2018年11月27日
「ドリームフレンズ」第3弾&新モード情報
夜分遅くに今晩は。
最近詐欺コメントが増えているブログ、「暇人の独り言」の管理人です。
たまには訪問者様からのコメントをいただいてみたいものだ…
さて、相変わらず更新の途絶えがちな本ブログですが、管理人はこの通り、しぶとく生きながらえておりました。
そんな管理人、「星のカービィ スターアライズ」のファンにとって嬉しい情報を耳にしているので、今回はそれを語る記事を綴り、生存報告とさせていただくこととします。
まず1つ目は、歴代シリーズキャラクターを仲間とする「ドリームフレンズ」に新たなキャラクターが追加されること。
これから参戦するキャラクターは、「星のカービィ Wii」に登場した「マホロア」、「星のカービィ トリプルデラックス」に登場した「タランザ」、そして、「星のカービィ ロボボプラネット」に登場した「秘書スージー」、とどめに、「星のカービィ スターアライズ」に登場している「三魔官シスターズ」の4体だということです。
せっかくの情報なので、またもやこれに浮かれて、上記のキャラクターについてざっくり語ってみましょう。
…ただし、ネタバレ嫌いな方はお見捨てください。
・マホロア
「星のカービィ Wii」に登場した、彼方からの旅人です。
天かける船・ローアに乗っているのですが、そのローアはカービィ達の住まうポップスターに唐突に現れたかと思った矢先、ウィングやマストなどの部品が外れ、飛べなくなってしまいました。
これを目撃したカービィは、仲間のバンダナワドルディ・デデデ大王・メタナイトと共にローアの部品を集めてその修理を完全に代行手伝いました。
マホロアはローアが直ったお礼として、カービィ達を自身の故郷であるという星・ハルカンドラへと案内します。
しかし到着早々、王冠をかぶった4つ首のドラゴン・ランディアによって攻撃されます。
マホロアによれば、ランディアは古くからハルカンドラに住んでいる邪竜なのだとか。
それを聞いたカービィ達は、ランディアと戦い、無事に勝利しました。
…その直後、このマホロアは、「よくジャマなドラゴンを倒してくれた」と言いながらその場に現れます。
そして、ランディアがかぶっていた無限の力を持つ王冠・マスタークラウンを装着すると、禍々しい魔術師の姿に変貌したのです。
実はこいつの狙いは最初から、マスタークラウンを手にすることでした。
ローアと共にポップスターに流れ着いたのは、クラウンの持ち主にしてハルカンドラの守り神であるランディアと戦い、敗れたことが原因だったのです。
そして、「星のカービィ」のことを噂で聞いており、カービィが困っている人を見ると放っておけない性分であることも知っていたこの野郎は、こともあろうにその善人ぶりに付け込み、ランディアは悪者なのだという大ウソを吹き込んで、4つ首の守り神を倒させることを企んだのでした。
ちなみにこの大ウソつきぶりから、ポーズ画面のスペシャルページでは「虚言の魔術師」とまで称されています。
目論みが奏功してマスタークラウンを手にしたこいつは、全宇宙の支配者となるなどとうそぶきます。
しかし、それを阻止しようと喰らい付いて来たカービィ達に敗れ、砕け散ったクラウンもろとも姿を消し、その野望は未遂に終わることとなりました。
ざまあみろ。
…と、どう見ても死んだと思える演出だったのですが、どうやら生きていやがったらしく、「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」や「みんなで!カービィハンターズZ」など、「Wii」以後の作品にもちょくちょく登場しています。
悪びれもせず。
図々しく。
恥を知らずに。
あまつさえそんな虚言の魔術師が、このたび「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」への参戦が決定したわけです。
思い切り敵だっただろうが貴様!
