「グループ名を決めよう」となって3秒で決めたという背景もあり、
「今はその時何を考えて言ったか分からないんだけど、きっとTHE BLUE HEARTSも好きだったし、きっとハーツとハーブをかけたんだろうし、THAを入れればHIP HOPっぽくね、くらいのノリだったよ。本当にそんなもん」。
そして、ブレイクのきっかけとなったことについても語った。
「『DJ KRUSHがお前らの(曲)かけてるよ』っていうのが一番ヤバイタイミングでそのニュースが入ってきた。本当に蜘蛛の糸だよ。(中略)そのKRUSHさんがかけてくれているってなってから、渋谷のレコ屋からFAXが届き始めた。30枚送ってくれって送ったら、一週間後には50枚送ってくれって。その一週間後にはあるだけ送ってくれって。どんどん売れてって。雑誌の力も、アイツ等は後から来たからね。メディアなんて、はっきり言って。一番早かったのはKRUSHさん。次に早かったのが、それを聞いていたリスナー、ヘッズ。現場の人たち。で、レコード屋さん。定石通り、ちゅか教科書通り。HIP HOPののし上がり方としては完璧」と語った。DJ KENSEIやDJ YASなどDJ勢はTHA BLUE HERBの格好良さに気付くのが速かったようだ。
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