ほけきょ通信

2017年8月16日11時31分

　かつて自転車の車軸についていた、カラフルな輪状のブラシを覚えていますか？　その名は「ハブ毛（け）」。どことなく昭和の香りが漂うその商品を、愛知県津島市の小さな会社が作っています。全国でも希少なメーカーなのですが、数年のうちにも製造をやめるというのです……。

　「ハブ毛を作るところが見たいって？　そんなもの、見せるようなものじゃないよ」

　津島市にある自転車問屋「三優商会」の代表、佐藤昌利さん（７４）は言った。

　自転車の車軸「ハブ」に巻く「毛」だからハブ毛。用途は車軸の汚れ落としとされるが、「そこの汚れなんて誰も気にしない。小売店がお客さんへのサービスの一環でつけていた飾りですよ」と佐藤さん。

　誰が最初にハブ毛を作り始めたのかは分からないが、佐藤さんが始めたのは１９７０年代。当時、ハブ毛を隣町の業者から仕入れ、卸売りをしていたが、オイルショックで品薄に。「仕入れのめどが立たなくなって、自分で作ろうかってことになったんですよ」

　材料はポリエチレン製の繊維と針金、鉛玉。針金をねじって、ふさふさの繊維を絡ませるようにつくる。今もなお「現役」の製造機械は、機械いじりが得意な友人が窓枠の廃材やミシン用のモーターを組み合わせて作った。内職の人を雇って生産を始めた。

　当時、自転車が故障しても小売店で修理して長く使った。ハブ毛をサービス品に使う小売店の繁盛とともに生産も右肩上がり。８０年代は月４万〜５万本を作っていた。

　転機は自転車をめぐる物流の変化だ。自転車が大型スーパーやホームセンターでも売られるように。自転車メーカーも小売店を通さず、通信販売で直接売り出し始め、町の自転車店は減ってきた。

　国の商業統計によると、７０、８０年代の自転車小売業は３万６千店前後。２０１４年には１万１千店余りに。小売店の減少とともにハブ毛の出番も減った。

　佐藤さんによると、名古屋や大阪にもハブ毛の製造会社があったが、次々に撤退。佐藤さんは「２０年ほど前から、うちだけになったと思う」と話す。

　現在も月１万本ほどを作っているが、寄る年波には勝てない。佐藤さんは２、３年前、仕入れた材料を使い切る時間と自分自身の残り時間をはかりにかけた。「材料がなくなったらやめようと思っています。あと３年くらいでしょうか」

　ハブ毛の繊維は赤、青、黒、ピンク、紫、緑、白の７色あったが、緑と白はすでに在庫が切れた。残った色を使って作るが、色の注文に応えられなくなれば、手を引くつもりだ。

　オイルショックをきっかけに、たまたま作り始めたハブ毛。やめるのに未練はない。「潤沢にモノがある時代だったら手は出さなかった。人生って面白いものですね」。佐藤さんは笑った。（保坂知晃）
(画像、詳細は出典元で)

出典：朝日新聞デジタル



ネット上の声

また毛の話
しかもハブケとか

今こそハブ毛

つけてるとピカピカになるんだっけ？

汚れ取れてなくて草

あのタワシみたいなやつか
なんの意味あるんだろうな

ハブ毛はボーボーのほうがエロい

消え行くハゲの毛

このハブゲーーーーーーーーーーーーーーー

そういえば最近見ないな。

彡⌒ミ　
(´･д･`)　自転車ですら毛があると言うのに、全くおまいらときたら

↑ハブ毛植えてろｗ

スポークに嵌める輪っかより意味はあった

そんなことよりハンドルの吹き流しだろ。

いざというときあれ外して自転車洗うんだとばかり

↑貴殿の「いざ」という状況に大変興味を持ちました

オレの毛も引退した
時代の流れだよ

↑おれの毛も在庫を使い切ったら閉店だわ

上品そうな子がボウボウだと興奮する

また毛

俺ヒルクライムするから
角質量はできるだけ落としたいんだよね
残念だけどこれはちょっと

30年ぶりくらいに見たわ

ハンドルの手のとこに付けるカバーの方が遥かに実用的

ハブ毛すら消えゆくんだからお前らの頭なんてひとたまりもないわな

ちょっと懐かしいなオイ

俺みたいにミラーつけてるのもめずらしいよ。みんなもつけな。

↑バイク乗った後に、自転車に乗るとミラーないのがすごく怖い

仕入れ在庫多過ぎないかw
終売の原料なのかな

自作で盛り上がればいいじゃん、自転車雑誌はブーム作れよ

消えゆくハゲ毛

スポークにテニスボール挟めてる自転車も見なくなった

毛(´･ω･｀)

スポークの一本一本にチェンリングつけてこそ

俺のコルナゴにつけてみるか。

懐かしいな
言われるまで忘れてた
カリフォルニアロードに付けてたよ

ケバブもぐもぐ

そう言えばブレーキの当たる部分(リムだっけ？)を磨くブラシみたいなのも見かけないね

フラッシャー復活の兆し

初めて見た！

生産終了となれば売れるんだろう

大人になっても自転車に乗ってる人って、車持ってないの？（笑）

毛がない方がスタイリッシュだろ

そういやこんなのあったな
意味不明の飾りだと思ってた

軟式ボールとこんにゃくボールでワイドに対応してた

厚紙をスポークに当たる様に貼り付けてブーンて鳴らすの流行らなかった？

↑やった
バイクみたいな音がして楽しかった

お前ら、ハゲをバカにしすぎだ。なめんな。

で、このハブ毛は効果があったのか？
本当に実用的な物なら宣伝すれば今でも売れるだろ

↑ハブの汚れとりにはなるよ
汚れとれたからなんだっつーんだって話

　↑でも、ハブ周りが一番掃除面倒なんだよね。

ハブにボロ布をゆるく結ぶと代用できちゃうしな。

昔つけてたな〜w

スポークにプラスチックの輪っか付けてたのには何か理由があったんだろうか

俺のロードに着けてみようかな
最初の一発は受けそう

↑割と愛好家はいるらしい

おっさんホイホイスレ

そういやハンドルの先端にピロピロが付いてたけど、あれも無くなったな(´・ω・｀)

なつかしい
マッタリした良い時代だったなあ

これね、ついててもあんまり意味はないけど単色にしたほうが見た目がいいと思う

カッケーよ！

いまやったら
ゲイアピールでしかないわの

お前らのウブ毛も消えようとしてるよね

自転車に彩りを与えるナイスなアイテムだよな

フーデッドレバーのセフティレバーも消えたな。
まあ補助ブレーキレバーがあるからいいんだろうけど。

エレコンとかフラッシャーとか俺の脳内の70年代領域が華麗な
加齢臭と腐臭を放ち始めた

なんや　あれで汚れとれるんか
俺のボラウルトラにつけとこかな

付けようかな

今改めて見ると、たわし以外の何物でもないな

砂利道も減ったしな…
長靴と一緒で必要性が無くなるわな

ハブ毛
リムブラシ
マメライト
チェーンリング
ハンドルを上げるorチョッパーハンドル
グリップ交換
ブレーキをサイドにずらす
ゴムボール
プラスチックバット
変速機ガードと言う名のステップ

昭和の名車の完成

　　彡 ⌒ ミ
(((((っ´・ω・)っ

子供がスポークにキラキラの飾り付けてるのは微笑ましいよね

チェーンリングはみんなはめてたなｗ

あれはオシャレ目的だと思っていたが