…と言いたいのですが、同じくカービィを騙して利用した「スーパーデラックス」のラストボス「マルク」や、やはり敵対しかしなかった「鏡の大迷宮」の「ダークメタナイト」も仲間になったくらいなので、今さらか。
公式Twitterに掲載された動画からすると、魔法を主体として戦うほか、ブラックホールを発生させたり、さらには「Wii」に登場したローアを呼び出す技も使えるようです。
しかも、ローアにはマホロア以外のキャラクターが乗っかることもできる模様。
「Wii」の思い出が蘇る。
少しも信用できない大ウソつきのマホロアですが、「ドリームフレンズ」としてプレイアブルキャラクターになることは本当のようです。
なお公式Twitterによれば、こいつはベストフレンズを自称しているのだとか。
となれば、アップデート後は「ブンナゲフレンズ」や「ニコーミフレンズ」など、仲間をぞんざいに扱うフレンズ能力にたっぷりと利用させてもらうことにしましょう(笑)
…ベストフレンズだというなら、そのくらいは受け入れてもらわなくてはね。
クッククク。
・タランザ
「星のカービィ トリプルデラックス」に登場したキャラクターです。
当初はいきなり現れてデデデ大王をさらい、カービィ達が暮らすプププランドの遥か上空に位置する浮遊大陸「フロラルド」に逃げていくという、目的も正体もさっぱり分からない人物でした。
しかし終盤になると、フロラルドの女王であるクィン・セクトニアに仕える側近であることと、そのセクトニアの命令を受けて、彼女の邪魔になるであろう「下界の勇者」を捕縛していたということが判明します。
フロラルドに住まう天空の民は、長い間悪しき女王であるセクトニアに苦しめられていました。
天空の民はそんな状況を打破することを願い、地上から浮遊大陸のフロラルドまで伸びる巨大な樹・ワールドツリーの種を芽吹かせ、下界(=プププランド)にいるという勇者を導こうとしたのです。
…無論、天空の民が呼ぼうとした「下界の勇者」というのは、勇名高きカービィのこと。
タランザは天空の民の考えなどお見通しと、「下界の勇者」を捕まえて無力化するべくプププランドへ現れたわけですが、そこでデデデ大王をカービィと間違えるという痛恨のミスをやらかしました。
まあ察するに、外見的特徴を把握するなどの下調べが足りておらず、それで「下界の勇者」が誰だか分からなかったのであろうと思われますが…
それにしても、単なる手違いでさらわれた大王もなかなかの不幸体質である。
タランザはセクトニアの居城に辿り着いたカービィに対し、魔術で操ったデデデ大王をけしかけて応戦したものの、敗北。
そこでようやく、カービィが本当の勇者であることを悟ります。
窮地に陥ったタランザは、主であるセクトニアに助けを求めたものの、セクトニアから「使えぬ愚か者などいらぬわ」という言葉と共に攻撃され、遥か彼方へ吹き飛ばされてしまいました。
…しかし、そのまま息絶えたかと思いきやバッチリ生き延びており、後々カービィとセクトニアの戦いに乱入。
カービィはセクトニアを追い詰めつつあったものの、他者に乗り移る力「あやつりの秘術」でワールドツリーに寄生したセクトニアに捕まり、身動きを封じられます。
そんなカービィに助け船を出した人物こそ、セクトニアの従者であったタランザ。
タランザはデデデ大王を戦場に連れ込むと、大王にカービィを救出させます。
ハンマーで殴りつけるというめっちゃ乱暴かつ雑な手段で
さらに、フロラルドに生る「きせきの実」をカービィに与えることで、カービィの吸い込みを「ビッグバン吸い込み」と呼べるほどに強化させ、その勝利に貢献したのでした。
…と、長くなってしまいましたが、タランザのことを一言でまとめると、最初は敵だったけど後で味方に変わったキャラクターだったということです。
世に数多ある作品の中ではありふれたタイプのキャラクターですが、敵味方共にその立ち位置が変化することの少ないカービィシリーズにおいては、なかなか稀な存在であったりします。
味方がしょっちゅう操られて敵になってる?何のことやら
そんなタランザなら、「ドリームフレンズ」になることにも意外性はないでしょう。
むしろ予想通りというか、安心感がある感じ。
公式Twitterに掲載された動画では、「スターアライズ」で初登場したコピー能力「スパイダー」と同様に、糸を使って敵を捕縛する技や、小型のワールドツリーを出現させる技、さらにはかつての主・セクトニアの姿をした影のようなものを呼び出して雷を撃たせる技を披露しています。
