2020年09月07日
不思議でいっぱいの沢庵
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私たち日本人に古くから伝わる沢庵。
かなり多くの人が食べたことがあると思いますが、実は不思議でいっぱいな漬け物だったりします。
大根を糠と塩を混ぜた床と呼ばれるものに漬けた漬け物を沢庵(たくあん)と呼び、この呼び名は江戸時代に実在した臨済宗の沢庵宗彭(たくあんそうほう)という僧侶にあやかったものになりますが…
実はこの方が沢庵を考案したのか、民衆に広めたのかはハッキリと分かっておりません。
ちなみに沢庵というと多くの方が黄色を想像すると思いますが
「生の大根は白いのに沢庵は何故、黄色なの?」
と思いますよね。
実は大根の色については大根の中に含まれている辛味成分が原因です。
大根の細胞に含まれる4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアネートという成分が、最初は白いのですが発酵によって色がどんどん黄色く変化していき、次第に辛味もなくなっていきます。
ちなみに沢庵の黄色は長く漬ければ漬けるほどどんどん黄色くなっていくそうです。
「それなら白い沢庵は無いの?」と思う方
白い沢庵は発酵が進んでいない浅い日付のものか、もしくは糠を混ぜていない塩漬けの沢庵とは呼べない普通の漬け物のどちらかになります。
そんな沢庵は100ボルトの電圧を加えると発光するそうですが、くれぐれも食べる以外の目的では使用しないようにしましょう!
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