その後トヨタディーラーに相談すると、純正ラジエーター生産終了の場合、リビルト品か社外優良メーカー品との交換、あるいはラジエーター修理で対応するらしく、かかる費用は脱着込みで10万円前後だとか。標準的な料金かもしれませんが、ラジエーターの脱着は比較的簡単な作業なので依頼する気になりません。
社外品ラジエーターは3万円前後、純正品でも4万円くらいでしょうし、微量な漏れなので漏れ止め剤で応急処置できそうです。結局ラジエーター修理せず昨年の車検切れまでLLCを補充しながら走り続けました。
車検切れから約1年、先日やっと流用できるかも知れないHZJ70中古ラジエーターを見つけました。でも適合する保証はありません。また予算オーバーだったので購入するかどうか、かなり迷いました。
最終的にラジエーター周辺部品の品番を調べて、ボディへの固定部品がPZJ70とHZJ70共通だったので装着可能と判断。思い切って昨日注文しました。
ラジエーターは週明け発送なので来週半ばに到着します。到着したら来週末には装着可能。適合次第ですが上手く装着できれば今月中の車検取得が可能です。という事で今週末から車検整備を開始しました。
20年ほど無交換のフルード類
このPZJ70ランドクルーザー、2005年の車検切れから2021年まで完全に放置。3年前16年ぶりにエンジンを再始動させました。この時交換したのがバッテリーとエンジンオイル、オイルフィルター、LLCだけだったはず。たったこれだけのパーツ交換で、16年間放置していたとは思えないほど驚くほど快調にエンジンが始動しました。
16年ぶりの車検取得後1年間はスキー場までの行き来も快調そのもの。4000キロほど走行してノントラブルでした。ところが2年目の車検直後にラジエーターからのLLC漏れに気づき、予防整備の必要性を痛感しました。
今回の車検向け整備では昨年交換したベルトの張りを再調整した程度で、どちらかといえば絶好調。でもラジエータートラブルを経験したので、今回はずっと交換していないオイル類を交換する事にしました。
走行距離8万キロあたりから16年間まったく動かしてなかったとはいえ、オイルやフルードは今年で少なくとも19年以上前のまま。特にブレーキフルードは3年前の再始動時に交換したかったのですが、1人では作業が面倒なのでそのままになっていました。
前回の交換が2000年頃なので、すでに20年以上ブレーキフルード無交換でしたが、昨年の車検切れまでの2年間で8000キロほど走行し、不具合も違和感も何も感じませんでした。
今回の週末整備では友人にも手伝ってもらい、ブレーキとクラッチのフルードを交換しました。次はギアオイルです。
9万キロ手前のギアオイル交換
1997年にトヨタディーラーで走行距離16000キロのPZJ70を7年落ちで購入したので、前オーナーやディーラーでギアオイル交換歴は不明ですが、購入後2005年までの8年間は交換した記憶がありません。
購入から5年ほど毎年トヨタディーラーで車検を通していましたが、通常ギアオイル交換は10万キロあたりだと思うので車検時に交換してるとは思えません。たぶん今回が初交換の可能性が高いでしょう。
オイルがどんな状態か確認したかったのですが、うっかりミッションとトランスファーは廃油の残ったタンクに排出し未確認。デフオイルは一部をペットボトルに排出し比較する事ができました。
フロントから先に交換しましたが、あまり汚れていません。交換歴があるのかもしれません。
ドレンプラグには前後同じくらいの鉄粉が付着していました。
細かい鉄粉のみで破片状の金属片が無いので異常はありません。鉄粉の量も新車から9万キロ手前なので標準的かもしれません。
デフオイルの一部をペットボトルに入れて確認すると、常時FRで走行しているから、フロントよりリアのオイルが汚れています。
フロントデフはフリーハブで止まったままなので10万キロでの交換は早すぎかもしれません。雪国で30万キロ前後、ほとんど4WDにしない地域なら無交換でも良さそうです。リアの汚れ具合で9万キロ手前のそろそろ交換時期なのでしょう。
オイル漏れ防止のためドレンプラグの根本にシールテープを巻いておきました。
漏れ予防でシールテープを巻きすぎると、稀にデフ側にクラックが入る事があるようです。
早朝から開始した車検整備とオイル交換は昼過ぎには終了し、少々手間のかかるパワステフルードも交換するつもりでしたが、パラりと小雨が落ちてきたので明日に延期。この週末に気になっていた各部のオイル交換が完了します。
昨日注文したラジエーターは週明けに到着するので、上手くいけば来週末はラジエーター装着。今月中に車検を通せそうです。
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