ちなみに動画の中では、タランザが触れようとすると、その瞬間にセクトニアの影らしきものが花びらを散らして消えてしまう様子も示されました。
昔はタランザと仲良しだったものの、「美」と「支配」に執着するようになってから心を醜くし、タランザとも単なる主従関係でしかなくなったセクトニア。
そんな主でも、タランザにとっては大事な存在だったらしく、セクトニアの面影を追うことを止められない様子です。
「Wii」以後のカービィ作品に時折出て来る、何だかやるせない要素の持ち主。
しかし、「トリプルデラックス」といい「スターアライズ」といい、せっかくカービィ達の味方になったわけだし、今後は彼らと仲良く楽しくやりながら、いずれはかつての主のことを思い出の中にしまって、前へと進んでもらいたいものです。
・秘書スージー
「星のカービィ ロボボプラネット」に登場したキャラクターで、同作においてポップスターを機械化するべく現れた敵組織「ハルトマンワークスカンパニー」の社長秘書です。
カービィシリーズでは貴重とも言える明確な女性キャラクターであると共に、労働に従事しているという、これまた同シリーズでは珍しい特徴を持った存在。
秘書という役職ながら、ポップスター機械化の指揮を任せられたスージーは、カンパニーを潰そうとするカービィを駆除するべく、幾度もロボットやクローンモンスターを利用し、その行く手を遮ろうとします。
しかし、度重なる敗北の末、カンパニーの社長であるプレジデント・ハルトマンから直々に仕事を降りるよう命じられ、しばらく姿を消しました。
その後、自らカービィを倒そうとするも返り討ちに遭ったハルトマンが、カンパニーのマザーコンピューター「星の夢」に乗り込み、その力でポップスターの住民を根絶やしにしようとした場面に再臨。
前触れもなく現れたかと思うと、ハルトマンから星の夢のプログラムコントローラーを奪ってみせます。
本人によれば、星の夢を奪うことでハルトマンに吠え面をかかせ、目を覚まさせてやるのが目的だったようでした。
ところが、事態は思わぬ方向に動きます。
コントロールが不能になったせいか、星の夢はハルトマンの精神と融合して、自我を持ちました。
そして、ハルトマンの身体を通じて生命体の全てを知ったと豪語する星の夢は、「カンパニーの繁栄という願いのためには不完全でかよわき生命体など不要」という、支離滅裂で意味不明な結論を叩き出すと、全ての生命体を滅ぼそうと、宇宙へ飛び立って行くのです。
この事態に、スージーは「ロボボプラネット」におけるカービィの相棒・ロボボアーマーを貸し与え、カービィに星の夢の破壊を託しました。
ロボボアーマーに乗り込んだカービィはさらに、メタナイトが駆り出した戦艦ハルバードを丸ごとスキャンすると、「最終決戦艦ハルバードモード」となったロボボと共に戦い、星の夢の撃破を果たすのです。
その後、ポップスターが自然豊かな姿を取り戻した頃合いで、スージーは何処へともなく立ち去って行きました。
このスージーもタランザに続き、カービィシリーズには決して多くない、敵から味方に変わったキャラクターと言えるでしょう。
その点では彼女も、「ドリームフレンズ」になっても疑問のない人物でした。
公式Twitterに掲載された動画では、銃を使ったり、カービィと戦う際にも使用したロボット「リレインバー」に乗り込むほか、背中に装備したプロペラのような機械の推進力を活かして突進する技を見せていました。
「ロボボプラネット」が、機械と科学が象徴的な作品であっただけに、そこから登場したスージーもまた、機械と科学の力で戦うキャラクターとなっているようです。
余談ながら、「ロボボプラネット」では丁寧な口調で話す場面も多かったものの、ハルトマンから星の夢のコントローラーを奪ったシーンからは、お転婆な印象の言葉遣いになっていました。
どうやら落ち着いた物腰はビジネス用のもので、本来の性格はやや荒っぽいというか、活発なものの様子。
こういう二面性も、会社勤めをしているゆえなのだろうか。
・三魔官シスターズ
2018年11月時点でのカービィシリーズ最新作「星のカービィ スターアライズ」に登場するボスキャラクターです。
氷を操る青のフラン・キッス、炎を扱う赤のフラン・ルージュ、そして雷を司る黄のザン・パルルティザーヌの3人をまとめて、三魔官と呼んでいます。
1人だけ名前のパターンが違うせいでよく忘れられる
