札幌のみなさんおめでとうございます。

0-5の敗戦から1週間で同じチームに勝利する。
このリバウンドメンタルは素直に素晴らしいと思います。

そしてガンバ大阪にとっては痛恨の敗戦。

準々決勝に続いてリードしてるにも関わらず、消極的なサッカーに終始して勝ち越され、ついに追い越すことはできませんでした。

当然思うことはありますが、リーグ戦で低迷してることを考えると、優勝争い中のFC東京とコンサドーレ札幌と互角の勝負を2つできたことは1つの収穫だと思います。

そんな弱いチームじゃないってことです。

しかし、みんながみたいのは攻撃的で勇敢なガンバらしいサッカー。

もちろん勝利以上に重要なものはありませんが、この大事な試合でガンバらしさが見えなかったのは、敗戦と同じくらい残念でした。

課題は攻撃の形でしょうね。
とにかく個人技頼みなところが多く、フォワードの決定力にも歴代のエースと比べると不満が残ります。

1点ほしいときの戦術を突き詰めてほしいと思います。


個人的には非常に残念ではあるものの、来期以降に向けては負けて良かった部分もあると思っています。

やはりガンバ大阪の目標はリーグタイトルです。

上位チームといい勝負はできますが、頂点に立つ程の実力は正直まだないと思っています。

カップタイトルを獲ることで変に「このままで大丈夫」とクラブが思うよりも、反省して今後の大きな成功へと繋げてほしいです。

中途半端な強さなんて要りません。
この敗戦を糧にして、必ずもう一度歓喜の瞬間をむかえるために、ここは踏ん張ってそして切り替えて残留争いに勝ちましょう。

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さあ勝負のとき! ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌プレビュー


いよいよファイナル進出をかけて準決勝2nd legの戦いに臨みます。

1st legを2-1と勝利したガンバ大阪は、勝つか引き分けることで決勝へ進出します。

また、負けた場合でも2得点以上を取っての1点差負けですと勝ち抜けることができます。

逆に0-1で敗戦すると敗退になってしまいますから、なんとかホームで奪われたアウェーゴールをまずは1つ必ず返したいゲームになります。

予想スタメン

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恐らく1st legからメンバーを変えずに試合に入ってくるでしょう。

