きっかけは、DJ OASISの“つぶやき”だった。
「俺は、正直ライムスターの音がPOPになって行ってしまってる事がもろ悲しい。
それによって、このRTの様な意見も出てしまう。HIPHOPコミュニティーから拡大し、一般の人達に認識される事も大事、新しい層をつかむのも大事。
でも、どの部分が1番大事かって言えば、その前までの(たとえば売れてない時代とか)自分達をささえてくれた人達、その人達を満足させたり裏切らない様にするのが本当は、大事だと俺は、思う。
ライムスターは、馬鹿じゃない、俺が今書いた様な事は、全部わかってるはずと思う。
だからなお悲しい。
もっともささえになってくれた頃の大事な層を無視してしまった1番悪い例は、童子だろう。昔からHIPHOP聴いてた人には、俺の言ってる事がわかる人少なくないはずだ。 RT @taaaakaaaahiiii RHYMESTERの新曲に動揺を隠せない。Hip-hopレジェンドがこんなんなってしまうとは。KGDRはこんなんならないでくれ。硬派なままでいてくれ。そして公開処刑part2作ってくれwwwとりあえず次曲に期待したい!」
ツイッター上での世論の後押しを受けたK DUB SHINEは
「リップスライムスター」と揶揄し、さらに
「「決して譲れないぜこの美学(B-Boyism)、 何者(一般層)にも媚びず己を磨く!」 あれ?」
と暗に批判。
これに対しDJ JINは
「なんかTL上のプロモーションが盛んなので、刺します。
いいオサーンが、いまさら魂売った音楽を狙って作るわけねーだろ(笑)。
各々のやりたいことをやりたいままに、ひとつの銀盤に落とし込んでいる。ちゃんと聴け。メッセージも洒落の塩梅も、そこにある。人生を彩りたいんだよ。」
この反論にDJ OASISも理解を示し、ミュージシャン同士の戦いは幕を閉じたようだが、この大論争がただのゴシップで終わらず、リテラシーを高めるきっかけになればいいのだが・・・。
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