彼女らは破壊の神を蘇らせようとする人物・魔神官ハイネスに仕えており、ハイネスの願いに添うために、宇宙中に散った闇の物質・ジャマハートを集める役割を担っていました。
いずれもカービィ達と2度にわたって戦いますが、全て返り討ちに遭います。
その後、破壊の神こと破神エンデ・ニルの復活を成そうとするハイネスが、邪魔なカービィ達を倒そうとするわけですが、その戦いに際し、彼女ら三魔官もハイネスの下へ集められます。
しかしハイネスからは、エネルギーを吸い上げられたり、道具のように投げ飛ばされたり振り回されたりと、非人道的などという言葉では到底足りないような扱いをされました。
挙句、カービィ達に敗れてもなおエンデ・ニルの復活にこだわるハイネスによって、ニル復活のための生贄にされてしまいます。
…しかし死んではいなかったらしく、カービィ達がエンデ・ニルを倒す過程で救出され、自らニルの生贄となったハイネス共々、命をとりとめました。
ストーリー本編ではこれで出番は終わり、その後の動向は不明となっています。
そんな三魔官シスターズが、初登場作品「スターアライズ」から、「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」に参戦することになったわけです。
ややこしい
3人で1組の「ドリームフレンズ」となるわけですが、同じく3人1組の「リック&カイン&クー」が使用する技によってキャラクターが一時的に入れ替わるのとは異なり、三魔官は任意のタイミングでキャラクターを恒常的に交代させることができるとのこと。
要するに、実質3人分の「ドリームフレンズ」となっているのだそうです。
お得。
キッス、ルージュ、パルルなんとかさんの3人とも、ボスとして敵対した際に見せて来たのと同じ技を扱えるようです。
正直なところ、「スターアライズ」のボスの中では揃いも揃って大したことない部類(あくまで管理人の感想)でしたが、「ドリームフレンズ」になると頼もしい戦力になる気配がします。
主に忠節を尽くすことにかけては「トリプルデラックス」のタランザにも劣らない、三魔官シスターズ。
それゆえか、ストーリー上では「Wii」以来久々に徹頭徹尾敵のままのキャラクターでしたが、「ドリームフレンズ」のシステムにかかれば、そんな彼女らも立派な仲間。
という訳で、今度はカービィとプレイヤーに忠節を尽くし、目一杯働いてもらいたいところです。
具体的には投げ飛ばされたり鍋で煮込まれたりしても文句を言わずについてきなさい
そしてもう1つ、「ドリームフレンズ」の追加と並んで大きな情報が、「スターアライズ」に新モードが追加されることです。
その名も「アナザーディメンションヒーローズ」。
「Wii」でマホロアを追う際に利用した異次元空間・アナザーディメンションを舞台に、より強くなったボス達とやり合うことになるモードの模様。
カービィ&全ての「ドリームフレンズ」を主役とし、度々キャラクターを入れ替えつつ先に進む道すがら、ストーリー本編に登場したボスが「アナザー」の名を冠して次々登場するようです。
公式Twitterに掲載された動画からは、ウィスピーウッズやデデデ大王、メタナイトやクラッコの「アナザー」版が確認できたほか、三魔官シスターズが3人同時に襲い掛かって来ることも分かりました。
一筋縄ではいかない戦いが楽しめそうなこの新モード、バトル好きとしては期待せざるを得ません。
こんな、見るからに重厚そうなアップデートを今時無償で配信とは、良心的な公式には頭が下がるばかりです。
このようなちっぽけな趣味ブログで感謝を綴っても、公式に気付かれるはずもないですが、それでも書くだけ書かせてもらいましょう。
本当にありがとうございます!!
第3弾「ドリームフレンズ」と新モード「アナザーディメンションヒーローズ」の追加をもって、「スターアライズ」のアップデートは最後となるそうです。
内容が充実しまくりなのは、公式が、最後のアップデートに相応しいものにしようとした結果かもしれません。
そんな最後の「スターアライズ」アップデートは、2018年11月30日(金)こと、今週の金曜日に実施されるとのこと。
あと僅か数日の時間が過ぎるのが、待ち遠しい思いがします。
管理人、本ブログで「スターアライズ」を語る記事を作ろうとしていましたが、どうやら「アナザーディメンションヒーローズ」を遊び尽くさないことには、ゆっくりと記事の作成にとりかかっている場合ではなさそうです…
嬉しい悲鳴とは、このことだ!