同じ相手に2連勝している状況で、宮本監督が積極的にメンバーをいじってくるとは思えません。

しかし、ペトロビッチ監督にも当然対策されるでしょうから、今までの2試合以上に厳しい試合になる可能性も十分にあります。

そしてコンサドーレからすれば、アウェーで2試合負けた後のホームゲームなので、モチベーションの高く絶対に負けない意気込みを強く持って試合に入ってくるはずです。

目指すべき試合展開

もちろん先制点を取って、常にリードする展開が理想的です。

先に先制されると、その時点では敗退の状況になるわけですから、サポーターの寿命が縮まらないためにも先制ゴールを挙げたいところです。

万が一先制されるにしても後半まで持ちこたえる展開にしたいですね。

なぜならば、一度コンサドーレを前がかりにさせることで反撃しやすくなるからです。

コンサドーレは恐らくベンチにA,ロペス選手かジェイ選手のどちらかを控えさせるはずです。

どうしても得点が欲しい展開になれば、守備力低下のリスクを背負って両者を前線に並べるはずです。

そうなれば、仮に失点した後も得点を取り返しやすくなります。

もちろん時間が進みすぎると反撃できる時間が減るわけなので、あんまり深い時間に先制されるのも困りますが、、

ルヴァンカップへの思い

ルヴァンカップのタイトルは、今年ガンバ大阪が獲得できる可能性がある唯一のタイトルです。

今年は夏にメンバーが大きく変わる、近年稀に見る激動のシーズンでした。

ルヴァンカップのグループステージでは、今はチームを離れた数多くの選手が出場して勝ち上がった結果がこの準決勝進出につながっています。

4年間タイトルがとれていないこともあって、中にはファンウィジョ選手のように一度もタイトルを取る喜びを分かち合うことなくチームを去った選手も数多くいます。

そんなガンバ大阪の苦しい時期を戦ってくれた選手たちのためにも、このルヴァンカップのタイトルは是が非でも獲得して欲しいと一人のサポーターとして願っています。

そして、台風の影響、そして遠い札幌の地ということもあって多くのサポーターが明日の試合に参戦することができません。

私もなくなく札幌行きをキャンセルした一人です。
このような厳しい状況の中、現地に駆けつけるサポーターには頭が上がりません。

ガンバサポーター全員が無事に、そして笑顔で遠征を終えられることを願いつつ、現地に念を送りたいと思います。

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2019年10月12日

FC町田ゼルビア存続の危機 絶対に火は消させない


町田ゼルビア寝ても覚めても 町田ゼルビア俺たちのすべて

私は町田ゼルビアのチャントが好きなので、よくYouTubeやDaznから聞こえてくる応援を聞き入っています。

中でもこのチャントは町田ゼルビアサポーターの熱い思いと、チームにかける情熱のようなものが感じられる大変素晴らしいチャントだと思います。

そんな町田ゼルビアの名称が変更されようとしているのは大変残念で仕方ありません。

“ゼルビア”という名前はようやく全国のJリーグサポーターや地域の方々に浸透してきた、言わばクラブの財産とも言えるものだと思います。

サポーターは選手が変わりゆく中でも、今のエンブレムそしてユニフォームを身にまとって全力で戦う選手たちと一体となって戦っています。

そのクラブの原型を保たない変革では、これまでのサポーターの多くは納得できないでしょう。

サポーターミーティングの開催は事後報告のような形、そして事前に話がなかったことには逆ギレという姿勢ではついてくるサポーターがいるはずもありません。


私は一人のサポーターが、サッカークラブを応援するのは感情的な部分が非常に大きいとおっしゃっていたのが印象的でした。

私はプロフィールに書いている通りガンバ大阪のサポーターですが、大阪に縁もゆかりもありません。

西野監督時代の攻撃的なガンバのサッカーに魅せられて応援するようになりました。

しかし、監督が変わってチームのサッカーが少しずつ変化する中でも応援を止めないのは、ガンバというクラブ、そしてガンバを取り巻くサポーターなどチームに関わるすべてに染まっているからだと思っています。

この気持ちにロジカルなものは一切ありませんし、多くのサポーターにロジカルな応援の感情はないものだと思います。

だからこそ、ロジカルにしか考えられない経営者の意見には否定的になりますし、そんな方のクラブ愛を一切感じない改革には拒絶反応を覚えてしまいます。

おそらく今のまま改革しても、クラブのコアな部分が欠けている状態でうまくいくことはありえないでしょう。

経営陣はそうなったらクラブから去れば良いだけですが、愛するクラブを奪われたサポーターは本当に不憫でなりません。

このような地域密着と逆行した改革なるものを断行するクラブには、Jリーグから厳しいチェックをできないものかと思います。



最後に、チームの成長ビジョンで2024年のJリーグ優勝、2025年のACL優勝を掲げていました。

サッカーはそんなに甘いものじゃない。
こんな目標達成できるはずがないんですから、もはや詐欺ではないかと思います。

柏レイソルみたいにあれほどにACL優勝を悲願して、何度も何度も壁にぶつかってJ2に逆戻りして、それでもまた這い上がって、そんなクラブでもまだACL優勝には届いていないクラブもいるんです。

鹿島アントラーズはACLのタイトルを20個目のタイトルでようやく獲得、実に遠い道のりで達成した悲願でした。

他のチームもスタッフサポーターがクラブ一体となって、タイトル獲得を追いかけています。

チームが一枚岩になっていないクラブでは、到底太刀打ちできないでしょう。

少し感情的になってしまいましたが、悲痛な思いを吐露したゼルビアサポーターの熱い魂がクラブに届けばいいと心から願っています。

"俺たちのこの声は届いてるか"
人の心があれば必ず届くはずです。
頑張れ町田ゼルビアサポーター!

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2019年10月11日

2-1というスコアの意味


ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌の1st leg。
2-1はリーグ戦であれば、勝ったら100点負けたら0点のスコア。

