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2020年03月05日
【ガンバ大阪】U-23チームはチーム強化に寄与したのか 前編
いよいよ今期限りでの終了が現実的となっているU23チームの活動。
元々はJ3リーグが発足した初期に、チーム数を補充する側面も加味されながらFC東京、セレッソ大阪、そしてガンバ大阪の3チームがサテライトリーグの意味合いを持たせて活動を始めました。
創設当初は連戦連敗、ユース選手中心のシーズンもあり活動の意味自体が問われることも少なからずありました。
しかし近年は多くのJ2昇格を目指すチームやJ2から降格してきたチームに勝利するなど、チームとしての強化も図られて多くの若手選手をトップチームに引き上げる結果をもたらしています。
そんな一定の成果を残しているように思われるU23チームの功績について今一度考えていきたいと思います。
世界へ羽ばたいた戦士たち
J3リーグ最大の魅力は、トップチームでは出場機会の少ない金の卵に試合経験を与えられることです。
特に将来有望な今後日本を背負って立つ選手には、早い時期からプロのステージで出場機会を与えられるかが大事になります。
また出場機会があることを強みに有望な選手を獲得することもできます。
ガンバのU23チームから世界へ飛び立った選手は、堂安選手、中村選手、食野選手がいます。
堂安選手、食野選手はガンバのアカデミー出身ですが、中村選手は東京の三菱養和ユースから飛び級でガンバにプロとしての出場機会を求めてきてくれた選手です。
もしU23がなかったら中村選手は他のチームにいっていた可能性もあります。
中村選手をガンバから世界に送り出すことができた理由の1つにU23の存在があったのは間違い無いでしょう。
U23はアマチュアからプロへと上がる境界線となるリーグなので、若い才能が挫折を味わうこともあります。
J3のチームは特に上位のチームを中心に、スキル面ではJ1チームに劣るものの組織力やフィジカルについては大きく遜色が無いチームが多いです。
J3で結果を残した選手がJ1でも通用するケースが多いのはそのためだと思います。
堂安選手はわずか半年で結果を残して早々にトップチームから海外へ羽ばたいて行きましたが、食野選手は数年間苦労してようやくJ3で結果が出始めると、飛ぶ鳥を落とす勢いでJ1でも活躍し、マンチェスターシティからオファーを受け取る選手へと飛躍を遂げました。
J1では結果が出ない選手を若いという理由で何試合も出し続けるわけにはいきません。
トップチームに比べて勝敗のプライオリティーが低いU23チームだからこそ結果を残せるまで辛抱できたと言えます。
U23チームの功績は海外へ羽ばたいた選手だけに限りません。
トップチームにもU23での経験をいかして活躍している選手が多くいます。
後編ではその点を中心に、議論を総括していきたいと思うので、後編もご覧いただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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