では、久しぶりの記事はこれにて終了とさせていただきます。
ここまで御覧くださった訪問者様、ありがとうございました。
最近詐欺コメントが増えているブログ、「暇人の独り言」の管理人です。
たまには訪問者様からのコメントをいただいてみたいものだ…
さて、相変わらず更新の途絶えがちな本ブログですが、管理人はこの通り、しぶとく生きながらえておりました。
そんな管理人、「星のカービィ スターアライズ」のファンにとって嬉しい情報を耳にしているので、今回はそれを語る記事を綴り、生存報告とさせていただくこととします。
「ドリームフレンズ」追加
まず1つ目は、歴代シリーズキャラクターを仲間とする「ドリームフレンズ」に新たなキャラクターが追加されること。
これから参戦するキャラクターは、「星のカービィ Wii」に登場した「マホロア」、「星のカービィ トリプルデラックス」に登場した「タランザ」、そして、「星のカービィ ロボボプラネット」に登場した「秘書スージー」、とどめに、「星のカービィ スターアライズ」に登場している「三魔官シスターズ」の4体だということです。
せっかくの情報なので、またもやこれに浮かれて、上記のキャラクターについてざっくり語ってみましょう。
…ただし、ネタバレ嫌いな方はお見捨てください。
・マホロア
「星のカービィ Wii」に登場した、彼方からの旅人です。
天かける船・ローアに乗っているのですが、そのローアはカービィ達の住まうポップスターに唐突に現れたかと思った矢先、ウィングやマストなどの部品が外れ、飛べなくなってしまいました。
これを目撃したカービィは、仲間のバンダナワドルディ・デデデ大王・メタナイトと共にローアの部品を集めてその修理を
マホロアはローアが直ったお礼として、カービィ達を自身の故郷であるという星・ハルカンドラへと案内します。
しかし到着早々、王冠をかぶった4つ首のドラゴン・ランディアによって攻撃されます。
マホロアによれば、ランディアは古くからハルカンドラに住んでいる邪竜なのだとか。
それを聞いたカービィ達は、ランディアと戦い、無事に勝利しました。
…その直後、このマホロアは、「よくジャマなドラゴンを倒してくれた」と言いながらその場に現れます。
そして、ランディアがかぶっていた無限の力を持つ王冠・マスタークラウンを装着すると、禍々しい魔術師の姿に変貌したのです。
実はこいつの狙いは最初から、マスタークラウンを手にすることでした。
ローアと共にポップスターに流れ着いたのは、クラウンの持ち主にしてハルカンドラの守り神であるランディアと戦い、敗れたことが原因だったのです。
そして、「星のカービィ」のことを噂で聞いており、カービィが困っている人を見ると放っておけない性分であることも知っていたこの野郎は、こともあろうにその善人ぶりに付け込み、ランディアは悪者なのだという大ウソを吹き込んで、4つ首の守り神を倒させることを企んだのでした。
ちなみにこの大ウソつきぶりから、ポーズ画面のスペシャルページでは「虚言の魔術師」とまで称されています。
目論みが奏功してマスタークラウンを手にしたこいつは、全宇宙の支配者となるなどとうそぶきます。
しかし、それを阻止しようと喰らい付いて来たカービィ達に敗れ、砕け散ったクラウンもろとも姿を消し、その野望は未遂に終わることとなりました。
ざまあみろ。
…と、どう見ても死んだと思える演出だったのですが、どうやら生きていやがったらしく、「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」や「みんなで!カービィハンターズZ」など、「Wii」以後の作品にもちょくちょく登場しています。
悪びれもせず。
図々しく。
恥を知らずに。
あまつさえそんな虚言の魔術師が、このたび「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」への参戦が決定したわけです。
思い切り敵だっただろうが貴様!
