警視庁が暴力行為等処罰法違反の容疑者として、神奈川県内の30代男性を誤認逮捕しました
2022年4月22日に東京都八王子市内でトラック運転者同士で交通トラブルが発生し、片方のトラックを運転していた男性が日本刀のようなものを持ち出し、トラブルの相手に「暴力団なめんな。殺してやる」と脅す事件が発生しました。
110番通報を受けた高尾署の署員が捜査したところ、被害者側のドライブレコーダーの映像から加害者側のトラックを特定して、トラック所有者である男性が事件を起こしたとして2022年10月26日に無関係の男性を逮捕したということです。
しかし、トラックを所有していたが事件とは無関係だった男性が強く否認したため、署員がドライブレコーダーの映像を改めて確認したところ、誤認逮捕された男性と現場にいた容疑者の男の体格が一致しないことがわかり、誤認逮捕が発覚しました。
警視庁高尾署は、誤認逮捕から約2時間40分後に釈放したということです。
警視庁に誤認逮捕された男性のコメント
「全くわからない」
「覚えがない」
警視庁刑事総務課の原田章治課長コメント
「男性に対して心からおわび申し上げる。今後このようなことが発生しないよう、指導を徹底していく」
誤認逮捕が謝罪で片付けられる
だれも責任を取らない
誤認逮捕を連発する制度を正すこともない
日本の司法は、戦中の体質がそのまま残ってしまいました
ドライブレコーダーという物証が残っていたので、誤認が証明されましたが
もし、証言だけで逮捕されていたケースであれば、誤認逮捕のままの流れで冤罪が確定した可能性があります
容疑者と誤認逮捕された人の体格が似通っていたら、えん罪確定コースだったでしょう
誤認逮捕の末に、警察による証拠品のねつ造があれば、袴田さんのように無罪でも死刑判決が確定する
これが日本の公権力の実態です
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