2020年09月20日
日陰時代が長いピーマン…
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大きさや太さなどには違いがありますが、ピーマンと唐辛子って形的には似ていると思ったことはありませんか?
それもそのはずでピーマンは唐辛子の栽培品目に分類され、フランス語で唐辛子のことをピマン(piment)、スペイン語ではピメント(pimiento)と呼ぶそうで、恐らくはこれが日本語のピーマンの由来になっていると考えられます。
そんなピーマンは日本には16世紀末ポルトガル人によって伝えられたそうです。
意外なことに日本で江戸時代を越えているピーマンで、当時から唐辛子は食べている日本人ですが品種改良により辛味が無くなったピーマンの方は戸惑ってしまったのか、あまり普及しなかったと言われます。
やがて明治時代に入るとピーマンの栽培も一度は普及かするそうですが、それでもまだあまり食べられなかったそうです。
では「いつのころから現代のようにピーマンが食べられるようになったのか?」というと…
それは太平洋戦争が終わってから、日本に食料不足の時代が訪れたとき、何でもいいから食料を探せと誰もが躍起になった頃、ピーマンに白羽の矢がたったと言われています。
当時は今ほど品種改良が進んでなく苦味や青臭さはあったようですが、それでもピーマンは闇市で飛ぶように売れたようです。
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