…と言いたいのですが、同じくカービィを騙して利用した「スーパーデラックス」のラストボス「マルク」や、やはり敵対しかしなかった「鏡の大迷宮」の「ダークメタナイト」も仲間になったくらいなので、今さらか。
公式Twitterに掲載された動画からすると、魔法を主体として戦うほか、ブラックホールを発生させたり、さらには「Wii」に登場したローアを呼び出す技も使えるようです。
しかも、ローアにはマホロア以外のキャラクターが乗っかることもできる模様。
「Wii」の思い出が蘇る。
少しも信用できない大ウソつきのマホロアですが、「ドリームフレンズ」としてプレイアブルキャラクターになることは本当のようです。
なお公式Twitterによれば、こいつはベストフレンズを自称しているのだとか。
となれば、アップデート後は「ブンナゲフレンズ」や「ニコーミフレンズ」など、仲間をぞんざいに扱うフレンズ能力にたっぷりと利用させてもらうことにしましょう(笑)
…ベストフレンズだというなら、そのくらいは受け入れてもらわなくてはね。
クッククク。
・タランザ
「星のカービィ トリプルデラックス」に登場したキャラクターです。
当初はいきなり現れてデデデ大王をさらい、カービィ達が暮らすプププランドの遥か上空に位置する浮遊大陸「フロラルド」に逃げていくという、目的も正体もさっぱり分からない人物でした。
しかし終盤になると、フロラルドの女王であるクィン・セクトニアに仕える側近であることと、そのセクトニアの命令を受けて、彼女の邪魔になるであろう「下界の勇者」を捕縛していたということが判明します。
フロラルドに住まう天空の民は、長い間悪しき女王であるセクトニアに苦しめられていました。
天空の民はそんな状況を打破することを願い、地上から浮遊大陸のフロラルドまで伸びる巨大な樹・ワールドツリーの種を芽吹かせ、下界(=プププランド)にいるという勇者を導こうとしたのです。
…無論、天空の民が呼ぼうとした「下界の勇者」というのは、勇名高きカービィのこと。
タランザは天空の民の考えなどお見通しと、「下界の勇者」を捕まえて無力化するべくプププランドへ現れたわけですが、そこでデデデ大王をカービィと間違えるという痛恨のミスをやらかしました。
まあ察するに、外見的特徴を把握するなどの下調べが足りておらず、それで「下界の勇者」が誰だか分からなかったのであろうと思われますが…
それにしても、単なる手違いでさらわれた大王もなかなかの不幸体質である。
タランザはセクトニアの居城に辿り着いたカービィに対し、魔術で操ったデデデ大王をけしかけて応戦したものの、敗北。
そこでようやく、カービィが本当の勇者であることを悟ります。
窮地に陥ったタランザは、主であるセクトニアに助けを求めたものの、セクトニアから「使えぬ愚か者などいらぬわ」という言葉と共に攻撃され、遥か彼方へ吹き飛ばされてしまいました。
…しかし、そのまま息絶えたかと思いきやバッチリ生き延びており、後々カービィとセクトニアの戦いに乱入。
カービィはセクトニアを追い詰めつつあったものの、他者に乗り移る力「あやつりの秘術」でワールドツリーに寄生したセクトニアに捕まり、身動きを封じられます。
そんなカービィに助け船を出した人物こそ、セクトニアの従者であったタランザ。
タランザはデデデ大王を戦場に連れ込むと、大王にカービィを救出させます。
さらに、フロラルドに生る「きせきの実」をカービィに与えることで、カービィの吸い込みを「ビッグバン吸い込み」と呼べるほどに強化させ、その勝利に貢献したのでした。
…と、長くなってしまいましたが、タランザのことを一言でまとめると、最初は敵だったけど後で味方に変わったキャラクターだったということです。
世に数多ある作品の中ではありふれたタイプのキャラクターですが、敵味方共にその立ち位置が変化することの少ないカービィシリーズにおいては、なかなか稀な存在であったりします。
そんなタランザなら、「ドリームフレンズ」になることにも意外性はないでしょう。
むしろ予想通りというか、安心感がある感じ。
公式Twitterに掲載された動画では、「スターアライズ」で初登場したコピー能力「スパイダー」と同様に、糸を使って敵を捕縛する技や、小型のワールドツリーを出現させる技、さらにはかつての主・セクトニアの姿をした影のようなものを呼び出して雷を撃たせる技を披露しています。
ちなみに動画の中では、タランザが触れようとすると、その瞬間にセクトニアの影らしきものが花びらを散らして消えてしまう様子も示されました。
