人間関係がこじれてしまうときには
そこでいきなり大きな亀裂が生まれたようにみえたとしても
その前にある些細なきっかけがあって
亀裂が生まれてきてしまうことも少なくありません。
コミュニケーションの誤解でも、最初は小さなことからでも
言葉の受け手の感情というフィルタを通して
相手の伝えたい真意を誤って受け取ることから
誤解が生まれてしまっているものだと取ることも出来ます。
特に忙しいときには心も落ち着いておらず
その時に聞いた言葉をその時の感情で受け止めてしまうことが多かったりします。
そうした忙しさを感じるときにこそ
会話の中でカチンと来るようなことがあったとしても
いったん深い深呼吸をするようにしてみてください。
(かちんときたときには、呼吸が浅くなっているので
それを意識に上げることが大切です)
そこで、相手の発した言葉に感情を乗せることなく
冷静に相手の言葉の骨格だけを繰り返し頭の中で反芻させてみます。
その時には、あなたが当事者という意識で行うのではなく
別の第三者という立場でその言葉を聞く感覚を持たせることによって
主観的な感情をいったん外から見つめ直すことにも繋がります。
(そこで怒りや疑問が取れないのは、そこに感情を乗せて聞いているから、と捉えることも出来ます)
怒りや疑惑という感情が生まれてきたときに、まず言葉の骨格を取り出すのは
相手の言葉の意図を自分目線で捉えることなく
ひとつの言葉のかたまりと見放して受け止めることから冷静な判断が生まれます。
相手がそこで何を伝えたかったのか、ということに対しても
あくまで自分という視点からみた1つの解釈であることを忘れないでいてください。
相手の言葉の真意を掴めずに、そこで反論することで
かえって関係性をこじらせてしまうことで
コミュニケーションを難しくしてしまいます。
特に大きな問題にあったときには、自分からネガティブな感情を取り除いたあとに
その状況からくる言葉の意味にはどんな思いがあるのだろうか、と
問い直してみる感覚を養うことによって
会話の誤解も減らしていけるものが出てくるでしょう!
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