2020年09月11日
実は丁寧語だった?「飯」の由来とは?
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一般的に炊く前で生の状態をお米というのに対し、炊いた後の食べる準備が整った状態がご飯と言いますが…
そして、ご飯のことを人によっては飯(めし)と呼びますよね?
これは元々「召す(めす)」の連用形である「召し」が名刺となった言葉になりますので、意味は「召し上がる」という丁寧な言葉になります。
そこで、この言葉が使われるようになった当初は、「召しもの」という使い方で「めし」という言葉が食べ物全般を示す言葉とされていました。
(今でも「ご飯」が食べ物全般を表すのはこの時の流れのようです)
そこから時は流れて室町時代辺りから「召し」を「飯」と表し現在と同じような使い方をされるようになったと言われます。
ちなみにご飯といえば、人によっては「ご飯というのはお茶碗に盛っているもの」で、「お皿に盛られている白飯はご飯ではなくライスである」なんていう人もいますが…
これの根拠となるのは炊き方と言われています。
お茶碗に盛ったご飯というのは、一般的に日本での料理全般を表す言葉になるのですが、日本でご飯を食べる場合は「米を研ぎ炊く」という表現をします。
こういったお米の場合は水分をよく含み、ふっくらとしていて粘りけが強いのですが、洋食のお米の場合は、サフランライスやパエリアなどを見てもらうとわかる通り、お米単体として食べる場合、粘り気などが少なくなってしまいますので、こういったご飯をライスと呼ぶのだそうです。
ちなみにドリアは日本で生まれた料理になります。
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