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2020年12月22日

2011年に大論争になったライムスターの新曲も今や昔

“日本語ラップレジェンド”と評されるライムスターが「2011年の、やっぱり夏。ギラつく日差しでテンションあげにいったり、沈みゆく太陽に美しさを感じたり、夜に何だかワクワクしたり。3.11という現実も受け止めながら、どう夏を迎えて、楽しむべきを楽しむか」という思いをこめてリリースしたAlbum『フラッシュバック、夏。』が、シーンに大論争を巻き起こしている。




きっかけは、DJ OASISの“つぶやき”だった。

「俺は、正直ライムスターの音がPOPになって行ってしまってる事がもろ悲しい。

それによって、このRTの様な意見も出てしまう。HIPHOPコミュニティーから拡大し、一般の人達に認識される事も大事、新しい層をつかむのも大事。

でも、どの部分が1番大事かって言えば、その前までの(たとえば売れてない時代とか)自分達をささえてくれた人達、その人達を満足させたり裏切らない様にするのが本当は、大事だと俺は、思う。

ライムスターは、馬鹿じゃない、俺が今書いた様な事は、全部わかってるはずと思う。

だからなお悲しい。

もっともささえになってくれた頃の大事な層を無視してしまった1番悪い例は、童子だろう。昔からHIPHOP聴いてた人には、俺の言ってる事がわかる人少なくないはずだ。 RT @taaaakaaaahiiii RHYMESTERの新曲に動揺を隠せない。Hip-hopレジェンドがこんなんなってしまうとは。KGDRはこんなんならないでくれ。硬派なままでいてくれ。そして公開処刑part2作ってくれwwwとりあえず次曲に期待したい!」



ツイッター上での世論の後押しを受けたK DUB SHINEは

「リップスライムスター」と揶揄し、さらに



「「決して譲れないぜこの美学(B-Boyism)、 何者(一般層)にも媚びず己を磨く!」  あれ?」



と暗に批判。



これに対しDJ JINは

「なんかTL上のプロモーションが盛んなので、刺します。

いいオサーンが、いまさら魂売った音楽を狙って作るわけねーだろ(笑)。

各々のやりたいことをやりたいままに、ひとつの銀盤に落とし込んでいる。ちゃんと聴け。メッセージも洒落の塩梅も、そこにある。人生を彩りたいんだよ。」



この反論にDJ OASISも理解を示し、ミュージシャン同士の戦いは幕を閉じたようだが、この大論争がただのゴシップで終わらず、リテラシーを高めるきっかけになればいいのだが・・・。





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posted by hiphopjournal at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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