2020年03月16日
【それでも前を向いて】Bリーグから見るJリーグ再開への絶望感
Jリーグは引き続き中断していますが、バスケットボールのBリーグは今週から無観客という形で試合を再開しました。
Bリーグに興味がない方のために補足すると、Jリーグとは違い秋春制で5月にシーズンが終わるBリーグには、これ以上の延期する猶予がありません。
そのため苦渋の決断の中、ギリギリの判断でリーグ戦を再開する運びになりました。
約1ヶ月ぶりに再開したBリーグ。
久しぶりにスポーツ観戦ができるということで、無観客ながらもスポーツ観戦できる喜びを胸に週末を迎えました。
ですがこの週末が終わって思ったことは、心から楽しめる週末が戻ってくるまでの道のりは果てしないという他ない虚無感でした。
まず何より本当に安全なのかの不安が拭えない。
無観客の場合、関係者含め100人程度しか会場にいる中でこれだけ不安が広がるわけですから、何千人も人が入って試合をするのはとても現実的には考えられないと思わざるをえません。
サッカーの場合はその規模が何万人という単位になるわけなので、現在の世論を考えたら通常再開は夢のまた夢のことにしか考えられません。
私たちはどうしても観客としての目線になりますが、一番脅威に晒されるのは選手であることを考えなくてはなりません。
サッカーにしてもバスケットにしても、選手は試合中に多くの呼吸・接触・会話をします。
当然試合をすれば疲労も溜まるわけですから、これらの事情を踏まえるとウイルスに感染するリスクは他の人に比べて桁違いに高くなります。
このリスクをどう考えるか。
満員電車よりも感染リスクを低いと考えて、仕事をするという意識でプレーをする判断に至るのか。
これは人によって考えが大きく異なる点だと思います。
つまり全員が安心して試合ができるようになるまでは、ほど遠い時間がかかることを意味していると思います。
バスケットボールBリーグでも、一部の外国人選手が出場を拒否する事態に発展しています。
この辺りの危機意識は、異国の地でプレーする選手の方が高いのかもしれません。
サッカーでもいざ試合をするとなったときに、全選手が気持ち良くプレーをする環境が整うのか。
観客が大勢入った状況で選手・サポーター・すべての関係者が安心してスポーツだけを楽しめる環境になるのか。
私には今の状態ではとても近い未来に首を縦に振れる状況になるとは思えません。
この点から、早くても来月に通常通りJリーグが通常開催するのは難しいと考えています。
仮に開幕直後のJリーグが今季全く人を入れて試合を開催できなければ、その損害は目を覆いたくなるレベルへと広がっていきます。
考えたくありませんが、目に見えないウイルスとの戦いは長期戦になると感じずにはいられない週末となってしまいました。
しかしスポーツで日本を笑顔にする力は、他の産業にはないかけがえのないものだと私は思っています。
Bリーグ千葉ジェッツが勇気をもって示してくれたように、必ずコロナに笑利する。
スポーツが私たちに与えてくれる笑顔が必ずその原動力になると私は信じています。
ご覧いただきありがとうございました。
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