しかし、カップ戦のしかもホームで戦った2-1はどのように評価すべきなのか、考えていきます。

一般にヨーロッパでは2-1はホームチームにとってもアウェーチームにとっても五分五分の決勝とされています。

実際に過去50年ほどの統計でも、2nd legで勝ち抜けた割合はほぼ50%となっています。

しかしそれは国際試合という、よりホーム&アウェーが色濃い大会でのレギュレーションでです。

国内の日本レベルでのホーム&アウェーになると、もう少し先勝したほうが有利と言えます。

2-1で勝ったチームにとって、一番最悪なのは0-1で2戦目を落とすことです。

終盤まで0-0で推移した際に攻めづらいメンタルに追い込まれ、遂には失点する流れだけは避けなくてはいけません。

ですが、今回は8試合連続失点をしているコンサドーレ札幌が相手です。

仮にアウェーゴール1点を返せれば、2点取られても負けることはありません。

2点取れば3点取られても勝てます。

そう考えるとクロスゲームにはなるものの、勝てる可能性は多分にありますし、今のガンバの調子ならなんとかしてくれるかなと期待して良いと思っています。

くれぐれもFC東京戦のような消極的な立ち上がりにならないよう、アウェーゴールを取り返すくらいのメンタルを見せてもらいたいものです。

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2019年10月10日

堂安律のすごさ


日本代表になると毎度のように酷評を受ける堂安選手。

しかし彼はガンバの天才宇佐美選手が持つ最年少出場記録を更新し、若くしてオランダへと渡り、ついにはあの名門PSVに21歳という若さでたどり着きました。

そして東京オリンピック世代にもかかわらず、すでにA代表で17試合に出場するなど主力級の評価を受け続けています。

そんな堂安選手ですが、同じポジションに怪童久保建英選手がいることもあってか、度々SNS等で疑問の声が投げかけられています。

そこでガンバ時代から堂安選手のプレーが大好きだった人間の一人として、彼のプレーがいかにチームに重要な役割を果たしているかを取り上げていきます。

プレースタイル


堂安選手のプレーで一番の長所は、右サイドからカットインしての強烈なミドルシュートでしょう。

体は172cmと小さいですが、フィジカルに長けており、パンチ力のあるシュートを放つことができます。

実際オランダで決めているシュートの多くが、ペナルティエリア外からのミドルシュートです。

日本代表は特にアジア予選で格下と戦う機会が多く、ゴール前を固められる機会が必然的に多くなります。

そのような場面で、遠目からシュートの選択肢を持っている選手は重宝されてしかるべきでしょう。

一方で、サイドハーフを主戦場とする選手の中ではスピードがある選手ではありません。

右サイドでボールを持ったときに、縦にドリブルをする選択肢が現状ないのは今後の伸びしろになるでしょう。

右足で正確なクロスを上げられるようになると、本当にワールドクラスの選手になっていきます。

意外と知られていない良さ


ここまでは恐らく誰しもが見て取れる堂安選手の長所です。

ここからは一見目立つことのない堂安選手の長所を紹介していきます。
それはチームとしてのボールキープ能力に隠されています。

サイドの選手はボールの取りどころとされるケースも多くあります。

なぜなら、ファールをした際もゴールから遠い位置のためそこまで脅威にならないことから、厳しいチェックに遭うことも少なくありません。

また片方のサイドはすぐラインを超えてしまうことから、サイドハーフの選手がボールをキープすることは簡単ではありません。

なので、サイドハーフへの縦パスは簡単には通らないものなのですが、堂安選手はそれをいとも簡単にキープする能力を持っています。

それができるのは、利き足と高い足元の技術と強靭なフィジカルを備えているからです。

左利きの選手が少ないこともあって、サッカーでは多くのチームが右サイドに右利きの選手を配置します。

ここからは一例をまじえて説明します。
ディフェンダーからのビルドアップで、サイドハーフにボールをつける場面を想定してください。

右利きの場合*青が攻撃 赤が守備
Screenshot_20191010-145934.jpg

上の図にあるように、青色の選手は後ろ向きでボールを受けます。

すると、ボールが内側にさらされた状態でボールを受けるため、相手はボールにチャレンジしやすい状態になります。

左利きの場合
Screenshot_20191010-150233.jpg

一方左利きはよりワイドにボールを受けられるので、相手からするとボールが取りにくいところにあり、ボールにチャレンジするのは難しい状態になります。

さらに、堂安選手のようなフィジカルが強い相手と対峙する場合は、よりボールカットが難しいものとなります。

そのため、チームとしてボールを付けやすく、結果的にチーム全体がボールを前に押し上げられる形をとることができます。

Jリーグでは、鹿島アントラーズの遠藤康選手や京都サンガF.C.の藤本淳吾選手など、テクニックはあるがスピードがないため出場していることが疑問視されることの多い選手が同じポジションになります。

確かに観客など外部の人間からは目立つ活躍ではありませんが、森保監督のような攻撃で丁寧なビルドアップをしたい監督からすれば、非常に計算が立って安心してピッチに送り出せる選手なのでしょう。

堂安選手は上記のJリーグで活躍している選手に比べて、さらにフィジカルがあり、得点力も高い選手です。

よって代表でレギュラーポジションを確立しているのは、私は不思議ではないと思っています。

今夜はアジアカップ以来のゴールにも期待しましょう。

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