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2015年03月04日

映画「間宮兄弟」を観た感想…好きだなあ。

森田芳光監督の映画「間宮兄弟」を観た感想。

こう言う映画、昔は確かに退屈に感じたけど、今は好きだなあと。




森田芳光監督作品と言えば、自分が好きな映画はなんと言っても映画「家族ゲーム」。

あの独特な雰囲気は衝撃的でした。

主演の松田優作の怪演と、不思議で印象的なラスト。

書き始めると「家族ゲーム」の感想だけでも長くなってしまうので、

またそれは別の機会に。


多くの映画の監督をしていて、好きな映画は多いが、

映画「模倣犯」は当時劇場で観たけど、あれは…イマイチだった…。


さて、今回観た映画「間宮兄弟」の感想ですが、

2006年公開で森田芳光の作品の中では後期のものになります。

なぜ、「今になって間宮兄弟」なのか、そしてなぜ「今まで間宮兄弟を観てなかった」のか。

自分の話になって申し訳ないのですが、

一時期、自分の中で映画は「洋画の方が面白い」という時期がありました。

例えば映像技術でいったらハリウッド映画の方が凄い…迫力が違う。

…単純に言えば、かかっているお金(人手や時間も含む)が違う。

そして一番の原因が日本の映画に出る俳優が、なんか魅力的に見えなくなった。

例えば先ほど書いたイマイチだったなっていう映画「模倣犯」は、

主演がスマップの中居正広じゃなかったら、もっと違った印象だったんじゃないかとか。

なんか一時期、一部の俳優が演技してても入り込めないというか…。


そんな時期がありまして、映画「間宮兄弟」ですが、

主演が佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地武雅。

ドランクドラゴンの塚地が嫌い、とか、そんな訳じゃないんだけど、

ああ主演は芸人なんだ…って思ったら観にいこうって気持ちがあまりわかず…。


今はほとんどそんな事は思わないんですけどね。

そんな時期があって、この映画「間宮兄弟」はスルーしてしまってた訳です。


佐々木蔵之介演じる間宮兄弟の兄の間宮明信と、

ドランクドラゴン塚地演じる弟の間宮徹信のライフスタイルというか、

仲良しの間宮兄弟の人柄を紹介しながら、

憧れの女性に対しての恋模様を映し出す映画。


一番初めに書いたのですが、最近こうゆう映画好きだなと思う様になってきた。

こうゆう映画というのは、「何か普段の生活から乖離した事件、トラブルが起きる」のではなく、

「普段の生活の中に起こりうる事象」で作られた映画。

ちょっと前に感想を書いた映画「もらとりあむタマ子」もその中の1つとして観ています。

でもあれは前に書いたみたいにあっちゃんの魅力が強すぎて、アイドル映画に見えてしまうけど…。



さてさて、映画「間宮兄弟」ですが、そんな訳で、「すごい何かが起きる」映画ではありません。

日々の中で、兄弟で映画を観て楽しんだり、女の子を誘うのにドキドキしたり、

誘いが成功して喜んだり、失恋して悲しんだり…。

そんな誰にでもありうる、毎日の波の上がり下がり。


でも、思うんですよね、特に最近。

歳をとったせいか、そういうちょっとしたことに喜んだり悲しんだりする方が、

感情移入ができるんですよね…。


自分の人生は魔法も使えないし、タイムスリップできないし、

宇宙人襲ってもこないし…襲ってきたら困るが。


もちろん、今でもそういうストーリーは好きだし、冒険とかにも憧れる。


でも、それだけじゃなくて、平坦な毎日の中にも感動できることってのはある、

という事に気づいた…のかな。

一昔前は「映画なんだから現実には起きない事をみせて欲しい」という気持ちもあった。

今でもそう思うこともあるけど、「それだけじゃない」という事。


自分の事を多く書いてしまいましたが、

映画の感想としましては「好き」です。


面白いか?、と言われると、面白いんだけど、

腹を抱えて笑うとかそういう面白さじゃなくて、

どっちかというと「ニヤッ」とか「フッ」っていう笑い。


ドランクドラゴンの塚地が主演だったのが観てない1つの原因…と書いてますけど、

実際映画を観たら違和感はありませんでした、俳優として。

佐々木蔵之介と兄弟と言われた場合の違和感は、ない、と言ったら嘘だけど。

母が中島みゆきなのですが、いったい父親はどんな顔だったのだろうか…。

実際、そういう事は上映中はあまり気にせず観れましたけど。


始まりのシーンと終わりのシーンをみせることで、

きっとこの映画でみせている様なことは前にもあったんだろうなって思わせてくれる。

間宮兄弟の相変わらずな毎日は続いていく…と。


間宮兄弟のキャラクターはすごく立っているし愛らしいので、

ずっと間宮兄弟はこんな感じでいて欲しいって思う気持ちと、

いや、でももう30も超えて成長がないってのはどうなのかって気持ちが自分の中にある。

間宮兄弟は間宮兄弟でいてほしいけども…。

例えば先にも書いた映画「もらとりあむタマ子」は、わずかながらも成長があり、

今の状況から1歩を踏み出そうとする感じがある。

やっぱ主人公がなにかしらの事件を経て成長するのが感動につながると思うのだが…。

うーん…でも…この2人はこのままでいてほしい…。

なぜ主人公じゃなくて観てる自分が葛藤してるのか(笑)

そんなけ考えさせてくれるほど間宮兄弟に思い入れをさせているので、

映画としてありなのかな、という現状の結論。


あと、これだけは言っておかなければいけない。

沢尻エリカ演じる本間直美、可愛い。

昔、レンタルビデオ屋でアルバイトしてたことあるけど、あんな子はいなかったよ!

北川景子も常盤貴子も綺麗なんだけど、

やっぱ沢尻エリカは違うは…いや、好みの問題かもしれないが。

ほんとあんなかわいい子が、他に女性がくるとしても、

男しかいない家にいかないだろう…というか、いっちゃダメ!


まあそんなけ間宮兄弟の魅力があるという事にしておこう。


終盤の葛原依子の展開は、コレあるわ〜って。

奇しくも沢尻エリカ主演の「シュガー&スパイス」を思い出した。

ほんとモテない男って辛いなあ。

そう、あとモテない男に北川景子が後ろから抱きついたらダメ!

勘違いするから!!

勘違いしないでって言う方が間違いだから!!


…って言うね。



色んなタイプの映画があると思う。

「淡々とした生活」を映してはいるのだけど、

現実味があるかと言ったら、そうではない。

でも、これじゃあリアリティがない!と言ってダメな映画だというものでもない。

ある意味、不思議なバランスの映画だと思う。


だいたいの映画は、そりゃないでしょって思っただけで、

急に入り込めなくなる映画がなんだけどね。



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posted by マツゥオコアトル at 17:19| 映画
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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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