昔はタランザと仲良しだったものの、「美」と「支配」に執着するようになってから心を醜くし、タランザとも単なる主従関係でしかなくなったセクトニア。
そんな主でも、タランザにとっては大事な存在だったらしく、セクトニアの面影を追うことを止められない様子です。
「Wii」以後のカービィ作品に時折出て来る、何だかやるせない要素の持ち主。
しかし、「トリプルデラックス」といい「スターアライズ」といい、せっかくカービィ達の味方になったわけだし、今後は彼らと仲良く楽しくやりながら、いずれはかつての主のことを思い出の中にしまって、前へと進んでもらいたいものです。
・秘書スージー
「星のカービィ ロボボプラネット」に登場したキャラクターで、同作においてポップスターを機械化するべく現れた敵組織「ハルトマンワークスカンパニー」の社長秘書です。
カービィシリーズでは貴重とも言える明確な女性キャラクターであると共に、労働に従事しているという、これまた同シリーズでは珍しい特徴を持った存在。
秘書という役職ながら、ポップスター機械化の指揮を任せられたスージーは、カンパニーを潰そうとするカービィを駆除するべく、幾度もロボットやクローンモンスターを利用し、その行く手を遮ろうとします。
しかし、度重なる敗北の末、カンパニーの社長であるプレジデント・ハルトマンから直々に仕事を降りるよう命じられ、しばらく姿を消しました。
その後、自らカービィを倒そうとするも返り討ちに遭ったハルトマンが、カンパニーのマザーコンピューター「星の夢」に乗り込み、その力でポップスターの住民を根絶やしにしようとした場面に再臨。
前触れもなく現れたかと思うと、ハルトマンから星の夢のプログラムコントローラーを奪ってみせます。
本人によれば、星の夢を奪うことでハルトマンに吠え面をかかせ、目を覚まさせてやるのが目的だったようでした。
ところが、事態は思わぬ方向に動きます。
コントロールが不能になったせいか、星の夢はハルトマンの精神と融合して、自我を持ちました。
そして、ハルトマンの身体を通じて生命体の全てを知ったと豪語する星の夢は、「カンパニーの繁栄という願いのためには不完全でかよわき生命体など不要」という、支離滅裂で意味不明な結論を叩き出すと、全ての生命体を滅ぼそうと、宇宙へ飛び立って行くのです。
この事態に、スージーは「ロボボプラネット」におけるカービィの相棒・ロボボアーマーを貸し与え、カービィに星の夢の破壊を託しました。
ロボボアーマーに乗り込んだカービィはさらに、メタナイトが駆り出した戦艦ハルバードを丸ごとスキャンすると、「最終決戦艦ハルバードモード」となったロボボと共に戦い、星の夢の撃破を果たすのです。
その後、ポップスターが自然豊かな姿を取り戻した頃合いで、スージーは何処へともなく立ち去って行きました。
このスージーもタランザに続き、カービィシリーズには決して多くない、敵から味方に変わったキャラクターと言えるでしょう。
その点では彼女も、「ドリームフレンズ」になっても疑問のない人物でした。
公式Twitterに掲載された動画では、銃を使ったり、カービィと戦う際にも使用したロボット「リレインバー」に乗り込むほか、背中に装備したプロペラのような機械の推進力を活かして突進する技を見せていました。
「ロボボプラネット」が、機械と科学が象徴的な作品であっただけに、そこから登場したスージーもまた、機械と科学の力で戦うキャラクターとなっているようです。
余談ながら、「ロボボプラネット」では丁寧な口調で話す場面も多かったものの、ハルトマンから星の夢のコントローラーを奪ったシーンからは、お転婆な印象の言葉遣いになっていました。
どうやら落ち着いた物腰はビジネス用のもので、本来の性格はやや荒っぽいというか、活発なものの様子。
こういう二面性も、会社勤めをしているゆえなのだろうか。
・三魔官シスターズ
2018年11月時点でのカービィシリーズ最新作「星のカービィ スターアライズ」に登場するボスキャラクターです。
氷を操る青のフラン・キッス、炎を扱う赤のフラン・ルージュ、そして雷を司る黄のザン・パルルティザーヌの3人をまとめて、三魔官と呼んでいます。
彼女らは破壊の神を蘇らせようとする人物・魔神官ハイネスに仕えており、ハイネスの願いに添うために、宇宙中に散った闇の物質・ジャマハートを集める役割を担っていました。
いずれもカービィ達と2度にわたって戦いますが、全て返り討ちに遭います。
