埼玉県小鹿野町で主任として勤務する30代の男性町職員が、町の関係団体の事務手続きで不適切な会計処理を行うなどの手口で、町の関係団体の団体金を合計73万5990円着服したとして、2023年10月4日付で懲戒免職の処分となりました
埼玉県小鹿野町の町職員は、産業振興課に属していた2022年度に、長若鳥獣害対策協議会や黄金のかぼす祭実行委員会などの、町の4関係団体が保有する準公金の会計事務を担当していました。
小鹿野町の町職員は、2023年4月の異動で後任職員と業務引き継ぎを行う際に、団体の通帳記録から不正な会計処理が見つかり、関係4団体から合計64万2990円の引き出しが確認されました。
この町職員は他にも、黄金のかぼす祭実行委員会の会費9万3千円を通帳に入金せずに自宅に隠していたり、31件の支払いの未処理案件が発覚しました。
埼玉県小鹿野町は、全額が弁済されたことを理由として、刑事告訴をしない方針です。
埼玉県小鹿野町の町職員コメント
「私的なトラブルの関係に使おうと思ってお金を引き出したが、実際には使ってはいない」
埼玉県小鹿野町の森真太郎町長コメント
「今回の事案は職員個人の問題行動だけでは済まされず、組織としてのチェック体制が機能していなかったことも失態。全庁的に改めて会計事務の適正執行を再確認したい」
刑事告訴は不可避だと思います
埼玉県小鹿野町のもみ消し体質が伺えます
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