その後、破壊の神こと破神エンデ・ニルの復活を成そうとするハイネスが、邪魔なカービィ達を倒そうとするわけですが、その戦いに際し、彼女ら三魔官もハイネスの下へ集められます。
しかしハイネスからは、エネルギーを吸い上げられたり、道具のように投げ飛ばされたり振り回されたりと、非人道的などという言葉では到底足りないような扱いをされました。
挙句、カービィ達に敗れてもなおエンデ・ニルの復活にこだわるハイネスによって、ニル復活のための生贄にされてしまいます。
…しかし死んではいなかったらしく、カービィ達がエンデ・ニルを倒す過程で救出され、自らニルの生贄となったハイネス共々、命をとりとめました。
ストーリー本編ではこれで出番は終わり、その後の動向は不明となっています。
そんな三魔官シスターズが、初登場作品「スターアライズ」から、「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」に参戦することになったわけです。
3人で1組の「ドリームフレンズ」となるわけですが、同じく3人1組の「リック&カイン&クー」が使用する技によってキャラクターが一時的に入れ替わるのとは異なり、三魔官は任意のタイミングでキャラクターを恒常的に交代させることができるとのこと。
要するに、実質3人分の「ドリームフレンズ」となっているのだそうです。
お得。
キッス、ルージュ、パルルなんとかさんの3人とも、ボスとして敵対した際に見せて来たのと同じ技を扱えるようです。
正直なところ、「スターアライズ」のボスの中では揃いも揃って大したことない部類(あくまで管理人の感想)でしたが、「ドリームフレンズ」になると頼もしい戦力になる気配がします。
主に忠節を尽くすことにかけては「トリプルデラックス」のタランザにも劣らない、三魔官シスターズ。
それゆえか、ストーリー上では「Wii」以来久々に徹頭徹尾敵のままのキャラクターでしたが、「ドリームフレンズ」のシステムにかかれば、そんな彼女らも立派な仲間。
という訳で、今度はカービィとプレイヤーに忠節を尽くし、目一杯働いてもらいたいところです。
新モード「アナザーディメンションヒーローズ」
そしてもう1つ、「ドリームフレンズ」の追加と並んで大きな情報が、「スターアライズ」に新モードが追加されることです。
その名も「アナザーディメンションヒーローズ」。
「Wii」でマホロアを追う際に利用した異次元空間・アナザーディメンションを舞台に、より強くなったボス達とやり合うことになるモードの模様。
カービィ&全ての「ドリームフレンズ」を主役とし、度々キャラクターを入れ替えつつ先に進む道すがら、ストーリー本編に登場したボスが「アナザー」の名を冠して次々登場するようです。
公式Twitterに掲載された動画からは、ウィスピーウッズやデデデ大王、メタナイトやクラッコの「アナザー」版が確認できたほか、三魔官シスターズが3人同時に襲い掛かって来ることも分かりました。
一筋縄ではいかない戦いが楽しめそうなこの新モード、バトル好きとしては期待せざるを得ません。
こんな、見るからに重厚そうなアップデートを今時無償で配信とは、良心的な公式には頭が下がるばかりです。
このようなちっぽけな趣味ブログで感謝を綴っても、公式に気付かれるはずもないですが、それでも書くだけ書かせてもらいましょう。
本当にありがとうございます!!
アップデートは2018年11月30日(金)実施
第3弾「ドリームフレンズ」と新モード「アナザーディメンションヒーローズ」の追加をもって、「スターアライズ」のアップデートは最後となるそうです。
内容が充実しまくりなのは、公式が、最後のアップデートに相応しいものにしようとした結果かもしれません。
そんな最後の「スターアライズ」アップデートは、2018年11月30日(金)こと、今週の金曜日に実施されるとのこと。
あと僅か数日の時間が過ぎるのが、待ち遠しい思いがします。
管理人、本ブログで「スターアライズ」を語る記事を作ろうとしていましたが、どうやら「アナザーディメンションヒーローズ」を遊び尽くさないことには、ゆっくりと記事の作成にとりかかっている場合ではなさそうです…
嬉しい悲鳴とは、このことだ!
では、久しぶりの記事はこれにて終了とさせていただきます。
ここまで御覧くださった訪問者様、ありがとうございました。
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